忍者キャプター 第14話 火忍キャプターは二度死ぬ


もっとも、二度目は三郎兵衛おじに殺されかけたけどな。

◆   ◆   ◆

■火忍大ピンチで終わった前回。

火忍は、まるで人形のように崖から転落、なぜか大爆発を起こします。

その火忍が落ちたあたりを念のため調べにきたという人魔。

念のためではなく、悪の組織として絶対に死体の確認は必要です。

しかし、火忍の姿はありません。「キャツめ!術を使ってピンチを逃れたか?」という人魔。

やはり、風魔の間では「奴」を「キャツ」というのが流行っているようです。

■そこへ、下忍を片付けたのか、キャプター連中が現れたので、隠れる人魔。

三郎兵衛さんは「血のニオイがする」などといいます。さすが、鼻が犬並みなだけはあります。しかし、大介のことだから、きっも風魔を追っているのであろうと、希望的観測。

すると「それはそれとして、月輪の鏡を奪われたこと、恩師にご報告しないと」という左近。心配しているのかしていないのかよく分からない言い方ですが、この際仕方ありません。

あと、それこそこれはどうでもいいのですが、団は汗かきすぎです。

結局、報告の役目は左近と団と昇です。まあ左近は言い出しっぺ、団は運転業務があるので仕方ないとして、ただでさえ影の薄い昇は、またしても目立つチャンスを失いましました。

そして、やっぱり残ったのは、スケジュールが押さえやすそうな三郎兵衛さん、マリア、敬太でした。

■その会話を聞いていた人魔。「キャツは上流の方に逃げたに違いない」と言います。やはりキャツには、こだわりがあるようです。

しかし、そこに風魔がいたことを察知していた三郎兵衛さん。大介を探す人魔を追います。さすが、自分で自分のことをハンサムボーイというだけのことはあります。

■人魔は、瀕死の大介を見つけてトドメを刺そうとします。そこへ現れる三郎兵衛さん。「大介氏は、この三郎兵衛が預かる!」と言いますが、人魔に大事なハットを取られた三郎兵衛さんは、怒って雷忍に変身。電気縄で、人魔の鎖熊手に対抗しますが、大介氏がいる分、自由に戦えません。

すると雷忍「せめて大介氏だけでも」といって、大介を川にブチ落とします

さっき自分で「預かる」といったのは、何だったのでしょうか。

あまつさえ、自分で落としておいて「無事でいてくれよ!」などとほざいています。

自分で相手を窮地に立たせておいて、都合よく無事をネガウというのは「仮面ライダーX」の第9話で、我が子を千尋の谷に突き落としておきながら「無事でいておくれ」とのたまった、どこかの村のお母さんのようです。

■川に落とされた大介は、土左衛門のようにプカプカと水面に浮かび、川で洗濯をしていた娘さんのところに、ドンブラコドンブラコと流れつきます。「キャー!!」と悲鳴を上げる娘さん。そりゃ、誰だって驚きます。

■風魔のアジトでは、日輪の鏡と月輪の鏡を揃えた風魔烈風が、謎の言葉を唱えて、宝の地図を出現させようとします。

ア-サ-ヒ-サ-スゥ-
ユウヒカガヤク マボロシノォ〜
イワノシタニゾ
コガネイチマン シロガネジュウマン

と、なぜか若干カタコトになりながら唱えますが、何も起きません。

どうやら、月輪の鏡は偽物で、本物は別のところに隠されてあるとのこと。怒った烈風は「本物を探してこい!」と、月輪の鏡を割ってしまいます。

おそらく、月輪の鏡は、なんの障害もなく奪うことができたはずですから、その時点で怪しむべきだったでしょう。

しかし、だからといって鏡を壊すというのは、短絡的な行動です。鏡が原因なのてはなく、自分のやり方が間違っているのではないかと、露とも思わないのでしょうか。

例えば、ナメック星のドラゴンボールは、ボルンガに願いを言う時、ナメック語で願いを言わないといけなかったわけですし。

まあ、この人たちに、そういう深い考察を望む方が無駄なのかもしれませんが。

■大介は、どこぞの山小屋にかくまわれていました。洗濯をしていた娘さんと、ジイさんがいます。ジイさんは風魔を知っていました。そこへ、忍者の気配がします。人魔です。

ジイさんは、家の外の人魔に対し「誰じゃな?盗っ人ネコのように人様の家を覗き見するのは?」と言います。このジイさんも忍のようです。

が、こういうことをすると、忍の心得がある者だとバレるので、気づかぬふりして相手に帰ってもらうというのも、高等手段のように思いますが。

いることがバレたので、仕方なく家に入って「ケガをした若い男を探している」という人魔。

大介のことだと思いますが、大介が若いかどうかは若干ビミョーですが。

■人魔が去っていったのを察知して、大介が床下から出てきます。忍のジイさんは、月輪の鏡のことを話しますが、屋根の上で、人魔が聞いています。

ジイさんによると、かつて財宝をめぐって、欲に取り憑かれた人間たちの血が流れる事態になったので、月輪の鏡は別の場所に隠してあるのだそうです。

それを渡してほしいという大介。しかし、ジイさんは首を縦には振りません。

大介は、日輪の鏡をすでに風魔に奪われていることをジイさんに伝えます。実は、日輪のカガミを守っていたのは、ジイさんの息子で、その娘がユキさん。つまり、先週出てきたカスミさんとユキさんは姉妹だったのです。

妹は無事だが、父は風魔に殺されたことを知ったユキさんと、動揺するジイさん。大介はその動揺につけこんでなんとか、月輪の鏡を渡してくれるよう、ジイさんにお願いしますが、いくら天堂無人の下にいる者とはいえ、初対面の男に、代々守り継いできたものを渡せというのが無理というもの。

しかし大介は孫娘のユキさんをダシにしてユキさんの将来を思ってジイさんを説得。どうやら、鏡を渡してくれるようです。

■天堂家に戻った組が、カスミさんをキャプターマシンに乗せて、再び戦場にやってきます。それはいいのですが、水忍と金忍は、決まりなのか何なのか分かりませんが、相変わらず立っています。

十分空きはあるので、いい加減座ってはどうでしょうか。

■大介たちが、本物の月輪の鏡を取りに行くと知った人魔は「狼煙」という、この状況で考えうる、もっとも原始的で、もっとも敵にバレやすい伝達手段を用います。

「赤影」の魔風忍者でさえ、連絡に無線を使っていたのですから、もう少しハイテクな伝達手段を考えた方がいいように思います。

■どこかへ向って急ぐユキさん。するとそこへ人魔が現れますが、そうなることは先刻ご承知。大介が出てきて「月輪の鏡と、ユキさんたちを守るために誘き出した!」と言います。

もっとも、そのために、またユキさんをダシに使っているわけですが。

■本物の月輪の鏡を手に入れた火忍。しかし、そこへ三郎兵衛さんを人質にとった天地人三兄弟が現れます。三郎兵衛さん、何か言うたびに、地魔に殴られアザができます。

手出しができない火忍ですが、いかにも単細胞な地魔は「今度は殺す!」といって、三郎兵衛さんをやってしまおうとします。

いま殺したら、人質の意味ないやろが。

そこにやってくる花忍と風忍。こうなると、頭数多い方がやや有利です。そして雷忍、火忍も加えて、キャプター対三兄弟の戦いの開始。

滝壺のなかで展開する、火忍対天魔の戦い、忍同士なのに単なる肉弾戦なのが素適です。

さらには、遅れてやってくる他の3人。

「水忍キャプター2!」
「土忍キャプター4!」
「金忍キャプター5!」

名乗ってないで、早よ行け。

■「天地人三兄弟!最後の時だな!」という火忍。三兄弟は、人やぐらを試みますが、水忍に邪魔されて失敗。

縦に長くなって、どんな逆転の秘策があったのか気になるところでしたが、火焔陣をくらい、三人まとめて葬り去られました。

■月輪の鏡に映る自分の青アザを見て「これがハンサムボーイのワシの顔か?!」という雷忍。普段お使いの鏡は、よほど歪んでいるか、曇っているのでしょう。

■ジイさんが鏡を渡してくれたことを驚く天堂無人に「孫娘にはかなわなかったようで」という大介。そこに「旦那様と同じですな」という三郎兵衛さん。

美樹お嬢様をガッツリ見殺しにしようとした件をお忘れですか。

■天堂無人は、もったいないことに、月輪の鏡を壊してしまいます。すると、風魔烈風の持つ日輪の鏡も連動して壊れます。どうやらこれで、宝の在り処は永久に分からなくなったようです。まあ、単なる言い伝えでしょうから、仮に地図が出てきたとして、本当に宝があるのかどうか、または、宝と呼べる代物があるのかどうかは定かではありませんが。

まあ少なくとも、本当にあった宝を太平洋に捨てたという、どこぞの仮面ライダーよりはマシです。

あと、本当に宝がないと、そのために死んでいった忍者たちが浮かばれないので、きっとどこかにあったと思いたいものです。

■風魔十三忍者すべてを失った風魔烈風ですが、実は他に「鬼の四天王」なるものがいるらしく、全部火の消えた13本のロウソクと入れ替わりで、今度は赤い4本のロウソクが出てきます。

つくづく、こういうのがお好きなのですね、御大将。

■次回予告、風魔十三忍のときは、流石に第1話では、明らかに姿を見せていたのは血コウモリたけでしたが、鬼の四天王は、第15話の時点で、衣装のデザインと製作は間に合ったようです。

そういえば、今回は真田警官の出番がなかったなと思いながら、今回は終わりです。

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