特捜最前線 #255-306

特捜最前線 第306話 絞殺魔の記念写真!

【脚本 塙 五郎 監督 辻 理】…

カンコ「いくつに見えます♪」
まあ、どうがんばっても二十歳には見えんな。

◆   ◆   ◆

ぶっちゃけた話、サブタイトルそのものが“完全なネタバレ”になっているので、犯人探しの楽しみは、この話には一切ナシ。

ということで、丸枠写真の男が、どういう人生をたどって、なぜ殺人を犯したのかという一点に、話の興味は絞られるのだが…。

うーん、「娘を殺したからおかしくなった」って、それだけで片づけというのはどうもねえ。ラストもあっけないし(悪い意味で)。

話の途中で、おそらく脚本は塙五郎だろうという予測はついたし、塙氏が好んで書いていると思われる刑事、船村と桜井のダブル主役っぽい話の展開になっていたが、それだけに、もう少し、心に残る何かが欲しかった。

この回、織本順吉さんが出演。長坂脚本以外で登場するのは珍しい。

おやじさん、ひさびさのアクション炸裂かと思ったが、もう少し暴れて欲しかった。

絞殺魔の手口を見て「流行らない結び方ですから、おやじさんの世代ですかね」という、紅林。

相変わらず失礼だな、キミは。

以前は、おやじさんの前で「頭ハゲっぞ!!」とか言うし…。

特捜最前線 第305話 炎の女II 哀切の雪まつり!

【脚本 佐藤五月 監督 宮越 澄】…

司会が中江真司さんとは、豪華な雪まつりだな!!

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前回のつづき。

災難に見舞われた吉野は、あっさり復活。

以後、特に吉野が活躍するわけではなく、特命課全員がそれぞれ活動するという、全員主役に近い話となる。

途中から、課長とカンコちゃんも新潟で合流。

当然、東京の特命課はカラ

ドアの鍵くらい、かけているのだろうか。

で、話としては、やっぱり2話続きにするほどの事はなかった。そもそも、男が女を騙してどうとかいう話は、ワタシ的に全く興味をそそられないので、あまり「入れない」話。

まあ、地方ロケ編ということで、無理やりロケ地の名所や名産・行事などを入れこんで話を作るのは、かなりしんどい作業だと思うので、そのへんは、話の出来からは差し引かないといけないとは思うのだが。

それにしても、雪ばっかりで撮影は大変だったろうな。おやじさんまで極寒の地にかり出されているが、心臓は大丈夫なのだろうか。

そういや、叶、いつの間に風邪治ったんだ。

あと、着物ショーにみとれているカンコを、紅林がどついているのだが、カンコが陶酔しているのを、どうやって後ろから分かったのだろうか。

そして、ふと思い出したが、

前回冒頭の、拳銃密売か何かの事件はどうなったんだ?

特捜最前線 第304話 炎の女 瓢湖からのたずね人!

【脚本 佐藤五月 監督 宮越 澄】…

エンディングのテロップの色が青!!

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はじめは、紅林編かと思ったが、ナレーションがおやじさんだったり、かと思えば、新潟出張組が叶と吉野だったりと、誰が主役なのかよく分からないまま話は進む。

そして、ラストで吉野が意味不明の大ピンチに見舞われ、「あ、もしかして吉野が主役なの?」とか「あ、これ前編だったの?」と気づいたりする話。

とりあえず、脚本が佐藤五月なのは途中で予想がついたが、「これ、わざわざ2週にするほどの話か?」というのが、正直な感想。

前編を見ただけで、ここからこれ以上、いったいどうやって話を広げて、あと45分もたせるつもりなのだろう…?

だいたい、名前交換して女遊びするというのも、あまり意味が分からんし、現実味も感じられないし。

というわけで、話の内容より、違う意味で、次回が楽しみだったりする。

それとも、後編で大どんでん返しがあるのか?

この回、『大鉄人17』にも出演、何があっても常に何かに追いつめられているような眼光を放つ、竹井みどりさんが出演。

他にも、幸田宗丸さんが出てたりと、まさに“特撮最前線”の様相。それにしても、幸田さんが、わずか1シーンの出演だけとはなんともったいない。

さらには、岩城力也さん、相馬剛三さんと、おなじみの脇役陣も顔を揃える。

この頃は『宇宙刑事シャリバン』が始まった頃で、相馬さんもバイク屋の店長としてちょくちょく出演しているのだが、下手にレギュラーを持つよりも、こうして多くの作品に出られる脇役の方が、ある意味ではお得だったのかな?

特捜最前線 第303話 20歳のイルミネーション!

【脚本 阿井文瓶 監督 藤井邦夫】…

捜査会議=昼飯なのね。

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とりあえず、脚本の構成は非常に良く出来ている。シナリオ構成を勉強するための教材にしてもいいくらい。

もっとも、それと、話が面白いかどうかというのは、別問題なのだが。

序盤、“金を持ち逃げしたようだから捜索願を出す”というあたりは、「おっ、これは面白くなるかな」と思ったが、終わってみれば期待はずれ。

殺しの真相はたいしたことないし、もうひとつの事件の方は、つまるところレ●ープだし…。なんともかんともですなぁ。

商店街が、大型スーパーの進出に反対してたと言ってたが、そのあたりをもう少し話の主軸に持ってきた方が良かったんじゃないか。

結局、賛同する人がどれだけいるのかよくわからない説教で、終わってしまった感がある。

最後の、おやじさんのところにいたほうの女の、心境の変化というのも、キチンと描かれてないので、単なるご都合主義のようにも見えるし。

それにしても、斉藤真氏は、こういう胡散臭い男の役が似合うなあ…。いや、かなりの褒め言葉なんですけどね。

特捜最前線 第302話 始発電車にあった死体!

【脚本 竹山 洋 監督 松尾昭典】…

◆   ◆   ◆

要約すると、自分の惚れた女が殺人を犯したので、その女を年寄りがかばう話。

着眼点としては決して悪くないと思うが、中途半端な印象を拭えない話。

年寄りの悲哀を徹底的に描くか、それとも、老人を、内心はただのモノとしか見ていないゴミ女の悪辣さを徹底的に描くか、どっちかに重きを置いたら、もっと違う風合いの話になったと思うが。

途中、事件の中心となった老人を“大将”と慕う、もとの会社社員が出てきたりする。

あのあたりで、老人の“良い人ぶり”を視聴者に印象づけさせ、今回起こした行動の動機づけにしようとしたのだろう。

しかしそのことが、逆に話の印象が散漫になる原因になっている気がする。

“良い人だからかばった”のではなく、若い女が自分に惚れていると、もっと徹底的に勘違いしている方が、話としては面白かったなぁ。

他にも、いろいろと構成上の不備はあるが、いちばん不備なのは、死体を年寄り二人が電車に乗せる件。

・どうやって駅の改札をごまかしたのか?

・ホームに客は他にいなかったのか?

・電車にはどのくらい客がいたのか?

・死体はどこに、どうやって乗せたのか?

・その後、自分たちはどうしたのか?
そのまま乗ったのか?素早く脱出したのか?

その辺が、全くもって省かれているが、実は、そこを解き明かしていくことこそが、この話の主眼になるべき事ではないのか?と、思うわけなのだか。

この話、クレジットでは“大地常雄”となっているが、ホットドック屋役で大地康雄さんが出演。登場シーンが、そのワンシーンだけとは、実に勿体ない。