【できればアイスくらい自分で買っていただきたい】
折口という人が、一文字隼人が通るのを待っています。巡回コースとかあって読まれているのでしょうか。折口さんは、ショッカーのことも一文字隼人が仮面ライダーであることも知っていました。
折口さんがなぜそんなことを知ってるかとかそういうことよりも、好きな女の子に告れないでウロウロしている男子のようなガマギラーがとってもキュートで気になります。
折口さんと話をする一文字隼人の前を娘のルミコちゃんが横切ります。パッと見ただ単に見切った一般人のようでもありますが。
怪人ガマギラーは、囚人というか仮面ライダーの中の人でもある大野剣友会の岡田勝さんで催眠ガスの実験をします。催眠ガスというより後のイノカブトンが使った発狂ガスのようでもあります。
折口犯罪研究所に侵入しようとするガマギラー。よく見たらこいつブーツはいてません。裸足です。
ショッカー戦闘員が門を開けようとすると、電流が流れます。前もって連絡のない人は入れないそうです。
用心深いのはいいですが、これだとただ単に通りがかった人やら子供やらが触れても黒焦げということです。そうなると犯罪研究どころかあなたが犯罪者ですがそれでもいいですか折口さん。
やはり警戒が厳重だと感心して裏に回ろうとするガマギラー。ならば門を飛び越えてみようとかいう気は微塵も起こらないようです。カエルなのに。
庭でお手伝いさんとバドミントンをしているルミコちゃん。とってもセクスィーなお手伝いさんです。
五郎がクラブをカエルをいじっているとマリユリひろみがやってきます。ひろみさん唐突に再登場です。製作順と放送順が違うために起きた現象ですが、一文字隼人の衣装を見ると、アマゾニアの時のものなので相当前に作った作品のようです。
五郎は、カエルにビビった3人組からまんまとアイスをガメルことに成功します。こうなることを計算ずくの行動だったとしたら、伊上勝脚本並みの策士です。
ショッカーの首領を見たというアンデスの探検隊の生き残り・キリコさんをガマギラーが襲います。逃げるキリコさん、階段を一段下りる度に胸がブルンブルン揺れるので何回も巻戻して見てしまいます。
仮面ライダーとガマギラーの戦い。ガマギラー、「仮面ライダー、また会おうぜ」と言って去って行きます。クラゲダールが言うよりははるかに自然です。
滝和也、お約束の戦闘員化け。もうそろそろ自前のショッカー服用意した方が良いような気がします。
ジョギング走りでアジトに戻るガマギラー御一行。なんだかよくわからないゴンドラがドンブラコドンブラコと沈んでいきます。
そんな用意周到なアジトにあっさり侵入する仮面ライダー。これもお約束、天井破りのジャンプでアジトを脱出です。子連れですけど。
あと、アジトはこれで多分水没です。
助かったルミコちゃんが折口さんの元へ戻ってきます。ルミコちゃんもそうですが、セクシーお手伝いさんが無事で何よりです。
折口さんは、記憶を呼び起こしてモニターできる機械にキリコさんをかけます。主観の記憶なのに客観視でモニターできる恐るべき機械です。ショッカーは、折口さんの資料なんかよりもこの機械を狙うべきだと思います。
ショッカーの首領の正体が見えかかると、キリコを煽ってなんとか思い出させようとする一文字隼人。人体に負荷がかかる装置であることはわかっているでしょうから、まさに正義のヒーロー悪魔の所行です。
また研究所に侵入するガマギラー。室内には入れたものの、今度は火やら銃やらの大仕掛けに苦戦です。ショッカーの怪人のくせに、民間人に手こずりすぎですガマギラー。
ようやく折口さんのところまで来たガマギラーは、催眠ガスで折口さんを気絶させ資料を焼きます。それだけで満足だったのでしょうか。念には念を入れて折口さんを消すべきだったような気がします。
いつの間にか変身した仮面ライダーは、核爆弾をのせた飛行機が着くというショッカー秘密飛行場に向かいます。
飛行場にセスナ機が到着します。早川健は降りてきません。
ゾル大佐と同じ服を来たショッカーの幹部。なんだかキングオブコメディの今野に似ています。
そこに現れる仮面ライダー。戦うのもいいですが、核爆弾をモノ質にして「抵抗すればここで核爆弾を爆発させるぞ!!」と脅す手もあったように思います。そこで命を捨てる覚悟くらいはあるでしょう。ショッカーなんですから。
ガマギラーと幹部はセスナで逃げようとします。「ライダー、追いつけるものなら追いついてみろ!」と勝った気のガマギラー。仮面ライダーはサイクロンの勢いを利用して大シャンプ。セスナ機の翼を叩き折って、全員まとめて地獄に送りました。
折口さんと女の人は、催眠ガスと装置の影響でショッカーの記憶が飛んだそうですが、そりよりもほったらかしの核爆弾がどうなったのか気になりながら今回は終わりです。セスナと一緒に爆発したのなら放射能ダダ漏れのような気もしますし。
>アンデスの探検隊の生き残り・キリコさん
この人、この半年ほど前は、「地震学者・雨宮ちか子」だったはず…。
で、その何年か前にはウルトラ警備隊のダン隊員をスパナで殴って、ウルトラ・アイを盗んだりもしてました。
あと、この回は、仮面ライダーのアクション用のマスクが目立ちすぎててツライですね…。
アルマジロングの回でユリと一緒にさらわれた子供がちょっと前にダミーの墓をたててたり、ドクダリアンの時の女の子が後に狼男に人形とられていったり、皆さんわりと短いローテーションですね。
ダンを殴って…そんなこともしてましたか。スパナならまだ良いですが、折りたたみイスとかで殴ってたらちょっとイヤですが。
ガマギラーの回って、島田陽子が出てきているところを見ると、放送時期よりもかなり前に撮影されていたようですね(自由人大佐さんがお詳しいかな)。
ゾル大佐編後期のアクション用ライダーマスクは、本郷ライダーのままでピンクだった眼もちゃんと赤になって、マスク自体の色も塗り替えられているので、撮影時期の早いこの回のライダーは、ちょっと違和感があったかもしれませんね。
撮影時の都合で発生するアレやコレには意図的にツッコんでいないのですが(これを過剰にやり始めるとただの挙足取りになるので)、セスナにサイクロンで回り込んだ時のカットと、その次のカットでのライダーマスクの違いは、さすがに「おろっ?」て感じはありますねw
>これを過剰にやり始めるとただの挙足取りになるので
見識ですね…ちょっと感動してしまいました。
そのあたりの区別がついてない人、意外に多いですよね。
そういう自分も自戒しなくては…。
>月見家さん
いえいえ、私もまだまだですよ。
ライダーレビューについては「批評をしない」「流れに逆らわない」という2点を基本原則にしています。
あとミニチュアの糸が見えたとか、人形投げたとか、本当に無用なあげ足取りは避けるようにしています。
もっとも、どこまでがツッコミでどこからがあげ足取りになるのか、判断が難しいですね。人それぞれということもありますし。
まあ、トゲアリ獣人の時に「手」が見えたのはさすがにツッコミましたがw
呼ばれたようなのでしゃしゃり出てまいりました(^^ゞ
>放送時期よりもかなり前に撮影されていたようですね
撮影時期は第2クールの最後、つまり「ゾル大佐編」の第1話目です。放映の2ヶ月も前にクランクアップしているはずです。
>ミニチュアの糸が見えたとか、人形投げたとか、本当に無用なあげ足取りは避けるようにしています。
麻宮さんのレビューはツッコミがスルドイのに、読後感が清々しいのはそのためなのですネ。
「人形投げた」に関しては、フクロウ男の時には感動しますヨ。お楽しみに(^o^)/
>自由人大佐さん
はい、呼びました。お越しいただきありがとうございます。
2ヶ月も前でしたか。どうりで島田陽子さんが出てるはずです。かつてテレビドラマがフィルム全盛の時代は、放送の2週間前には放送局に納品するのが原則だったという話も聞きました。もしかしたら、なにかあったときのためのストック、という意味合いもあったのでしょうか。
かと思えば、今日確認したのですが、ベアーコンガーの回は撮影・完成後にすぐさま放送したような感じですね。ショッカー基地のセットが地獄大使仕様になってます。いろいろあるんですね。
>麻宮さんのレビューはツッコミがスルドイのに、読後感が清々しいのはそのためなのですネ。
いやいや、そう思っていただけているなら嬉しいです。私自身、何回も文を読み直したり、あえて仮面ライダーを知らない人に読んでもらってチェックしたりと、過剰なあげ足取りにならないようには気をつけています。少なくとも、作品に対する愛情だけは忘れないようにしています。
フクロウ男!そうですか、一度は見たはずですが今は記憶してないので、もう少し先ですが見るのが楽しみになりました。