【脚本 阿井文瓶】
国籍問題や法律のことにはここではいっさい触れないが、ひとついえるとこは、この回自体は駄作であるということ。
30分ものの内容を、無理やり1時間ものに伸ばした印象以外は受けない。前述のことに関しても、取り調べ室で女が一気に喋ってしまう展開というのは、ハッキリ言って興ざめ。テーマ性を持たせるにしても、1時間ものなんだから、他に方法があるだろう。
おまけに、店の中で皿がガシャンガシャン鳴る意味不明の演出も駄作具合に拍車をかけてしまっている。結局あれは何だったの??
というわけで、長坂秀佳シリーズと、同じく長坂脚本の“350回記念シリーズ”に挟まれた格好で、大したことなさ具合がさらに際立ってしまった不運な回、でした。
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