超人機メタルダー 第13話 危機一髪!親と子が愛をもどす海猫の村

【その名の通り立ち往生とは奇跡】

スクーターに乗った舞ちゃんと、マツダファミリアに乗った剣流星が、どこぞに向かっています。

「アタシについてきてー」という舞ちゃんに「教えてくれたっていいじゃないかー」という流星。

どうでもいいですが、原付先導だと、後続車がつかえるので、極力 早めにお願いします。

あと、男女が仲良く走っていると、どこぞのアホな奴らが「ヒューヒューお姉さんたちアッチッチだね~(死語)」と冷やかしてくるかもしれませんが、誰が絡んでこようとも、瞬転したメタルダーに瞬殺されるので、なんの心配もありません。

ちなみに今回も、剣流星の声は、飯田道郎さんです。

その頃、ネロス帝国のゴーストバンクでは、軍団長が集合。

株価が下落し、金の相場が跳ね上がっているということで、日本銀行の地下にトンネルを掘って、金庫から金の延べ棒を強奪するという「ゴールド作戦」の説明を、クールギンがしています。

ネロス帝国にしては、作戦に小並感が漂いすぎです。

だいたい、桐原コンツェルンという”表の顔”があるのですから、それを最大限活用すれば、金(きん)くらい、堂々と手に入りやしませんか。

その、地下道掘りの現場では、人間の姿をした現場監督が、こう言ってます。

「世の中は失業の時代だ。それに比べりゃ、おまえたちは幸せさ。仕事はあるし、給料も高い。だから、少しくらい仕事がキツくても働け」

典型的なブラック企業の言い草です。

だいたい、高い給料と言っていますが、実際に割に合う額なのか、知れたもんじゃありません。

その現場で、田所さんが、その現場監督が誰かと話をしているのを見つけます。

その誰かは「地下道の目的を知ったものは、情け容赦なく抹殺してやる!」と言います。

その姿は、ヨロイ軍団の暴魂ヒドーマンです。

さらにヒドーマンは「文句を言う奴がいたら、頭をブチ割ってやる!」と、鉄球のような武器で、近くの岩盤を破壊します。

その武器を工事に活かしたら、もっと早く地下道が出来そうな気がします。

というか、まさに「暴魂」の名にふさわしい暴れっぷりではありますが、かなりの単細胞です。こんな奴が、なぜ暴魂にまで登りつめたのか、いまいち謎です。

とりあえず、人選は間違ってる と思います。

その様子を見た田所さんは、作業現場を脱走。それを知り「なに?!脱走したと?!」と、ご立腹のクールギンに、平身低頭のヒドーマン。

さっきまでの勢いはどこに行ったのでしょうか。

というか、あなたが無駄なデモンストレーションしすぎです。

なんにしろ、同じヨロイ軍団の暴魂でも、チューボとはレベルが違いすぎるように思います。

声は同じですが。

すると美人秘書がやってきて、脱走者の氏名は「たどころたみお」ということを報告します。

おそらく「たどころ」は「田所」で間違いないと思いますが「たみお」は「民夫」あたりでしょうか。いかにもな名前です。

すると、その脱走者を討伐すべく、前回に引き続き、ヨロイ軍団 軽闘士 下忍、通称”影”が、天井から登場します。

前回同様、打ち合わせ通りです。

脱走した田所さん、持ち物がバッグひとつですが、おそらく、強制労働者用に、ネロス帝国が用意した単身寮でもあったのでしょう。

だいたい、他の人たちも、普段は普通に通退勤してるはずですから、脱走だと分かったということは、寮の田所さんの部屋をガサ入れしたら、私物がないことから、脱走だと判断したものと思われます。

そして「遠いなぁ…故郷の、海猫の村は」という、田所さん。
視聴者のことを思った、とっても親切なセリフです。

田所さんの村への通り道になる、たまたまその場所で、剣流星と舞ちゃんが、雑誌に載せる忍者の写真の撮影をしています。

剣流星は、忍者の動きをしてもらうために、わざわざ駆りだされたようです。

そんなもん、わざわざ本当にやらなくても、トリック写真でなんとでもなりゃしませんか。

まぁ、流星の方が、前回の下忍との戦いを踏まえて、やる気満々なので良いでしょう。

ところで、なんで覆面から鼻出してますか。

それとも、こういう被り方が正しいのでしょうか。よく分かりません。

すると、そこへやってきた田所さん。いい塩梅に、マツダファミリアとスクーターが停めてあります。

少しでも故郷へ急ぎたい田所さんは、マツダファミリアの方をパクります。

盗むんなら、原付のほうが良いと思いますが。

まず、原付のほうが小回りがききます。

次に、メタルダーの乗るマツダファミリアのフリしたメタルチャージャーは、

・無登録
・偽造ナンバー
・違法改造

と、お巡りさんに出くわしたら、言い訳のしようがない事案が満載で、おまけに盗んでますから、これらの罪が、すべて田所さんにかかってきます。

あまつさえ、思わぬボタン操作で、走る、いや、空飛ぶ兵器と化しますから、本人の命も危険です。

悪いことは言わないので、原付で手を打ってください。

というか、こんな危険な車を、ロックもせずに、キーつけたままですか、剣流星。
ネロス帝国対策としても、せめて、本人が降りたら、全機能が自動的にロックされる機能でもつけてほしいものです。

マツダファミリアが盗まれたことを知った剣流星は、サイドファントムを呼んで、メタルチャージャーを追います。改造車には、改造車です。

剣流星、いつの間にかメタルダーになってますが、車泥棒への怒りで瞬転したのでしょう。

田所さんは、マツダファミリアで、よく分からない山道へ入っていきます。そして、そこを出たら、もう海です。

いったい、どこにあるのでしょうか、海猫の村。

しかし、マツダファミリアの行く先は、なぜか行き止まり。追いついたメタルダーは、車泥棒を問い詰めます。

メタルダーを見た田所さんは「おまえも、ネロスの一味だろう?!」と言います。

まぁ、パッと見はそう見えます。

しかし、「違う、僕はネロスの一味じゃない!超人機メタルダーだ!」という、メタルダー。

ただ、この状況で、いきなり「超人機」と言われても、それはそれで理解に困りますし、脱走者にとっては、似たりよったりです。

その頃、海猫の村に向かうヒドーマン一味を、たまたま通りかかったベンKが発見します。前回割られたマスクは、どこで調達したのでしょうか。

海猫の村では、田所さんの奥さんと息子が、ご飯を食べていました。息子は、後の山地学こと、橋本巧さんです。

そこへ、ヒドーマンがやってきます。ヒドーマンは、ちゃぶ台のご飯を叩き割りながら「この村に残っているのはおまえたちだけか?!答えろ!!」と、答えさせる間もなく、今度はガラスとかを叩き割ります。

明らかに単細胞です。

ヒドーマンが田所さんの妻と子を人質にとった頃、田所さんは、メタルダーと舞ちゃんに、地下道のことを話しています。田所さんによると「バケモノのような男」がいたそうです。

それを聞いて「ネロスの軍団員だ」という、メタルダー。えらい偏見ですが、モンスター軍団と思ったでしょうか。実際は、あまりいないタイプの顔のヨロイ軍団ですが。

田所さんの代わりに、家の様子を見に行くメタルダー。

”現場の様子から、メタルダーは異変を感じた!!”という、ナレーション。

誰が見ても分かります。

いやもう、異変なんてレベルではありませんが。

すると、今度はヒドーマンの方から出てきてくれました。

「おまえを倒して、その首を帝王に捧げれば、俺は最高の位、凱聖になれる!」という、ヒドーマン。

ただ、ヨロイ軍団的に、こんな単細胞がクールギンと同格になるような事態は、なんとしても避けたいに違いありませんが。

そのヒドーマンに「僕を倒せるか?」という、メタルダー。

すると「倒せるとも」という、ヒドーマン。「俺には、人質という願ってもない武器がある」

みると、田所さんの奥さんと息子が木に吊るされて、その下には、剣山のように短刀が牙を向いています。

人質を取られた上に、ヒドーマン+下忍6人を相手では、さすがのメタルダーも分が悪く、ヒドーマンの鉄球の一撃を喰らい、海に転落です。

しかし、そこをベンKが、万能数珠(仮称)で、メタルダーを助けます。

それを知らないヒドーマン。「メタルダーは片付けた!あとは脱走者の帰りを待って、始末するだけよ!」と言いますが、死体というか、残骸を確認するのは、悪の組織の基本中の基本。それを怠るようでは、この軍団員も、先が見えています。

ベンKとの再開を果たしたメタルダー。ベンKは、自分の犯した罪を償うため、全国を巡礼して回っていたそうです。

その格好でですか。

ともかく、ベンKは、メタルダーに力を貸してくれるようです。

さっきの場所に戻ってくる剣流星ですが、田所さんはいません。舞ちゃんによると、田所さんは、心配して家に行ったそうです。

原付は貸してあげましたか、舞ちゃん。

田所さんが家につくと、ヒドーマンさんのお出迎え。そして「女房と子どもに会わせてやる」と、田所さんを、奥さんたちを捕らえたところに連れていきます。

二人を助けてほしいと懇願する田所さんに、ヒドーマンは「その代わり、木に登れ」と、妙な要求。言われる通りに木に登る田所さん。すると、ヒドーマンはさらに「そこから飛べ」と言います。

このセリフの言い方が、最高です。

「女房と子供を助けたければ、飛ぶのだ!」という、ヒドーマン。

「本当に助けてくれるんだな?」という、田所さん。

「ウソは言わん」という、ヒドーマン。

ウソつけ。

意を決して、短剣の中に飛び降りようとする、田所さん。そこへ流星が現れます。

「生きていたのか?!」というヒドーマンですが、そういうことは、せめて死体の確認に行ってから言っていただきたいものです。

ヒドーマンが、親子を始末しようとすると、そこへベンKが現れます。

「ベンK!貴様もネロス帝国の脱走者だ!生かしてはおかん!」というヒドーマン。確かに、ここで、脱走者の口封じ、ベンKの処刑、メタルダー抹殺と、同時に3つの手柄を上げれば、凱聖の座は、約束されたも同然です。

ただ、階級こそ、ベンKが激闘士、ヒドーマンが暴魂と、やや開いてはいますが、まともに戦ったら、おそらくベンKのほうが戦闘力は上のように思えます。

剣流星はメタルダーに瞬転。

すると今度は、思いっきりメタルダー側の音楽で、ベンKの活躍開始。大木を根っこから引っこ抜いて、下忍どもを蹴散らし、親子の下にあった短剣を無力化、親子を助けます。

そして、万能数珠(仮称)を、棒のように変化させたベンKと、下忍たちの激しい戦いが始まります。

一方、別の場所では、メタルダーとヒドーマンが対決。メタルダーは、覚えたての分身の術を、ヒドーマンの前で披露します。

「本体など見破ってやる!]という、ヒドーマン。

自身が単細胞のあなたでは無理です。

案の定、逆に分身の術に翻弄されるヒドーマン。メタルダーは、ヒドーマンの剣を奪いますが、こんな奴を倒すのに、剣など不要と言わんばかりに剣より強力なパンチを、何発もヒドーマンにお見舞いします。

そして最後は、怒りのレーザーアームで、非道なヒドーマンを、文字通り、真っ二つにして葬り去りました。

さすがに、コイツを前にしては、メタルダーの自省回路も「情け無用」と判断したのでしょう。

しかし、先程の場所にメタルダーが戻ると、ベンKが下忍たちと壮絶な相打ちとなり、命果てていました。

「ベンK…君は、争いのない平和な世の中が来るのを願っていた…いつか必ず、そういう時代が来ることを、僕は信じている…」

そう言って、ベンKに手を合わせるメタルダーと、田所親子。

それは、ベンKの願いであると同時に、脚本を書かれた、高久さんの願いでもあるように思いますが、現在の世界情勢を見る限り、そういう世の中は、まだまだ程遠いなと感じながら、この回は終わりです。

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