【できればせめて砂浜にしていただきたい】
冒頭、プールで練習していた選手がジェットバスのような噴射とともに消えますが、コーチ役は仮面ライダーの中の人の中村さんです。
サブタイトル、ゲルシッョカー編中盤以降から『ストロンガー』までの定番どころか、この後の多くの東映特撮ドラマが使う“青バックタイトル”です。
斉藤浩子登場!浅いところで習ったってうまくは泳げないぞと、お兄さんに岩場に連れて行かれます。普通にプールとか連れて行ったらどうですか。体力のありあまってる自分といたいけな少女を一緒にしていただかないでほしいものです。
あとお兄さん、この岩場だと正確に深さが分からずに、飛び込んだら岩で頭を打つとかいう可能性が高いので気をつけてほしいものです。
「お兄ちゃん上手いわ」というミユキちゃん。あなたの演技も負けず劣らず上手いです。しかも顔は大人っぽいのに体はまだ子供で、さらにその悩殺水着とは反則な気がします。
お兄さんはアマゾニアに連れて行かれました。
プールで遊ぶクラブのみなさん。山本リンダの水着画面は、後の仮面ライダー100回記念パーティーで上映されたというフィルムに「おへそが見えていないのが、ちょっと残念」という中江さんのナレーションとともに入っていました。
山本リンダもいいですが、ひろみさんというか島田陽子の水着映像の方が貴重のような気もします。
ミユキちゃんを見つける滝和也とFBIの女の人。そりゃあこんな岩場でかわいい女の子がひとりでいたら誰でも見つけますよ。
アマゾニアの声、八代駿さんの初登場です。あとアマゾニアはピラニアの怪人ということですが、正直この怪人よりも仮面ライダーアマゾンの方がはるかにピラニアっぽく見えます。
プールの水が海まで続いていることをつきとめた一文字隼人。それはいいのですがどうやってこの太さの排水溝から人を運んだのでしょうか。そっちの方が謎です。
クラブの皆さんと滝たちの作戦会議。第94話のフカンショットみたいです。
バイクで走る一文字隼人。なぜかこの2カットだけ思ひ出回想モードになっています。
一文字隼人の前に現れるアマゾニア。魚のくせにジャイアントロボばりに指からミサイルを出すとは生意気なヤツです。
水中で戦う仮面ライダーとアマゾニア。仮面ライダーのマスクが今にも外れそうでヒヤヒヤします。まさに“仮面”ライダー。
アマゾニア、魚のくせになんで平泳ぎですか。
ミユキちゃん「お兄ちゃん、私のお兄ちゃんをきっと助けてきてね」
一文字隼人「必ずお兄ちゃんが連れ戻してきてあげる」
なんだかややこしい会話です。
ミユキちゃんのお兄さん、男とはいえ海パン1枚に大股開きとはかなり恥ずかしい格好です。「おれをどうする気だ、出せー!」と言ってますが、ちょっとセリフを細工したら第1話の本郷猛みたいです。
ショッカーと対決するFBIの女の人(名前が…)。さすがに岩場に裸足では不利でした。
ショッカーの基地で戦う仮面ライダーたちですが、中の酸素を3分の1にされてしまいます。ただ、いくら少ない酸素を取り込んで生きる魚の怪人とはいえ、それは水中での話なので、陸上に出て普通に肺呼吸している場合、相手とリスクは変わらない気もしますが。もしかして陸上でもえら呼吸なんでしょうかこの怪人。
ていうか仮面ライダー、少々酸素がないくらいは平気だったのでは。
ビンチを脱し陸上に出た仮面ライダーはアマゾニアと対決。謎の死んだフリ作戦でアマゾニアを油断させ、ライダーキックで海中に沈めました。
ラスト、一文字隼人が物思いにふけりたいところをクラブの皆さんに邪魔され、ちょっとムッとしながら今回は終わりです。