仮面ライダーアマゾン 第5話 地底から来た変なヤツ!!

[モグラ獣人登場]

ニンゲン、キライダ!!

十面鬼ゴルゴスの目に、光を反射するようなものが入ります。中の人では、Xライダーの中の人が真ん中になっています。ヨロイ元帥の人はお休みです。あと顔を出す部分が幾分小さくなって、髪が出なくなります。右側のおでこが広い中の人にはあまり関係なさそうですが。

顔色の悪かった十面鬼の中の人ですが、血を飲んで文字通り血色を取り戻します。その十面鬼の命を受けてモグラ獣人が出撃です。

森にいたアマゾン。すると一羽の鳥が撃ち殺されます。怒りに燃えるアマゾン。鳥を撃ったのは4人殺した悪人でした。悪人はアマゾンに遭遇し銃で撃とうとしますが、逆にアマゾンに銃をねじ曲げられてしまいあっさり退散です。

すると、なぜかジューシャが悪人を連れて行こうとします。トゲアリ獣人候補でしょうか。まあどうせ悪人なので、十面鬼に血でも吸われて誰かの役に立つのも良いと思います。

ジューシャに気づいたアマゾンの前にモグラ獣人が現れます。モグラ獣人に意外に苦戦のアマゾン、モグラ獣人の穴に引きずり込まれそうになります。

そのどさくさに紛れて、さっきの悪人がお返しとばかりに、木の棒でアマゾンを痛めつけて逃げようとします。しかしそこで余計な時間をを食ったため、追っ手の警察にあえなく御用です。

アマゾンはなんとかモグラ獣人を退けると、悪人をとりおさえます。

しかし、今のアマゾンにとって最大の敵はゲドンよりむしろ警察です。

「ご協力感謝します」とはいったものの、アマゾンのいでたちを不審がる警部。アマゾンは「住所はどこですか」「そんなところでこんなカッコで何をしてるのかね」と答えられない質問を浴びせられ、挙げ句の果てに公務執行妨害で逮捕されてしまいます。

ゲドンのアジトに逃げ帰ったモグラ獣人。警官に見られてはマズいので逃げたと言うモグラ獣人に「言い訳だ」「言い逃れだ」「意気地なしめ」と言いたい放題の中の人たち。十面鬼はモグラ獣人にもう一度チャンスを与えます。

アマゾンは警察の牢屋に叩き込まれてましたが、おやじさんがやって来て釈放です。どうやらゴッド秘密警察東京分署ではなかったようです。あと傷がすっかり治ってますが、回復力もXライダー並のようです。

アマゾンは大変不機嫌ですが、それに追い打ちをかけるように記者やカメラマンが大挙して押し寄せます。怒ったアマゾンは警察署を飛び出し、「ニンゲン、キライダ!!」と叫びながら東京の繁華街を走り回ります。

岡崎徹さん、役者魂です。

CM明けて新聞の輪転機。この時代のテレビドラマではお約束です。

マサヒコはアマゾンの新聞記事を見て大喜びですが、「何よ、英雄気取りで売りだしちゃって、見損なったわ。そんな人じゃないと思ってたのに」とリツ子さんは不機嫌です。アマゾンが英雄になって何が悪いと言うマサヒコですが、リツ子さんは怒って先に行ってしまいます。

ガキに女心を分かれと言う方が無理な話です。

「いいもん、オレ、アマゾンが大好きだもん」と言うマサヒコに、「そんなにアマゾンが好きか?」と声が聞こえます。マサヒコは「姉ちゃん、今何か言った?」と聞きます。

私のリツ子さんがそんな声なわけないじゃないですか。

声の主はモグラ獣人でした。モグラ獣人が土の中から草をかき分けて現れます。初期(といっても今もまだ第5話ですが)の獣人のダークなイメージを一発で吹き飛ばす画期的な映像です。

モグラ獣人は「アマゾンはどこだ?!」と二人に聞きますが、知りません。うそではありません。

多分、こっちが知りたいくらいだと思います。

するとモグラ獣人はマサヒコをさらって地中に消えます。

リツ子さんはおやじさんに連絡を取ります。しかしおやじさんもアマゾンの行方を知りません。ところでおやじさん、後ろの変なポスターは何ですか。

おやじさんとリツ子さんはアマゾンを探します。アマゾンは海の岩場でたたずんでました。アマゾンのジャングルが恋しくなって、帰りたいそうです。ただ泳いでは帰れないので、また密航するための船を見つけなければならないのが痛いところです。

すっかりやる気のないアマゾンですが、リツ子さんの涙とおやじさんの説得に応じ、マサヒコを救うと決心をします。すると都合良くゲドンのオートバイ部隊が現れます。

アマゾンはジャングラーでオートバイ部隊を追います。ただ、アマゾン最大の敵はやはり警察です。ノーヘルで無免許でおまけに改造車では今度こそ捕まっても出してもらえないので、できるだけ人気のないところを走った方がよさそうです。

アマゾンは「アクアラング等の使用は出来ません」と書かれた木の棒に縛られたマサヒコを発見します。マサヒコは「ダメだ、アマゾン!来ちゃダメだ!!」と叫びます。ここらあたりはなかなか大人です。するとモグラ獣人が現れます。

アマゾンはアマゾンライダーに変身して戦います。戦いの最中「ギギの腕輪をよこせ!」と言うモグラ獣人。「ギギの腕輪」までは前回聞いていたアマゾン。これで敵の狙いが分かりました。

変身したアマゾンライダーにほとんど歯が立たないモグラ獣人。分身の術まで見せますが、アマゾンライダーにあっさり負けて、自分の穴に逃げ帰りました。

ちなみにオープニングクレジットでは「モグラ獣人の声 池水通洋」とありますが、もちろん実際は槐柳二さんの声です。ただ、クレジットが存在するということはその可能性があったということになるわけで、池水さんの野太い声がモグラ獣人だったらどうなっていたんだろうとちょっと想像しながら、この回は終わりです。

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