特捜最前線 #105-155

特捜最前線 第153話 上野発“幻”駅行!

【脚本 長坂秀佳 監督 青木弘司】…

正直、前情報無しでこの回を見ていたら、最後まで長坂氏脚本とは気づかなかったであろう。そう思うくらい、それまでの同氏の脚本のイメージとは違うなあと感じた話。

この回というのは、事件や捜査というよりも、ひとりの女に惚れた滝を追っかけて見るべき話なのだろう。正直個人的には好きな話ではないが、たまには『特捜』にこんなテイストもあっていいのだろう。

しかしこの話、今作ったら「ただのストーカー」で一蹴されちゃうのかなあ。

特捜最前線 第154話 オルフェの歌った演歌!

【脚本 阿井文瓶 監督 村山新治】…

吉野の優しさが十分に表現された点は良いが、正直ラストが読めるのはマイナス。前半は良かっただけにもうひとつ意外性のパンチが欲しかった気がする。

あと、子供を見て思い出すのはいいが、子供ほったらかしかよ。

特捜最前線 第151話 喝采・地上20メートルの密室!

【脚本 茶田 才 監督 佐藤 肇】…

なんか、当時の世相が感じられて、その点は面白いのだが、話自体はどうだったんだろうか。

殺人事件とギネスブックという、組み合わせの意外性を狙ったのだろうが、ストーリー展開そのものにはさほどの意外性は無かったように思える。

ところで、どうやってビルの屋上に●●● を持っていくのかね?むしろそっちのほうがすごいと思うぞ。

特捜最前線 第150話 拳銃泥棒・雪国から来た二人!

【脚本 茶田 才(池田雄一) 監督 田中秀夫】…

序盤はいい展開で行ってたのだが(半ば話が読めた、としても)、後半なんかスローダウン。というか、第4パートでの海岸水かけは、正直無駄。どのみち同じ展開(江藤が死ぬ)になるのであれば、もっと緊迫感のある描き方ができたのではないかと思うが。

この話、タイトルにある「雪国から来た二人」よりも、吉野と橘・神代との絆の方に見所がある。

どうでもいいが、ディスコを表現するシーンで流れた音楽で(曲名不明だが)、かの傑作「新宿ナイト・イン・フィーバー!」を思い出してしまった。

特捜最前線 第149話 女たちの殺人遊戯!

【脚本 横山保朗 監督 野田幸男】…

いきなりおっぱいモロ出しですか!!

いやいやこれは失礼。なんともはやな感じだが、話自体は面白い。

なにが面白いかって、桜井と神代に特命課員翻弄されっぱなしである。「2ヶ月前から桜井に調べさせていた」という課長なのに、「男の声は判別できん」とか「アリバイ工作したのはどう説明する」とか、桜井を疑うような言動も全部芝居、あまつさえ手錠までかけておきながら車で桜井をお出迎え。

まあ二人の信頼関係というところなのだが、他の刑事にしてみれば「先に言うといてくれ」って感じかしら。なんにしろ、桜井の魅力を堪能できる作品。

最大の謎はあのゆかりって女だが。何者?

そいうえば、サブタイトル前に火が燃えてる場面で流れてた音楽。滅多に流れる音楽ではないのだが、思わず『誘拐1』で、犯人の電話を逆探知した津上が「わかりました、すぐそこの電話ボックスです!」で刑事たちが一斉に家を飛び出すシーンを思い出してしまった。

というわけで、今後ネガテレシネで超高画質でDVD化希望ww