【脚本 長坂秀佳 監督 青木弘司】
「今日からあの人がおまえの命を預かるそうだ。…どうする?」
津上殉職編を経て、待望の叶登場編である。
叶は生い立ちにコンプレックスを持つ秀才刑事という設定であった。当然のことながら、登場編ではそれが色濃く反映されたストーリーとなっている。
ただの暴力刑事かと思わせておいて、その裏の思いと動物に見せる優しさを描くなど、様々なエピソードをたたみかけるように織り交ぜる手法は、長坂氏が度々『特捜』で見せるものである。
ハイテンションな作品ではないが、これから展開されるであろう、叶の活躍を十分予想させるものであった。
この後、叶は508話の最終回まで登場する。
【この回はこのDVDに収録されています】
特捜最前線 BEST SELECTION BOX Vol.4
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