ウルトラマン

ウルトラマン 第10話 謎の恐竜基地

【工具くらい常に自分で持ち歩くべきでは】…

モンスター博士と異名を取る中村博士が、なにやら動物たちにエサを与えています。

ゴッド怪人サラマンドラではありません。

このモンスター博士、よく見ると明らかにそれほど歳をとっていない人が老け作りしたような顔です。それと、回りの絵がなんとも落ちつきません。

モンスター博士は湖にボートで漕ぎ出し、ジラースにもエサを与えに行きます。呼びかけに答えてブクブクと出てくるジラースですが、うっかりするとボートの真下に出てきたりとかしそうで、モンスター博士も命がけです。

その湖では、ジラースの食べ残しを狙って、魚が増えているとのこと。その噂を聞きつけ、その魚を狙いにくる釣り客も急増しているようです。

釣り客の中に一平くんがいました。休暇でしょうか。

魚が増えすぎたことで、何か湖に異常が起こったのではないかということになり、科学特捜隊が調査に乗り出します。

そういうことを調べるのなら、もっとちゃんとした専門機関があると思うのですが、この国では面倒なことが起こったら何でも何でも科学特捜隊に頼るようです。あ、別に科学特捜隊がちゃんとしていないという意味ではありませんが。

ビートルで運ばれた特殊潜航艇S21号に乗るアラシ隊員。どうでもいいですが、その酸素ボンベみたいなマスクは何でしょうか。潜航艇の中くらい、普通に呼吸できるようにしてもらいたいものです。

湖に潜ったS21号から、水中カメラの映像が科特隊本部に送られてきます。科特隊のモニター、どう見てもそこらへんのテレビですが、多分最新鋭のメカなのでしょう。

異常なしということで基地に戻ろうとしたハヤタですが、そのままムラマツ隊長から休暇を与えられ、大喜びの面々。

とか言いながら、二人っきりになった基地でフジ隊員といいことをしようというのが、ムラマツ隊長の本当の目的だったりしないでしょうか。

休暇をもらったハヤタ・イデ・アラシの3人は思い思いに過ごします。ハヤタは何か書いていたり、アラシはたらふく食っていたりします。イデはシャワー浴びてますが、イデ隊員の入浴シーンなんか見せられたところで嬉しくもなんともありません。

そのころ、少年グラフという雑誌の久保記者と林カメラマンが、モンスター博士のところへ取材に向かっていました。

ところで、その極めて恥ずかしいオープンカーは何ですか。大の大人がよくこんなものに乗って公道を走ってきましたね。途中で警察に声かけられませんでしたか。

久保記者と林カメラマンは、モンスター博士の話を聞きますが、その途中でタバコに火をつける林カメラマン。それを見たモンスター博士は、林カメラマンをにらみます。確かに無礼な奴です。

久保記者とモンスター博士によると、自分と一緒にネス湖に行った二階堂教授という人は、そこで行方不明になったそうです。

色々話した挙げ句、林カメラマンのライターを破壊して「帰ってもらおう」と、ふたりを追い返すモンスター博士。タバコを吸われたことが、よっぽど腹に据えかねたのでしょう。

ホテルの従業員、何気にウルトラマンの中の人というかアマギ隊員です。ていうか、もしかして仕事忘れて普通に遊んでませんかこの人。

湖の側では、イデ隊員と久保記者が水面を見ていました。するとボコボコと泡立つ水面とボートに乗ったモンスター博士を発見。ふたりはモンスター博士を追いかけることにします。

イデ隊員は、目印に科特隊シールを木に貼っています。これなら確かに目立つというかむしろ目立ち過ぎです。

モンスター博士の研究室に潜入したイデ隊員と久保記者。懐中電灯で室内を照らしていると、モンスター博士が立っていました。照らされるまでジッと待っているとは、なかなかお茶目な博士です。

そのとき、イデ隊員の通信機にハヤテから連絡が入りますが、イデ隊員は出ることができません。通信機はモンスター博士に踏みつぶされてしまいます。

イデと連絡が取れないハヤタとアラシ。何かあったと直感したようですが、ただ単にふたりで何かいいことをしてるんじゃないかとも思ったかもしれません。

だとしたら、イデの奴、あんなおばさんのどこがいいんだとか思っていたに違いありません。

モンスター博士が、ふたりに顔をお見せしろと言うと、律儀に湖からジラースが出てきます。もっとも画面が暗くて顔だかなんだかよく分かりゃしませんが。

翌朝、ムラマツ隊長とフジ隊員までもやってきて、行方不明のイデと久保記者の捜索です。もしかしてホテルの別の部屋にしけこんでいるだけかもとか一瞬でも思わなかったのでしょうか。

研究室では、イデが通信機を直そうとしています。機械的なトラブルならともかく、物理的に壊れてしまっては直すもクソもないような気がしますが、その辺は大丈夫だったのでしょうか。

湖では、一平くんとその仲間が何やら水に撒いています。すると魚が死んで浮かんできます。この人たち、その魚を食べるつもりなのでしょうか。投げ込んだのが何かは知りませんが、それはそれで危険な気がします。

すると、湖からジラース出現。一平くんたちは、その場面もなくボートから湖に投げ出されます。

すると走ってくるモンスター博士。その正体は、ネス湖で行方不明になったはずの二階堂教授でした。この人、変装した上に老け作りをしていたようです。念を入れるにもほどがあります。

しかし二階堂教授は、自ら作り上げたジラースに踏まれます。このあたり、帰ってきたウルトラマンの『許されざるいのち』にも通じるシーンです。

ムラマツ隊長たちは、イデ隊員と久保記者を救出に向かいますが、ハヤタ隊員はこっそりひとり離れて、ウルトラマンに変身するチャンスをうかがいます。端から見るとけっこう怪しいです。

ジラースが研究室に迫ったところで、ハヤタはウルトラマンに変身。ジラースの前に立ちふさがります。

ウルトラマンは、顔の前でヒラヒラと手を振ります。もしかして口臭でもまき散らしていたのでしょうかジラース。

ジラースは、自ら石を空中に放り投げ、放射火炎でその石を粉砕してみせます。「どうだ、おまえにこんなことができるか」と言わんばかり。恐竜のくせに生意気な奴です。

すると、ウルトラマンもスペシウム光線で同じことをやってみせます。

それはいいのですが、たたでさえ3分くらいしか戦えないのに、恐竜の挑発に乗ってこんなところで無駄にエネルギーを使って大丈夫なのでしょうかこの人。

今度は「オラオラどんとこんかい!」と、いつものように胸を叩いてみせるウルトラマン。やっぱり近所の元気じいさんです。

しかもウルトラマン「シュワッハッハッハッ」と笑いました。その顔で普通に笑われたら、正直かなり不気味です。

そんな油断したウルトラマンに、ジラースは放射火炎で攻撃。しかしウルトラマンは、いきなりジラースの襟巻きをもぎ取ります。なかなか乱暴です。

そういや、ガボラのヒレもいきなりむしり取ってました。そういう性分なのでしょうか。

こうなると、完全にウルトラマンvsゴジラという、夢の対決の構図です。

ウルトラマンは、もぎとった襟巻きを闘牛士のマントのようヒラヒラさせ、ジラースを翻弄します。なかなか卑怯な戦い方です。

戦いは続き、ウルトラマンは気合いの一撃をジラースに叩き込みます。口から血を流し倒れるジラース。こういうシチュエーションで意味なく血を吐くのは人間も怪獣も同じのようです。

心ならずも倒してしまったジラースに、ウルトラマンは襟巻きをかけてやります。好感度アップのチャンスでしたが、すぐに襟巻きがへたってしまったので、逆に好感度ダウンです。

ラスト、重々しい雰囲気と音楽ですが、久保記者と林カメラマンは、またあの恥ずかしい車で帰るんだなあと思いながら今回は終わりです。
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ウルトラマン 第9話 電光石火作戦

【もはやベータカプセルに紐でもつけるべきでは】

台風13号が伊豆半島に上陸して北上中。中心気圧は913ミリバールだそうです。かなりの大型台風ですが、ミリバールとはまた懐かしい表現です。

小屋か何かが吹っ飛ばされる中、少年団は大丈夫だとか言いながら「おーまきばーはーみーどーり」と歌を歌いだします。この非常時によくそんな能天気な歌が唄えるものです。ていうか、キャンプに向かう前に台風の接近くらい読めなかったのでしょうか。

台風の被害状況を調べろと言われたイデが「嵐だよ、嵐、嵐」と言うと、居眠りしていたアラシが飛び起きます。なかなか悲しい習性です。

事件の時に必ず現れるホシノくんがいないと科特隊が陰口をたたいていると、ホシノくん登場。ホシノくんの話によれば、台風の中心が通過したので、住民は復旧に立ち上がったそうです。その人たち、吹き返しという言葉を知らないのでしようか。

台風一過、少年団も動き出します。ところで私、昔は本気で台風一家だと思ってました。

子供が「高原少年団キャンプ場」と書いた立て札を直してますが、小屋や橋が流されたのに、こんな棒っ切れが流されずに残っているとは奇跡です。

食料も流されてしまい、ガキ共は腹ペコです。少年団の年長らしい二人が、町まで食料を取りに行くようです。ていうか、こういう場合オッサンが行った方が良いのではないでしょうか。

そのころ、復旧工事をしていた人が上司に怒られて、二度も直したのに地下で異常な振動が起こって壊れたと、見苦しい言い訳をしていると、その言い訳を裏付けるように、都合良く怪獣ガボラが現れます。

ガボラ、この時点ではヒレが閉じてるので、巨大クチバシ怪獣みたいです。

あと、全員ガボラの名前を知っているようですが、ここいらではちょっとばかり有名な怪獣なのでしょうか。

ガボラはウランを食いに来るということで、ウラン貯蔵庫のある町からガボラを遠ざける作戦に出る科特隊。今日はブレザーの下からオレンジ色を来てました。

ずうずうしく先に車に乗って「早く早く」とホシノくん。

ガキに指図される覚えはありませんが。

ガボラは、戦車隊の炎攻撃であっさり後退。意外と弱腰です。しかしその引き返した先に少年団キャンプがあるため、30キロ離れた山の中かにウランをぶら下げたヘリコプターでガボラを誘い込むことにします。

発案者のハヤタがヘリを動かすと、後ろにフジ隊員とホシノくんが忍び込んでいました。帰ったら懲罰ものだぞというハヤタ。

懲罰も何もガキは部外者ですけど。

ていうか、この暑い中、布の下でよくじっとしていられましたねこの人たち。まあ、フジ隊員が一緒なら、私だったら(略)。

後ろから「右右、いや左だよ」というホシノくんに「少しうるさいぞ外野席」と、ちょっとキレるハヤタ。まったくその通りです。

ヘリコプターとガボラを発見する少年団。やっぱりガボラを知っています。ここいらでは有名な怪獣なのでしょう。

すると、ガボラのクチバシがパカッと開いて、本当の顔が出てきました。茶色のボディに赤いヒレが映えます。

少年団を発見したハヤタは、三ツ矢航空の会社名もまぶしく、一度着陸します。ヘリを操縦しているのはさすがに吹き替えのようですが、降りてくるフジ隊員は、走り方とおしりの形から判断するに、本物のようです。

離陸したハヤタは、ウランカプセルを切り離そうとしますが、うまくいきません。そうこうしているうちにガボラに一発かまされ、ヘリは大爆発です。

なぜか外に投げ出されているハヤタ。またもやベータカプセルを落としてますが大事には至らず、ハヤタはウルトラマンに変身です。

ウルトラマンはガボラと格闘、ヒレをちぎります。急所だったのか、ほどなくしてガボラは絶命です。

イデ隊員がウルトラマンが空に飛んでいくのを発見したすぐあとに、ホシノくんがハヤタを発見。もしホシノくんがその方向を見るのがあと1秒早ければ、ウルトラマンからハヤタに戻る瞬間を目撃していたかもしれません。

食料を少年団のキャンプに運ぶ科特隊。「あのー、おじさん何ともないの?」と聞く少年たちに「ああ、何ともないさ」というハヤタですが、内心ではきっと「おじさんじゃない、お兄さんだ」と、ちょっとキレていただろうと思いながら今回は終わりです。

ウルトラマン 第8話 怪獣無法地帯

【まずフジ隊員を助けるべきでは】…

OP、主題歌がまたタイプBに戻ってます。

OPラストのテロップで

レッドキング
マグラー
チャンドラー  登場
ピグモン
スフラン

と出て、なかなか燃えます。

多々良島の定点観測所に4人の人間が出向きましたが、1週間と3日経っても何の連絡もありません。そこで、科学特捜隊に観測所員救出の指令が回ってきました。

それはいいのですが、こういう場合、普通

警察 → 自衛隊 → 科学特捜隊

のような順番で回ってくると思うのですが。

多々良島へ向かう科特隊一同。イデがスパイダーを磨いてますが、外より中の整備をした方がいいのではないでしょうか。

多々良島では、いきなりレッドキングとチャンドラーが大ケンカです。今までのテレビ特撮では、1回につき怪獣1体というのが常だっただけに、のっけから2体が大暴れする展開に、当時の視聴者はさぞ燃えたことでしょう。

このケンカは、レッドキングがチャンドラーの腕というか翼をもぎ取って、レッドキングの勝利。チャンドラーは「いてーよいてーよこのやろー」と言わんばかりに、すごすごと帰っていきます。そのチャンドラーに、レッドキングは追い打ちとばかりに岩を投げつけます。

そこに地中からマグラが姿を見せますが、レッドキングに気づいたのか、「お、やべぇやべぇ」と言わんばかりに引っ込んでいきます。

レッドキングを攻撃しようというアラシに「下手に手を出して暴れだしたらどうする」とムラマツ隊長。

すんませんもうすでに派手に暴れてますが。

科特隊は観測所に入りますが、すでに荒れ放題で誰もいません。そこで、ムラマツ・ハヤタ組とアラシ・イデ・フジ組とに別れて、観測所員を探すことにします。

フジ隊員が「まあ、キレイなお花」なんてのんきなことを言っていると、吸血植物スフランが襲ってきます。スフランはイデ隊員も襲います。

イデ隊員を襲った方のスフランはハズレくじでしょうか。

スフランに苦戦する科特隊。こういうとき、文字通りサバイバルナイフでも持っていればいいのですが、残念ながら、銃火器の類いは装備してても、刃物は持っていないようです。

アラシはスパイダーでスフランを焼き切って、3人は辛くも脱出です。

一方、ムラマツ・ハヤタ組のところにはマグラが現れます。「まるで怪獣動物園ですね」というハヤタに「そんなのんきなことを言ってる場合じゃないぞ」とムラマツ隊長。

全くその通りです。

ムラマツ隊長とハヤタは、ナパーム手榴弾でマグラを攻撃することにします。やっぱり銃火器は抜かり無く常に携帯しているようです。

そのころ他の3人組。フジ隊員が「松井さーん」と大声で呼ぶので、それに釣られてアラシとイデも名前を呼びますが、すぐにフジ隊員が「ちょっと静かに!」と遮ります。先に言いだしたのはアンタでしょうが。

マグラに対し、ナパーム手榴弾を投げようとするハヤタ。ムラマツ隊長は、20メートルまで引きつけろと言います。しかし、ハヤタは崖から足を踏み外しそうになります。「ハヤタ、崖に注意しろよ!」とムラマツ隊長。そういうことはもう少し早く言ってもらいたいものです。

ハヤタは、どう見ても助からなさそうな勢いで、崖を飛ぶように転がります。ついでにベータカプセルもポロッと落ちました。何気によく落とす変身アイテムです。

結局、遠くにいたムラマツ隊長がナパーム手榴弾を投げると、マグラに命中、マグラは一巻の終わりです。

別に引きつける必要なかったのでは。

3人組の方では、フジ隊員がへばっています。まあ当然です。そして休憩しようと言ったフジ隊員が、ピグモンを見つけます。

ピグモンは自分たちを所員たちのところへ案内しようとしているのではと推理するアラシ。アラシの推理とスパイダーは当たるので有名なのだそうです。スパイダーはともかく、推理のことは一度も聞いたことはありませんが。

ところで、ハンカチに「松井」と書いてありますが、小学生ならともかく、いい大人がこんなにデカデカ名前を書くでしょうか。

ぶっ倒れているハヤタに「今行くぞ」とムラマツ隊長。ところが、足下の岩が崩れ、瓦礫がハヤタ目がけて転がっていきます。瓦礫が当たるのを見ないようにするムラマツ隊長。

隊長のくせに何やってますか。

イデは目印として風船爆弾をピグモンに打ちつけます。きっとピグモンは「あ、くそっ、せっかく案内してやってるのになんてことしやがるんだ、いてーなー」と思っているに違いありません。

ピグモンの後を追うと、松井さんを発見します。どうやら観測所は松井さんたちがついた直後に怪獣に襲われ、他の3人は戻らず、ピグモンが食料を運んでくれていたのだそうです。

そうこうしているうちに、レッドキングが現れます。ピクモンはレッドキングをひきつけるためか、飛び出していきます。

スーパーガンでレッドキングを攻撃するイデとアラシですが、効きません。レッドキング「あーかゆいかゆい」といわんばかりです。

ピグモンはレッドキングの岩石攻撃で倒れ、静かに目を閉じます。そのピグモンから外れた風船目がけて、イデとアラシがスーパーガン発射。爆弾がレッドキングの持っていた岩を砕き、岩はレッドキングの足を直撃。悶絶するレッドキング。きっとタンスの角で足の小指を打ったような痛さなのでしょう。

ハヤタはウルトラマンに変身すべく、ベータカプセルを探しますが、いつのまにか岩の向こう側に移動してます。必死に手を伸ばすハヤタ。どう見ても岩を飛び越えてこちら側にくれば簡単にとれるように思いますが、おそらく画面のこちら側は岩壁だということなのでしょう。

ベータカプセルを手にしたハヤタはウルトラマンに変身。ウルトラマンは、レッドキングの後方からキックをかますという、なかなか卑怯な戦法で登場です。

「オラオラどんとこんかい」とウルトラマン。やっぱり近所の元気じいさんです。

ウルトラマンは、レッドキングの持ち上げた岩をスペシウム光線で粉砕。それを足に落とし、またもやタンスの角で足の小指を打ったような痛さにもんどりうつレッドキングに、ウルトラマンは気合いとともに背負い投げをかまします。レッドキングはデデーンと地響きを上げて敗れました。

所員3人の墓を前に「自然はこの夕焼けのように、いつも美しいとは限らない」とムラマツ隊長ですが、できればピグモンの墓も作ってもらいたかったと思いながら、今回は終わりです。

ところでチャンドラーはどうしましたか。

ウルトラマン 第7話 バラージの青い石

【車内でタバコを吸うときは断りを入れるべきでは】

OP、主題歌がタイプAになってます。

中近東にな謎の隕石が落下してから、その近辺で不思議な事件が起きているとのこと。パリ本部やトルコ・インド支部が調査隊を送っても、こぞって行方不明になったそうてす。

そこで、お鉢が日本支部に回ってきました。最後の頼みの綱になるほど、日本支部って有能なのでしょうか。

それとも、ウルトラマンは日本支部の活動するところにしか現れないいので、もしかしたらウルトラマン頼みかもしれません。

地図を見る科特隊の面々。フジ隊員の髪がベロっと垂れました。

フジ隊員は留守番を命じられたのに、パリ本部の人が行くと言ったら、お喜びで握手するムラマツ隊長。これではフジ隊員の立場が無いように思います。

ハヤタ・イデ・アラシの3人は、ブレザーからオレンジ色に着替えました。別室に移動したようですが、野郎だし、どうせ下から着込んでいるので、そこらへんで着替えても良かったように思います。

フジ隊員をのぞく科特隊は、ビートルで魔の領域に接近します。すると、磁気光線のようなものが現れ、ビートルが吸い寄せられます。光線の上空を飛んで強行突破したビートルですが、エンジンをやられたようで不時着します。

ついでに通信機も故障しているようで一方通行になってます。ケガをしたイデは、アラシに傷口をほじられて「あ痛い痛い痛い」と言ってます。

男の子だ、がんばろう。

隊員たちは、歩いてバラージの街を目指すことにした模様。イデも行くと言いますが、「イデは歩くのは無理だ」とムラマツ隊長。

すんませんケガしたのは頭なんですが。

イデが通信機を修理していると、何かが聞こえます。「脳みそが吠えてやがやあ」とイデ。

脳みそではありませんアントラーです。

ていうか、イデ隊員の脳みそは、そんなにしょっちゅう吠えているのでしょうか。

どうやら事件の原因は隕石ではなく、このアントラーだったようです。上空を飛ぶ飛行機を、磁力光線で落として食っていたのでしょう。で、たまたま美味そうな飛行機があったので自分から出て来たと考えられます。

ただ、そんなに飛行機が食いたければ、アリゾナの砂漠あたりで巣をつくってた方がいいようにも思いますが。

アントラーの蟻地獄にアラシがはまったため、ハヤタが助けます。

「コンドラー!!」

アントラーの磁力光線の前に、スパイダーも吸い寄せられます。もしヘルメットが鉄製だったら、全員お陀仏になるところでした。

科特隊の面々は、幻の街・バラージを見つけます。街に入る面々。そこにいる人々は年老いた人ばかりです。

科特隊を見て何やらヒソヒソ話をしているバラージの人。きっと、「この人たち、なんて恥ずかしい格好をしているのかしら」と思っているに違いありません。

すると、シャータムという、若干熟女の入った女王様が出てきます。女王様が日本語を喋るのを聞いて驚く科特隊。「どうして日本語を?」と聞くムラマツ隊長。

日本のドラマで日本語を使うのは当然のことです。

どうやら女王様は、人の頭の中を読み取って、その言語を使うようです。

ということは、この野郎どもが自分を見て、「一回この女とS●Xしてー」と思っていることも、当然お見通しということでしょうか。

ていうか、パリ本部の人間がひとりいるので、日本語じゃなくてフランス語を喋っても良かったのでしょうが、日本人が多いので空気を読んで日本語を使ったのでしょう。

あと、女王様はこの街から出たことが無いそうですが、日々のアレはどうやって解消しているのでしょう。若い人を漁りに遠出したりしないのでしょうか。

ちなみに、遠い昔は皆女王様のような能力を持っていたそうです。もしそうだとしたら、全員が全員、人の心を読みまくりで大変生活しにくい世界のように思います。

どうやらアントラーは大昔からいるようですが、この街はノアの神によって守られているようです。女王様は、神殿のようなところに科特隊を連れて行きます。

そこには、頭以外を芸術的に省略されたウトルラマンの像がありました。左手には青い石を持っています。どうやら、2000年前にもウルトラマンらしき宇宙人が、地球に来ていた可能性が出てきました。

そうこうしているうちに、アントラーが現れます。アントラーはバラージの街を壊しはじめますが、今まで襲われなかったのに急にアントラーが暴れだしたのは謎です。もしかしてスパイダーでも腹に当たったのでしょうか。

科特隊はスーパーガンで攻撃しますが、無力なうえにアントラーに吸い寄せられます。

すると、バラージの平和はアタシが守ると言わんばかりに、元気ばあさんがアントラーに向かっていきますが、あえなく撃沈です。

そして、元気ばあさんの次は巨大元気じいさんが現れました。

ウルトラマンを見て「ノアの神」という女王様。ですがもしかしたら、「てめえもう少し早く来やがれ」と思っていたかもしれません。

ウルトラマンは、カキカキカキカキうるさいアントラーと対決ですが、ウルトラマンは、磁力光線に吸い寄せられます。ウルトラマンの体、鉛かなにかでできていたのでしょうか。

しかも、スペシウム光線もアントラーには通じません。いつものように石坂浩二さんのナレーションが入りますが、イメージ的に日本より中近東の方が太陽エネルギーは多そうな気もしますがあまり関係ないのでしょうか。

すると、女王様は神殿から青い石を持ってきます。そしてそれを渡されたムラマツ隊長は、アントラー目がけて青い石を投げます。石が激突したアントラーは、大爆発のもとに倒れます。

勝利に喜ぶ人々。ウルトラマンは相変わらずモッコリを見せつけて飛び去って行きます。

任務を終えてバラージを去る科特隊。ハヤタはおそらく、自分の中のM78星雲の宇宙人に、「君は2000年前にも地球に来たのか」と訪ねていたのかもしれませんが、M78星雲の宇宙人は、相変わらず「ハッハッハッハッ…」と笑ってごまかしていたんだろうと想像しながら今回は終わりです。

ウルトラマン 第4話 大爆発5秒前

【コーヒーくらい飲みたい人が自分で入れるべきでは】…

木星開発用の原子爆弾を乗せたロケットが事故で墜落、6個の原爆のうち、1個は日本海溝の深海で爆発、4個は回収、残る1個は未回収とのことです。

たとえ宇宙とはいえ、他の星で放射能をまき散らすつもりだったとは、人類とはなんと愚かなのでしょう。

科学特捜隊が、海に潜らずに原爆を探してほしいという都合のいい要請に困っていると、フジ隊員が旅行支度で現れます。

なんとフジ隊員は入隊以来、一度も休んでいなかったのだそうです。

余裕で労働基準法違反です。

だいたい、キャップへの横柄な口の聞き方からしても、昨日今日科特隊に入った感じではありません。もう2、3年はいるのでしょう。その間休みが一度もないとはなんたることですか。

ムラマツ隊長は、私が特別休暇を与えたと、とってもエラそうに言いますが、むしろ当然と言うか、遅すぎる気がします。フジ隊員が裁判に訴える前で良かったです。裁判になったら、100パーセント科特隊が負けます。

「ひとりじゃつまらないよね」と言うイデに対し、連れがいるというフジ隊員。色めきだつイデとアラシですが、連れの正体はホシノくんでした。ちなみに、この回では「イサムくん」と呼ばれています。まだ設定に迷いがあった時期なのでしょう。

ていうか、連れがガキでは一人で行くよりつまらないようにも思いますが良いのでしょうかフジ隊員。

ハヤタは、こんなバカ共につきあってられないぜと言わんばかりに地図を見ます。そりゃそうでしょう。

夜の海、とっても良い選曲でラゴンが現れます。腕には原爆がぶら下がっています。ただ、他の怪獣よりも若干非力なのか、船一艘沈めるのにエラい苦労してます。

世田谷の国立病院には、教われた船に乗った人が収容されます。ていうか、あの状況で良く生き残ったものです。

一方のフジ隊員。ナレーションでも「休暇中のフジ隊員とイサムくん」と言ってます。ていうか、フジ隊員は確かに休暇中ですが、ガキンチョはただ勝手についていっただけだとおもいますが。

あとフジ隊員、せっかくの休暇なのに科特隊のブレザーのままです。私服に着替えるのが面倒くさかったのでしょうか。

フジ隊員とホシノくんは、勝手に審判を買って出ていたミツコちゃんのおもりをするハメになります。ミツコちゃんのお母さんに「ごゆっくりどうぞ」と言うフジ隊員ですが、

顔にイヤだと書いてあります。

ミチコちゃんは「ミチコ、お腹ペコペコなの」とか「ミチコ、スパゲティとかサンドイッチとか大好きよ」と、暗に奢りを要求します。この娘、将来どれだけの男を騙すのでしょうか。

要求通りスパゲティとサンドイッチにありつくミチコちゃん。ただ、ミートソースがなんだか凄い色してますが大丈夫でしょうか。

ミチコちゃんが、ヒマつぶしにフジ隊員のバッジのアンテナを伸ばすと、科特隊の通信が聞こえます。それを聞いて「白い航跡ってなにかしら」とフジ隊員。

すぐ近くにありました。

それにしても、休暇中にまで事件に遭遇するとは、行く先々でショッカーに出くわす立花レーシングクラブ並みにラッキー、いやアンラッキーです。

白い航跡がホテルに迫っているのを知り、ホテルの人を避難させるフジ隊員。そこへラゴンが現れます。

しかし、「あ、ミチコちゃん忘れてた」とフジ隊員。

そんな大事なことあっさり忘れないでください。

ホテルに戻ってミチコちゃんを連れて行こうとすると、ちょうどラゴンのお出ましです。さっさと逃げれば良いのに、ホシノくんは近くにあった果物ナイフをラゴンの手に突き刺し、ラゴンを怒らせます。

まったく余計なことをしてくれるガキです。

怒ったラゴンはフジ隊員たちを執拗に追いかけます。余程腹が立ったのでしょう。

アラシは、ビートルで上空からラゴンに接近しますが、原爆があるために攻撃できません。

「ハヤタ、君はどんなことがあっても原爆を奪い返すんだ!いいな、頼むぞ、絶対に奪い返してくれよ!!」と、熱っぽくハヤタに言うムラマツ隊長。ただ、ウルトラマンに頼むのならともかく、人間ひとりで巨大ラゴン相手に何ができるというのでしょう。

ていうかハヤタ隊員、隊長の懇願を何気に無視してませんか。

アラシのビートルはラゴンの吹いた火に襲われ、アラシはパラシュートで脱出します。科特隊は音楽でラゴンの気を沈める作戦に出ますが、全く効果がありません。

放射能のために音楽好きの本能も消えてしまったと解釈するムラマツ隊長ですが、ただ単に好みの音楽と違ったということは考えられないでしょうか。試しに落語でも流してみたらどうでしょう。

ラゴンは降りてくるパラシュートを狙いますが、それに気づいたホシノくんは、ワーイワーイと騒いでラゴンの気をそらします。一見勇敢な行動にも思えますが、そもそもこうなった原因を作ったのはアナタなので、この場の責任を取るのは当然と言えば当然です。

すると、フジ隊員の元へ「キュイーン」という宇宙人でも現れそうな効果音でハヤタが現れます。

科特隊基地では、「ウルトラマンさえ来てくれたらなあ、ウルトラマン、来てくれ!」とイデが言ってます。先週もそのような意味のセリフがありましたが、特にシリーズ初期であるということなのか、“呼んだら来てくれるウルトラマン”という印象を視聴者に持たせるという意図が感じられるセリフです。

すると、ホシノくんの危機にハヤタはウルトラマンに変身。“パッパパパー”という音楽のすぐ後に“パパパパーーーーパッ”と繋がる、スカイライダー後期みたいな選曲になってます。

ウルトラマンはラゴンから原爆を奪いますが、登場からわずか45秒ほどでカラータイマーが赤になり、「ウルトラマンを支える太陽エネルギーは地球上では急激に消耗する」と、おなじみのナレーションが入りますが、

いくら何でも急激過ぎです。

そうこうしているうちに、ウルトラマンの手から原爆が落ちます。原爆は木の枝にひっかかりますが、思わずアラシが手を出してすくいあげようとします。気持ちはわかるというものです。

そしてウルトラマンとラゴンの格闘中、ゴロンゴロン転がった原爆の起爆スイッチが入ります。あと20秒で爆発です。立ちつくすアラシ・フジ隊員とホシノくん。こうなってしまっては、もはや念仏を唱えることくらいしかすることはありません。

ウルトラマンはラゴンの熱線に苦しみますが、100倍返しとばかりにスペシウム光線を発射。くらったラゴンは崖から海に転落です。

ウルトラマンは、原爆を持って地球の外に向かって全速力で飛び、やがて原爆は大爆発です。

上空で閃光が走り、アラシたちが呆然としているところへ、何事も無かったかのように、あっさりハヤタが現れます。

ロボはウルトラマンは自分の体を犠牲にして、地球と我々人類を救ってくれたんだよとアラシ。

「ハヤタさん、ウルトラマンは死なないよね」と言うホシノくんに「彼は不死身だよ」とハヤタ。まあ、目の前でピンピンしてますからね。

というわけで、一発だけ爆発した原爆が与えた影響への影響を心配しながら今回は終わりです。