【脚本 藤井邦夫 監督 天野利彦】
まあ、悪くはないのだが、かといって、別に心に響く話でもない。可もなく不可もなくというところ。
特に気になったのは、娘の花火の不始末で、家が焼けて手形も燃えたという件。
その“とってつけた感”が、どうにもワタシの話への興味をそいでしまったので、娘の心情がどうとか、桜井のやりかたがどうとか、そういうのも、もはやどうでも良くなった感じ。
だいたい、娘が実の子じゃないっていう設定は、ハッキリ言って要らなかったのでは…。
父親の殺人に見せた手口のネタばらしも、予想通りですごくつまらなかったし、その他いろいろと変なところがある。
娘が金のためにどうするかとか、そういうところより、むしろ、周辺の人物の部分を、もう少し詰めておいた方が良かったのではないか。
というわけで、うまくまとめれば、30分もので十分、っていうくらいの回であった。
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