【脚本 竹山 洋 監督 辻 理】
タイトルは「カラスと呼ばれた女!」だが、正確に言うと「自分をカラスと呼んでる女!」の方が正しいような。
で、その肝心なカラスと呼ばれた女だが、最初チョロッと出てきたっきり、中盤めっきり出て来なくなったので、終盤になるまで正直存在を全く忘れていた。
ていうか、最初の方を見た時に、「ああ、この女が娘というわけか」と思ったが、娘は別にいた。
作り手としてはひねったつもりだろう。まあ、カラスと呼ばれた女が娘というのはベタな展開ではあるが、それでも良かったのではないかと思ったりもして。
まあそうなると娘が親父を殺したことになるのだが、カラスと呼ばれた女が娘なら、多分違う話になるだろうし。
それにしても、あの宝石店、よく全部100円玉で代金支払う客を相手にしてくれたなあ。100円玉だったからか?だとしたら、『1円玉の詩』が、ますます切ない話に感じてくるなあ。
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