【脚本 大原清秀 監督 佐藤 肇】
タイトルからして、正直あまり期待はしてなかったのだが、どうしてどうして地味ではあるがなかなかの秀作である。
後半になって初めて登場する人物がいるが、たいていそういう場合、ものすごく無理があったり強引だったりするパターンが多いのだが、今回はそういう印象もなく、ストーリーの運び方も良かった。
傘を借りた少女が、それを貸してくれた車椅子の青年と心通わすシーンで終わってもよかったが、実際のラストシーンは中盤で出てきた女の子に、紅林が傘をあげるというもの。おじいちゃんが傘を届けるにいたるくだりを話すシーンといい、良かった。
ふと気づいたが、『シェパードだけが知っていた!』や『射殺魔・1000万の笑顔を砕け!』など、市街地で大掛かりなロケーションをする回って、決まって佐藤監督なような気がするのは
気のせいですか?
それにしてもカンコちゃん強い!
あと気になったのが、街中(映画館)に貼ってあった仮面ライダースーパー1(爆)
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