【脚本 佐藤五月 監督 天野利彦】
冒頭、犯人とおぼしき人物が登場する
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その人物を捜査する
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本当にその人物が犯人
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捕まってから心情を犯人が吐露する
という、エンディングのテロップを見なくても分かるくらい、典型的な佐藤五月脚本作品。
途中、ビートきよしがバッグの中身を小出しに犯人に渡していくという展開は面白いし、演出が丁寧になされているので、特捜としては水準以上の佳作。
取り調べの中で、
「だがあの男は、私が一番触れてもらいたくないことを、私の歳のこと、肉体の衰えを罵ったんです」
と言う堀田に、「ここにひとり、忍び寄る老いと必死に戦った男がいる」と紅林。
そして次のカット。
オイコラそこで課長を映すなよw
さらに、「情けない男ですよ。若さは気持ちの問題ですよ、ねえおやじさん」という叶に対し、「そう言えるうちはまだ良いんだよ」とおやじさん。
いや、だからそこで課長を映すなww
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