【脚本 佐藤五月　監督 辻 理】

「あなたの奥さんになる人も、同じ人間であるということを忘れないで」

ひとりの人間として独立して生きようとした女性と、その夢を奪った身勝手な人間が描かれている。これはもう２０年以上前の作品だが、果たして女性を取り巻く日本の環境は、このころと何か変わっているのだろうか。もしかして何も変わってないのではないか。

この回に限らず、例えば『ナーンチャッテおじさんがいた』の回でも書いたように、ホントにこの国って、進歩してない。