【できればもう少しセンスの良いサングラスを買っていただきたい】
サチコちゃんとお父さんがご飯です。ところでものごっつい炊飯器ですが、二人で全部食う気でしょうか。
すると、サチコちゃんがお父さんのメガネを踏んで壊してしまいます。どう見ても否はお父さんにあるような気がします。その後の生活は困らなったでしょうか。
お父さんは岩城力也さんが店長のメガネ店でメガネを買いますが、そのメガネから蜂女の声が聞こえます。「さあ来るのだショッカーのもとへ」と蜂女。ドクダリアンやノコギリトカゲど同じ声ですが、実に耳に残る声です。
サチコちゃんの声も聞かずどこかへ行こうとするお父さん。そこに都合良く本郷猛が昼寝をしています。いつショッカーが襲って来るか分からないというのに、緊張感というものがないのでしょうかこの男。
しかし、お父さんは本郷猛の制止も振り切り、「メガネがオレを呼んでるんだ!!」と、とってもシュールなセリフを吐いてどっかへ行ってしまいます。
ていうか本郷猛、相手は歩きなんですからもうちょっと追いかけたらどうでしょうか。
本郷猛の調べによると、ここのところ特定のメガネ店でメガネを買った人が42人も蒸発しているとのことです。
それだけ条件が揃ってたら、いい加減警察に動いてほしいものですが。
するとルリ子さんがメガネ店を調べると言いだします。ちょうどサングラスを買い替えたかったのだそうです。確かに第2話のサングラスではただの不審人物に見えるので、変えた方が無難です。
本郷猛が人間の可聴帯域を超えた音波について調べている頃、早速サングラスを買ったルリ子さんから電話です。ものごっついサングラスをつけてます。
ルリ子さん、もしかして意外にセンス無いですか。
しかも本人は、「カッコいいのひとつ買ってきちゃいました♪」とたいそうご機嫌です。
本郷猛は、自分が行くまで絶対にそのサングラスをかけちゃいけないとルリ子さんに言いますが、
…とっくの昔にかけてやがりますがこの女。
するとまたサングラスから蜂女が呼びます。クラクラするルリ子さんですが、私はセクシーなルリ子さんの声にクラクラします。
ふらふらと歩くルリ子さんは、この後何度も登場することになる“お化けマンション”にやってきます。このあと階段をくだりますが、講談社『仮面ライダー大全集』には、おそらくこのショットのリハーサルの時に撮ったであろう、サングラスをかけないで階段をくだるルリ子さんの写真が掲載されていました。
ルリ子さんの部屋にくる本郷猛。堂々と表札が出ていますが、女の子が一人暮らしを宣言するのは危険です。あと第4話と同じ部屋でしょうか。戦闘員一人死んでますが。
本郷猛は、メガネ店店長の車を追ってショッカーのアジトを突きとめます。
そのころアジトでは、役に立たなくなった人間を、毒ガスの実験をかねて殺そうとしていました。今日はペイント戦闘員です。
そこへ本郷猛が現れますが、ルリ子さんを人質にとられ、体を麻痺させる針を打ち込まれてしまいます。しかし本郷猛はなにやら突起物を握って意識を保ちます。
捕えられた本郷猛は鎖をちぎって、今度はメガネ店戦闘員を盾に、ガス室の人たちを救い出します。みんな余裕で生きてますが、まだ毒ガスの威力が相当に弱かったのでしょう。
本郷猛と戦闘員がアジト内でバトルですが、戦闘員、明らかに野郎なのになぜか声が女です。蜂女はまたもや仮面ライダー専用特製落とし穴に本郷猛を落としますが、本郷猛は仮面ライダーに変身。蜂女にライダーキックをくらわせ、サチコちゃんのお父さんを救出してアジトを脱出です。
そこへ、待っていたかのようにルリ子さんが現れて、本郷さんがまだ中にいると仮面ライダーに言いますが、仮面ライダーはもう中に人はいないと言います。ちなみにここだけ仮面ライダーの声にディレイがかかっています。声が同じじゃんというツッコミを避けるためでしょう。なかなか凄腕のスタッフです。
蜂女、もろにライダーキックをくらったはずですが意外にピンピンしています。今度の失敗は全部メガネ店戦闘員のせいだと言って処刑します。もっとも、本郷猛を甘く見た蜂女にも多分に責任はあるように思いますが。
戦闘員は蜂女の剣をくらって溶けます。余り効かない毒ガスより、こっちの方を量産した方が良さそうな気がします。
本郷猛は、せっかくルリ子さんが入れてくれたコーヒーを床に叩きつけるという、男の風上にもおけない行動をとりますが、毒が入れられていたようです。ルリ子さんはイヤリングでまだシッョカーに操られていました。
ルリ子さん、泣かないで。
イヤリングの波長をたどる本郷猛、バイクもサイクロンに変形しながらだんだんに変身です。
仮面ライダーは蜂女と対決。戦闘員、相変わらず声が女です。蜂女はライダーキックをくらって今度こそ最期です。
サチコちゃんのお父さんは、元気になったぞーとサチコちゃんと再会ですが、ルリ子さんも元気になって良かったです。あと、本郷猛の後ろに見える干してある布団がとっても気になりながら、今回は終わりです。