【脚本 竹山 洋 監督 宮越 澄】
導入部はこそ良かったが、正直はじめは駄作のニオイがプンプンするなーと思ったけど、なかなか面白い話。
うだつの上がらないオッサン風だった戸浦六宏が、突然目を覚ましてから面白くなった。
それでこそ経営塾の塾長。
前回は橘と対戦したが今回は船村と対決。暴走気味のおやじさんに半ばついていけないような他の刑事たちというのは特捜ではしばしば見るパターン。
塾長のキレものぶりが発揮されるのは引っ越しの荷物をあさるおやじさんと紅林を、カメラで激写するところ。そこまで読んでいたとはなかなかの強者だ。
だだし、第4パートの「宅配便」というのはハッキリ言って必要なかったのでは。あそこはやはり、特命課総出でハイテンションな音楽でマンションに乗り込んで、そこでブツを見つけてジャジャーン!の方がはるかに良かったのではないか。
せっかく第3パートのラストから第4パートまでの流れが良かったのに、あれでいったんそのいい流れが切れてしまった。そこが残念。
ところで、死んだ女の目撃情報の件は全く解決してないが…娘が化けてたのか?
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