【できればノックくらいしていただきたい】
阪神理科大学、報道陣にせがまれて人間大の毛虫というかドクガンダーの写真を探す吉岡さん。しかし写真はありません。すると、ロッカーのかげから小泉先生が現れます。
吉岡さんは「先生、何時間そこに隠れていらしたんですか生きていらしたんですか」と感激です。
吉岡さんの代わりに報道陣の相手をするという先生ですが、吉岡くんが人間大の毛虫を見たというのはデタラメで売名行為だと、とってもヒドいことを言います。珍しい昆虫を独り占めされた腹いせでしょうか。
新聞に、吉岡さんが大学を追われたとデカデカと出ているというのに、当の本人は仲良く先生に繭成長剤の威力を見せています。マスコミの騒ぎ過ぎでしょうか。
あと、なんだか繭の成長の意味がいささか違うような気がしなくもないですが、まあいいです、
一文字隼人が大阪に向かっていると、ドクガンダーの繭がゴロンゴロン転がってきます。繭なのに凄いサーチ能力です。
ただ、これだけ繭が派手に転がっていると、世間では今日の繭情報とか出てたり、繭ちゃんとか勝手に名前をつけられて親しまれたりと大ニュースになってる可能性もありますが。
繭が割れて、中からモコモコしててとっても暖かそうな怪人ドクガンダー(成虫)が出てきます。ドクガンダーは、「火を吹く毛虫怪人」から「火を出す毒蛾怪人」になったようです。バーションアップかどうかは微妙ですが、飛べるようになった分、多分バージョンアップでしょう。
滝和也、2週ぶりの登場ですが早々に車がお釈迦になります。これで2台目ですがそろそろFBIに始末書出さないでいいですか。
2ケツで一文字隼人にオートバイを運転させて「あと45キロだ」などと随分のんきな滝和也。あと45キロも他人に運転させるうえにノーヘルで逃げきるつもりですか。
研究室に突入する一文字隼人と滝和也。そこにあったのはショッカーの通信機でした。FBIの犬の質問にもちゃんと答える、とっても親切な双方向通信機です。
先生にだまされてショッカーのアジトへ連れて行かれる吉岡さん。ショッカーは吉岡さんの繭成長剤でドクガンダーの繭を成長させて、ドクガンダー2号、3号とつくるつもりらしいです。
吉岡さん宅の近辺では、妙に声が悩ましい廃品回収屋さんが出没。マリとユリでした。吉岡さん宅には女が現れて、パパが交通事故だからすぐ行きましょうと吉岡さんの娘・ミキちゃんに言いますが、ミキちゃんは五郎の女装でした。
五郎にボールを投げられ、正体を現し「子供、だましたな」と戦闘員。
それはお互い様だと思いますが。
戦闘員は、ガキひとりと女ふたり相手にあっさり敗退。ポヨヨンというとっても情けない効果音のおまけつきです。
一文字隼人は戦闘員を捕虜にしてアジトをはかせようとしますが、飛んできたドクガンダーに戦闘員は消されます。空飛ぶ怪人相手なのに窓際に戦闘員を座らせたのがミスでした。
屋上に上がり「化け物、降りてこい!」と滝和也。
望み通り降りて来ましたが何か。
仮面ライダーとドクガンダーの対決。通りかかった電車の乗客も大興奮です。
写真屋に化けたおやじさんがのんきにマリユリの写真を撮ろうとしていると、ドクガンダーがちゃっかりフレームイン。意外とお茶目なヤツです。あと見れば見るほどフカフカしていますこの怪人。
ショッカーに捕まったミキちゃんとクラブのみなさん。女性陣、こう毎度毎度縛られては、そろそろクセになってきやしないでしょうか。
そこへ現れる仮面ライダー。ショッカー戦闘員がロープ切り用のナイフをプレゼントしてくれます。とっても親切。
滝和也、せっかく潜入したのにすぐ正体バレます。なんのためにマスク被ったんだか。
吉岡さんが作ったのは繭成長剤ではなく繭を溶かす薬でした。小泉先生はドクガンダーの変身体ではなかったので、研究室の薬と明らかに色が違うことに気がつかなかったのでしょう。吉岡さん、なかなかいい根性をしています。
捕まった滝和也、仮面ライダーに助けられますが、逆側によけた方が良くなかったですか。そっち側だと、ライダーパンチ直撃という事態も想定できます。
ドクガンダーは仮面ライダーと大空中戦を演じた末、ライダーキックを受けて、そこらへんのものといっしょに派手に燃えました。まあよく燃えそうな体でしたから。
どうして一文字隼人と滝和也は飛行機で東京に帰らないのかとおやじさんに聞く吉岡さん。「金属で作った乗り物が空を飛ぶなんて信じられんらしいですな」とおやじさん。どっかでパクって使いたいオサレなセリフです。
一文字隼人と滝和也はオートバイで東京へ帰りますが、滝和也がどこでオートバイをパクったのか調達したのか気になりながら今回は終わりです。