[ハンミョウ獣人登場]
「オレのマイホームがメチャメチャなんだよ」
剣崎航路標識事務所の側で、ハンミョウ獣人と黒ジューシャが、ゼロ装置の実験をしようとしています。
「ゼェロ装置の、スイッチを、入れろ」
なんだか分かりませんが、この獣人日本語カタコトです。
事務所の住居では、ミサコちゃんがお父さんお母さんとお昼ご飯です。とっても団らんな光景ですが、BGMがBGMなので、とってもおかしな絵になっています。
そうこうしているうちに地震が起こりました。仕掛けている黒ジューシャの方まで揺れているのは機械の弱点のようです。
地震の威力は、灯台をポッキリ折るほどの威力ですが、ミサコちゃん一家はとりあえず生きてました。
ミサコちゃんは街に出て救急車を呼ぼうとします。わざわざガタガタ道を自転車で行くミサコちゃんですが、ガランダーの一味を発見します。
それに気がついたハンミョウ獣人は大ジャンプ。ジャンプ中に微妙に足を動かします。
「我々、ガランダの姿を見たものは、生かして、おけん!」
カタコトで言われてもいささか凄みがありませんが、ミサコちゃんは逃げます。しかし黒ジューシャに絶壁まで追いつめられてしまいます。後がないミサコちゃんは「お母さーん」と叫びます。
ところでお父さんは無視ですか。
ミサコちゃんは飛び降りますが、凄いサーチ能力で崖の下にいたアマゾンがキャッチです。ミサコちゃんは、お父さんとお母さんが地震で下敷きになったと助けを求めます。
それよりまず、自分の身の上に起きた奇跡的な出来事に少しは驚いてください。
ハンミョウ獣人は、ミサコちゃんを下で確認せずに引き上げます。甘いヤツです。
ハンミョウ獣人はゼロ装置の実験成功をゼロ大帝に報告します。やっぱりカタコトです。なんだか『仮面ライダー』第6、7話に出てきたハインリッヒ博士を思い出します。
ミサコちゃんの両親はいつの間にか病院です。地震の凄さを力説するお父さん。しかし地震は他の地域では起こってなかったようです。「おい、よほど強く頭打ったんじゃないのか」とおやじさん。随分失礼な人です。
ミサコちゃんは、昆虫のお化けと黒い連中、ガランダーと言ってたわといいます。あの状況でガランダーという名を覚えていたミサコちゃんのおかげでガランダーの仕業だと分かりましたが、「黒い人=黒ジューシャ」の図式がすでに出来上がっているので、黒い連中だけでガランダーだと分かったと思います。
そうこうしているうちに、今度は病院で地震です。ガランダーを発見したアマゾンはそれを追います。
アマゾンにハンミョウ獣人が挑戦です。日本語は怪しいですがなかなか強く、アマゾンも苦戦です。
そしてまたあちこちで地震が起きていました。小学校でも地震ですが、誰ですか小学生にもなってお父さん助けてとか言ってるヤツは。
あと、どっかの火山がものごっつい大爆発です。ガマ獣人に見せてやりたかったです。
マイホームで寝ていたモグラが地震で目を覚まします。やはり地下は寒いのでしょう。毛布をかけて寝ている姿がとってもキュートです。二度寝しようとしましたが地下水が出てきてまんまと邪魔されます。
地震でマサヒコとリツ子さんも逃げてきました。ところでマサヒコ、その背中の荷物は一体なんですか。あとリツ子さん、この非常時にそんな短いスカートとはとっても嬉しいけしからんです。
アマゾンがお手製クスリでハンミョウ獣人にやられた傷を治していると、おやじさん・ミサコちゃん・マサヒコ・リツ子さんがやってきました。アマゾンは「ハンミョウ獣人にやられた」と言ってますがいつ名前言いましたか。
あと、今の子供はハンミョウなんて知らないんでしょうね。私もよく知りませんが。
アマゾンは、ゼロ装置の場所をモグラに教えてもらいそこに向かいます。アマゾンライダーに変身しますが、ゼロ装置によって地中奥深くに閉じ込められてしまいます。
一見大ピンチですが、アマゾンライダーの隠された能力とナレーションの力によってあっさり復活です。やっぱりこの番組はナレーションが最強です。
アマゾンライダーは新幹線を狙うガランダーを追います。あと、リツ子さんの太ももがとっても眩しいです。できればもうちょっと上の方が見たいのですが、見えそで見えないところがまた奥ゆかしいです。
走る新幹線。手前の川で誰か釣りをしています。何か釣れましたか。
アマゾンライダー、ジャングラーでゼロ装置に突進してあっさり破壊。ハンミョウ獣人も大切断で勢いよく血を噴き出して一巻の終わりです。
事件解決。「アマゾンってイカす!」とミサコちゃんですが、あなたのその笑顔もとってもイカします。
で、このゼロ装置の技術がデルザー軍団の地震発生装置に受け継がれたんだなと思いながらこの回は終わりです。