【脚本 阿井文瓶 監督 藤井邦夫】
初期の『特捜最前線』は“東北人が東京を憎む”というのが、根底のテーマにある、というのを、どっかのサイトで読んだ覚えがある。
だとすれば、この話はその典型という事になろうか。
ただ、話としては、ハッキリ言って30分番組レベル。
小杉京子が多田に殺された事が、番組中盤完全に既定路線みたいに扱われているが、あのあたりにもうひとひねりないと、話としては1時間もの、というか『特捜』のレベルに達しないのではないか。
まあ、地方出身者の悲哀を描くというのに主眼があったのかもしれないが、だとしても、素直に入り込んでみれる話じゃないよなぁ。
あ、ちなみに私は、長崎弁と大阪弁と東京弁の使い手です。
それにしても、いったい日本にいくつあるんだ、城南大学って。
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