【脚本 塙 五郎 監督 辻 理】
雰囲気としては『殺人伝言板・それぞれのクリスマス』を思わせる話。時期も年末。
特命課の中ではおやじさんが中心に描かれているが、紅林の事情なども出てきたりする。
つまるところ、結局だれひとりとして幸せな年末が迎えられないという、実に救いのない話。
年末にこんな酷い話を見せる悪魔のような脚本家は、前述の事もあるし、間違いなく塙五郎だろうと思ったら、やっぱり塙五郎だった。
酷いというのは、出来が酷いというのではなく、心情的に見ている方が辛いという意味であり、話の出来は悪くない。
それどころか、『殺人伝言板』がDVDVol.5に収録されるなら、この回も収録されていい思うくらいである。
それにしても、
・本当に紅林は300万をあの奥さんにあげちゃったのか
・吉野はちゃんとツケを払ったのか
・「がんばるねぇwww」と課長が言っていたが、いったい誰が何をがんばっていたのか
それが気になってしょうしょうがない今日この頃である。
(Visited 335 times, 1 visits today)