【脚本・監督 藤井邦夫】
桜井が前に「いい奴ってのは全く歯がゆくてな」と言ったことがあるが、その典型なような男と桜井との物語。
埋蔵金の夢に魅せられた水原が、自分のせいで自殺した高島という夫婦の娘をひきとったが、彼女が家出してそれを水原が探すというストーリー。
が、実は高島が自殺したのは別の理由だったというのは意外な展開ででいいのだが、それが本筋に全く関係ない理由なのが残念。もしそうなっていればもっと面白い話になっていたと思うが。
この回、『特捜』では珍しい、脚本と監督が同じ人。後の戦隊シリーズなどでおなじみとなる藤井邦夫氏の手によるもの。自分が書いた脚本ならもう少し入れ込んでてもおかしくはないのだが、けっこう普通に撮ってました。
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