【脚本 本田英郎 監督 松尾昭典】
事件発生後、法廷での東条検事と大塚弁護士の対決を軸に、特命捜査課室内で謎を解明するという、異例な展開。
緊迫感に満ちた前編に比べ、後編はやや説明が多くなってしまったきらいはあるが、前編では全く捜査線上に上がらなかった、森村の娘が犯人というストーリーは、意外性があり、見ごたえのある前後編となっている。
ところで、前編の最後は、小野田の弟が電車に飛び込むのか??というところで終わったのだが、何事
もなかったように後編が始まった。あれは一体どうなっていたのだ???
ここからネタ。
吉野に写真を撮られて「フィルム返してください!肖像権の侵害です」という大塚弁護士(『Gメン’75』で響圭子役の藤田美保子が演じる。後にも同じ役で登場)に対し、無造作にカメラの中からフィルムを引っ張り出すという、奇怪な行動に出る神代。
それに現場が写ってたんとちゃうんかい。ていうか吉野、カメラ小僧か、おまえは。
ネタその2
特命課での会話。
神代「使った農薬はパラチオンか」
橘「ほんのちょっと飲んだだけでもイチコロだって言ってました」
船村「じゃあマラソンはどうなるんだ?」
津上「あ、僕が見つけた農薬ですけど」
橘「うん、それでも人は殺せるが、パラチオンなんかと違って、うんと飲まんと死なんらしいぞ」
…なんか変じゃないか?この会話…。
ネタその3
大塚弁護士!その机の向かい方…。
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