【脚本 竹山 洋 監督 野田幸男】
まあ、たいしたことなかったね。
とにかく、ホンの仕込みが甘すぎる。
・銀行強盗に水川涼子がの人質にとられたのが芝居だった件(つまり4人がグルであること)
・ジャズ喫茶のボーイが犯人である件
・リクエストカードが殺しのメッセージである件
これらが、すべて映像で出てきた時点で読めた。しかもこれが話の肝であるので、ここまで読めてしまったら、その後の展開に興味なし。
いくらなんでも、いち視聴者にここまで読まれたらアカンやろ。ボーイと涼子のつながりも、ありがちでつまらないし。
まあ、涼子が強盗の完全な主謀者とまでは思わなかったが、この期に及んで明かされても、大した驚きではなかったなぁ。
ただ、それ以外の、どうでもいいところは面白かったので列記。
涼子の乗る電車を選んで乗っていたという紅林。
定のいいストーカーです。
涼子に喫茶店で「おいくつですか?」と聞かれ、「32です」と答える紅林。
砂糖だよ。
彼女が殺しと関係ないとこを主張しようと、彼女からネクタイをもらったことをおやじさんに話すと、「君ー、鏡よく見てご覧よ、自分の顔を、そんなに二枚目だと思ってないだろ?」と、至極まっとうなことをおやじさんに言われる紅林。
課長、ビミョーに爆笑。
実は内心、水川涼子のことを仲間に言いふらしたかったという紅林。
中学生かお前は。
とまあ、こんなところで。
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