忍者キャプター 第10話 怪奇!ロボット使い


忍びより、パペットマペットを目指したほうが良かったのでは。

◆   ◆   ◆

「テストも終わったし、大いに遊ぶぞ〜」と言いながら下校する敬太。今回も主役のようです。相変わらずスケジュールが押さえやすいのでしょうか。

しかし、友達の田村くんは家庭教師が来るので遊ぶどころではないそうです。天堂家にも年長者はいるので、敬太もそのくらいして勉強したほうがいいように思いますが、家にいるのが抜け忍やら地獄大使やらでは、そっち方面はあまりアテにはできなさそうです。

すると、変なジジイが現れて、変な忍者人形をお父さんに渡してくれと田村くんに頼みます。

人形を渡したジジイは、風魔十三忍のひとり・あやつりでした。覆面に書かれた「卍」の文字が、随分テキトーな仕事ですが、本人が気にしていないならいいです。

なお今回は、サブタイトルが出るところに、サブタイトル音楽が入りません。

人形をもらってしまった、田村くんのお父さん。この時期は、この人をTVで見ない週はないくらい、数々のTVドラマに出演していた、河合絃司さんです。

田村くんのお父さんは「人魚の涙」という、とても大事なダイヤを一晩預かっているそうで、今回の風魔の狙いはそれだそうです。誰がそうしたか知りませんが、そんな大事なものを、一民間人に預けるというのもどうかと思いますが、その情報を聞きつけたのは、風魔にしてはたいしたものです。

スピーカー内臓の高性能風魔人形は、命が大事ならダイヤを渡せと、田村親子を攻撃して脅します。その人形を操っているあやつりは木の上です。

そこへ、ナイスタイミングでやってきて「君は植木屋さんかね?それにしては変な格好してるね〜」という、真田警官。

植木屋さんに失礼です。

とんだ邪魔が入ったと、術を解くあやつり。すると田村家の風魔人形もパタンと倒れます。しくみがよく分かりませんが。

木から降りてこいという真田警官に「今行く」と律儀に返事して降りるあやつりでしたが、本人はおらず、代わりに人形が落ちています。それを知って「本官が話していたのは人形だったのか〜。良かった〜誰にも見られなくて。誰かに見られたらバカだと思われるもんな〜」という真田警官。

まあ、視聴者の大半は、もうアナタのことをバカだと思ってます。

真田警官が納豆でご飯を食べに帰る頃、そこへやってくる敬太。すると現れる下忍。敬太は風忍に変身しますが、敬太の出番が多い分、風忍の出番も追随しておおくなる傾向にあるので、スーツアクターさんも大変です。

風忍は、風貝で下忍を吸い込みますが、下忍が3人吸い込まれるアニメーションで、3人目が一瞬止まってから吸い込まれる描写が、芸が細かくて良いです。

風忍と下忍が戦って、田村家から離れている隙に、あやつりは玄関から正面切って堂々侵入(多分)。ダイヤを渡すよう迫りますが、そこへ出雲大介が現れます。

それはいいのですが、部屋の入り口のところに、生首のように飾っているしろい彫刻か何かがすごく気になります。

「いちばん厄介な奴が来たか!」と、人様の家の天井をぶち抜いて逃げるあやつり。出雲大介も、律儀にその穴からあやつりを追います。

目の前の光景に、田村親子があっけに取られていると、敬太がやってきて「おじさん、安心してください。そのダイヤはきっと守ります」と言います。

今はダイヤより天井です。

しかし、やはり頼りないらしく、敬太に「大丈夫か?」という田村くんですが、それに対し「俺には今みたいな兄貴がいるのさ!」という敬太。

他力本願ですか。

そうとは知らない火忍と戦う、あやつり。よく見ると、両手についたお人形さんが、とってもラブリーです。

風魔がダイヤを狙っていることを知り、総出で田村家を守るキャプター。敬太とともに、怪しいジジイを発見した昇は、ジジイの後をつけます。昇、番組始まって以来の、主役級の手番です。

追っていったジジイは、あやつりの正体を見せ、毒ブーメランを風忍にお見舞い。金忍は、ケガを負った風忍を連れて、忍法金封じで姿を消して逃げます。やっぱり後片付けが大変そうな術です。

風忍と金忍が逃げているころ、田村家にはスピーカー内臓高性能風魔人形が出てきて「風忍と金忍は捕らえた(←大嘘)」といって、助けにくるように仕向けます。

「敬太、昇、無事でいろよ」と、キャプターマシンで助けに向かう残りのキャプター。ただ、この車、車体の幅がありすぎて、道の広い大通りは良いですが、いったん敵に脇道とかに入られた日にゃ、即立ち往生してしまいそうなので、そろそろバイクの別働隊とか考えておいたほうがいいように思います。

まんまとキャプターを田村家から追い出すことに成功したあやつりは、また人形を使って親子を脅します。そこに、大介たちと入れ替わりで敬太と昇がやってきますが、瀕死の敬太ではほとんど太刀打ちできません。

伊上脚本なので、田村家にダイヤがあると見せかけて、実は別の場所に…的な展開かと思いましたが、今回はバカ正直に田村さんが持っていた模様。敬太のせいで無駄足を踏んだキャプターは、キャプターマシンで田村家にトンボ帰り。意外とお早いお着きでした。

「あやつり!悪の忍びには、友情の尊さが分からなかったらしいな!」と、ドヤ顔でいう火忍ですが、友情の尊さより、敵の作戦を先に分かってほしいものです。

再び火忍と戦うあやつり、本人は物陰に隠れて人形あやつりで攻撃です。しかし、火忍に人形を燃やされると、なぜか連動して、あやつりまで果てりしか〜!になりました。人間だと思ったら、実は人形が本体だったのでしょうか。

それはともかく、今回 忍者キャプターは3人で十分 であることが分かりました。

戦隊ものというか、複数ヒーローの黎明期に「全員揃わなくても敵は倒せる」という展開をやっていたというのは、今見てもなかなか先進的です。

ダイヤと友情は守られましたが、田村家の天井の穴は誰が弁償するのだろうと思いつつ、田村家に来るはずだった家庭教師さんはどこで油を売っているのだろうと思いながら、今回は終わりです。

(Visited 101 times, 1 visits today)