特捜最前線 第123話 豪華フェリージャック・恐怖の20時間!

【脚本 長坂秀佳 監督 野田幸男】

ワタクシが本格的に『特捜最前線』を見始めたのは、実は2000年。このころ、ファミリー劇場が3年目のエピソードを「本放送」していて、そのときに初めて見ていたのだが、その中で、決定的に『特捜』にハマるきっかけとなった話が本作である。

今改めて見ると、この話に桜井が絡んでいないのが非常に悔やまれるが、それでも、特命課刑事がそれぞれの持ち場で、それぞれのキャラを発揮して事件解決に動いているところや緊迫感と意外性のあるストーリー、そしてフェリージャックという、スケールの大きいシチュエーションと、見所満載の作品である。しかもこれが単独犯だからなお驚きである。

これだけのドラマが、当時はお茶の間で普通に見られたわけだから、このころの人は幸せであると思う。

ついでの話ではあるが、この後さらに決定的に『特捜』に心を奪われたのは#29「プルトニウム爆弾が消えた街」#30「核爆発80秒前のロザリオ」を見たときなのであった。

この回は、幸せすぎる自分が恐くて海に住むトドのように旅に出るデンジグリーン・緑川達也の内田直哉が登場!

フェリーに乗るなり、いきなり特製鍵で車の中をあさる紅林。そりゃどっから見ても不審者だろうよ。

あと紅林、

どうでもいいけど汗かきすぎ。

椅子で仲間を殴ろうとするおっさん1号。やること極端すぎ。さらにおっさん1号をポットで殴るおっさん2号。

だからやること極端すぎ。ていうか課長におやじさん、

二人もいるんなら止めたらんかい。

犯人に指定場所でおっさん1号のふりしてメガホンでいつもの調子で叫ぶ課長。「約束通り二人ともここに来ている!!」て、

思いっきりニセモンやん。

ていうか、絶対船には聞こえてないと思いますが。

…にしても、なぜこの話が、未だにDVDにならないのダラウ??

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