仮面ライダー(新) 第1話 改造人間 大空を翔ぶ


どっちかといえば仮面フライヤーだと思いますが

オープニング終わり、この回だけのナレーション。

誰かが君を狙っている!
何かがやってくる!
誰だ?誰だ?誰だぁ!!
という中江さん、力入りすぎて素敵です。

■大学のハングライダー部らしい学生たちが、川岸にテントを張っています。

筑波大学でしょうか。筑波洋だけに。

筑波洋は、ハングライダーで大空に舞っていますが、他の部員は、早く降りてこいと洋に無線で伝えます。しかし筑波洋は「まだまだ!今日は滞空時間の新記録を作るからな!」と、相手にしません。

女子部員は「洋く〜ん、早く降りてこないと、みんな食べちゃうわよ〜」と言いますが、おそらくメシの話でしょう。

男子部員が女子部員を全部食(略)じゃなくて良かったです。まあ夜7時の番組ですが。

「仕方がない、降りるとするか」という筑波洋ですが、思えば、素直にもう少し早く降りてきていれば、何も起こらなかったわけですが。

そうなると、スカイライダーは誕生せず、一時はネオショッカーが猛威を振るうも、この時点で仮面ライダーが7人いるので、彼らがネオショッカーをなんとかしてくれたと思いますので。

■筑波洋は、暴走族風の集団に追われる車を発見。地上に降りて、車に乗っていた科学者風の男を助けようとします。

すると、バイク集団は「ケェーイ!」「ケェーイ!」と言いながら、アリコマンドに変わります。

それを見て、筑波洋に「君、勝ち目はない!逃げたまえ!」という科学者風の男。戦闘員といえども、あとから出てくる組織だけに、力は相当上がっているのでしょうか。

苦戦した筑波洋は、科学者風の男を連れて逃走。岩陰に隠れ、石を川に投げて、飛び込んだと見せかけます。なかなか頭がキレます。さすが大学生。

その後、襲撃地点に戻り「コイツの正体を確かめてやる」と、アリコマンドに近づく筑波洋。しかし、アリコマンドは何か口から吹いて溶けてしまいます。このあたりは、第1作のオマージュっぽい感じです。

この連中のことを知りたがる筑波洋ですが、科学者っぽい男は「何も知らない方が君の身のためだ」「絶対に人に言ってはいけない」と言い「私のことをは忘れてくれたまえ」と言い残して、車で去ってしまいました。

■そのころ、部員たちが筑波洋の帰りを待っていると、不気味な顔が浮かびます。

「お前たちの仲間が我々の邪魔をし、部下をひとり殺してしまった。お前たちが償いをするのだ」

という、木の顔。すると、部員たちは全員、土の中に引き摺りこまれてしまいます。

ということは、この時点で筑波洋と部員どの関係を、ネオショッカーが知っていたことになりますが、どうやって知ったのでしょうか。なんだかよく分かりませんが、筑波洋の個人情報ダダ漏れの感があります。

■そんなこととは知らず、キャンプ地に戻ってくる筑波洋。しかし、誰もいません。辺りをよく見ると、地面から人間の手が少し出ています。その近くを掘ると、部員の顔が出てきました。

この役者さん、顔に上から土を被せられてのスタンバイは、相当辛かったことと思います。おつかれさまでした!

結局、部員5人全員が、無残に殺されていました。ひとりひとり、手作業で掘り出す筑波洋の心境を思うと、心が痛みます。

すると、ほどなくして部員たちの遺体は消えてなくなります。このあたりも、第1作っぽいです。

その様子を物陰からうかがう、黒ずくめの女性がいることに気がついた筑波洋。聞けば、さっきの科学者風の男の知り合いで、様子を見に来たとのことです。

ということは、やはりテントの一団が、筑波洋の関係者だと知っていたことになります。

やっぱり筑波洋、個人情報ダダ漏れっぽいです。

あと、科学者風の男から筑波洋のことを聞いて移動してきたとして、どう考えても移動速度が早すぎます。

忍者でしょうか。

■筑波洋は、先ほどの女性に案内してもらって、古いお堂のようなところに来ます。そこには、さっきの科学者風の男が、スーツを着て待っていました。志度博士です。

その様子を、今度は、さっき木に浮かんだ不気味な顔の人が見ています。

目が四つあるようです。

あと、額の赤い三角マークも、ネオショッカーの怪人の特徴です。

■筑波洋は、志度博士からネオショッカーのことを聞きます。その間、なにやらお茶の準備でもしている、さっきの女性 みどりさん。

すると、みどりさんの上方に、怪人の顔が出てきて、みどりさんが悲鳴を上げます。

駆けつける筑波洋と志度博士。「そこに恐い顔が!」というみどりさんですが、怖がるみどりさんの顔の方が怖いです。

外に出ていく筑波洋。すると、怪しいケツを発見したのでマジ蹴りする筑波洋。

ケツの主は、ルポライターの飛田今太という人だそうです。

正直、覚えなくていいです。

■筑波洋がいなくなった隙に、博士を連れ戻そうとするネオショッカー。どこからか「お迎えに参上した」と、声がします。それを聞いて「どこだ?どこにいる?!」という志度博士。すると「お前の腕の中だ」という声。

すると、志度博士のそばにいたはずのみどりさんが、ガメレオジンに変わります。

カメレオンにしてはたいした芸当です。

ちなみにガメレオジン、口が大きく開いている点は異なりますが、デザイン的には、やはり第1作の死神カメレオン(カメレオン男)のイメージを踏襲した感じです。なによりも、声が沢りつおさんですし。

■筑波洋はオートバイで志度博士とガメレオジンの乗った車を追いかけますが、ガメレオジンの伸び伸び伸びる舌の一撃をくらい、どこかに激突。瀕死の重症を負います。

死は時間の問題だというガメレオジンに、この若者を改造させてくれという志度博士。「俺の一存では決められん」とガメレオジンが困っていると、ネオショッカー大幹部・ゼネラルモンスターが現われます。どうやら、志度博士の頼みを聞いてくれるそうです。

ていうか、この人、唐突に現れましたが、瞬間移動でもできるのでしょうか。

ちなみに、ゼネラルモンスター役は、東映特撮ではおなじみの、堀田真三さんです。

■筑波洋は、ネオショッカーの手術台に乗せられます。ショッカー時代と比べると、かなりのハイテク感があります。

手術開始後、ベラベラとしゃべるゼネラルモンスター。
「我々がなぜ、其の成年、筑波洋に改造手術の許可を与えたか。
我々は筑波洋に興味を持った。
我々のコンピュータは、筑波洋を有能だと答えを出したのだ。
つまり、ネオショッカーにとって、必要な人間である」

すんません、気が散るんで少し黙っててもらえますか。

■手術台で目を覚ました筑波洋は、外へ出ますが、ものごっつい強風です。これで、セリフが同時録音だったら大変ですが、もともとオールアフレコ形式なので大丈夫です。

その筑波洋に「今では、お前も俺の仲間になった身だ!」というガメレオジン。それを聞いて「俺がお前の仲間だって?冗談言うな!」という筑波洋。

まあ、半分は合ってますが、半分は間違ってる感じです。

さらに、
ガメレオジン「今のお前の姿は、本当のお前ではない!」
筑波洋「本当の姿はどうなんだ?!」
ガメレオジン「俺とご同様の、改造人間だ!」

これも、半分は合ってますが、半分は間違ってます。

やがて、筑波洋に襲いかかるアリコマンドたち。その中で、偶然に変身のスイッチを入れるような動きをした筑波洋を見て「それだ!!」という志度博士。

そこで「それだ!」と言われても、何のことやら、普通の人は分からないと思いますが。

ともかく、何かに変身した筑波洋は、水面に映った自分の姿を見ます。

このシーン、実は岩の上でスカイライダーがしゃがんで、というか、平たく言うとウ●コ座りで自分の姿を水面に映すというもので、おそらく引きの映像も撮っているはずなのですが、本編では使われていません。

予想するに、ウン●座りのスカイライダーが、あまりにもカッコ悪かったために、寄りのショットだけになったのではないかと。

■筑波洋を探すガメレオジンの前に「私はここだ!」と現れる、緑色の改造人間。選曲とあいまって、メチャクチャかっこいいです。

そして「それがお前の本当の姿か?!」というガメレオジンに、自信を持って「そうだ!」というスカイライダー。

案外、自分でも気に入っているのかもしれません。

■そのころ、おなじみ納谷悟朗さん声のネオショッカー大首領は、スカイライダーの処分をゼネラルモンスターに命令。

現場では、こんな会話が交わされていました。

ガメレオジン「話し合いは終わりだ!これからは…」
仮面ライダー「これからは?」
ガメレオジン「殺し合いだ!!」

誰が上手いこと言えと。

すると「貴様を始末せよとの命令だ」と、伸び伸び伸びる舌をスカイライダーに巻きつけるガメレオジン。それはいいのですが、始末の命令を、どのタイミングで受け取ったのかは謎です。

そして「そんな姿でどう生きていく?死んだ方が身のためだ」というガメレオジンに対し「その心配は無用だ!」というスカイライダー。

なぜなら、貴様はここで死ぬからな!

ガメレオジンとスカイライダーの対決。
ガメレオジンは、不利と思ったのか、木に擬態して消えます。しかし、スカイライダーに見破られます。

この流れも、第1作の第7話を踏襲した感じです。

それにしても、ロケ地はものごっつい霧ですが、それが逆に、スカイライダー初戦闘を、いいムードで演出しています。

ガメレオジンは、スカイライダーのスカイキックを受け、爆発せずに溶けます。このあたりも、第1作の初期を彷彿とさせます。

もっとも、合成に手間と時間と費用がかかるので、現場で火薬使ったほうが、手っ取り早くて経費も浮くような気がしなくもありませんが。

■ガメレオジンに勝ったスカイライダーですが、ここからは生きて帰れんというガメレオジンの言葉通り、地面が火を吹きます。ここは、ネオショッカーの処刑場なのだそうです。

しかしスカイライダーは、空を飛んで危機を脱します。当の本人が一番驚いていますが。

筑波洋が死んだと思い「私は、何のためにあの青年を生き返らせたのか?!」と嘆く志度博士。
そこに「悪と戦えとの願いからではありませんか?」と言って、姿を見せるスカイライダー。

その姿を見て「無事だったのか!」という志度博士。それに対し「死ぬのは、一度でたくさんです」というスカイライダー。

いや、だから誰が上手いこと言えと。

こんな姿をにしてすまないと、筑波洋に詫びる志度博士。しかし、スカイライダー・筑波洋の思いは違いました。

「博士、元気を出してください。
私は少しも、博士を恨んだり、憎んだりしません。
逆に、今は感謝する気持ちです。
ネオショッカーの悪を知った今、それと戦う力を与えてくれたことに、感謝します。
私は悪を憎みます!
ネオショッカーと戦います!
博士、元気を出して、ネオショッカーと戦いましょう!」

泣けます。

さらに「前の私にはなかった力が、今はあります。それも、素晴らしい力が!」というスカイライダーですが、志度博士は「素晴らしい力?」と、意味がよく分かってない模様。

すると「いいですか博士、私は大空を飛べるのです!」と言うか早いか、スカイライダーは「セイリーング、ジャーンプ!!」と叫び、ベルトのスイッチを入れて、大空へ飛び上がります。

それを見て驚く志度博士。ていうか、

改造した本人が知らんかったんスか??

その勇姿に「君こそ…君こそ仮面ライダーだ!」という志度博士。

仮面フライヤーです。

まあ、何かにに乗ってるか乗ってないかということではなくて、悪と戦う自由の戦士に与える称号という意味での「仮面ライダー」ということでしょう。

というわけで、スカイライダーとネオショッカーとの戦いが始まりましたが、なぜかネオショッカー処刑場に来ていた飛田今太の消息は、誰も気にしていないんだろうなと思いながら、今回は終わりです。

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