仮面ライダースーパー1 第32話 ライダーを餌にしろ!釣り竿怪人出現


【脚本 伊上勝 監督 山田 稔】

魚「解せぬ」

◆   ◆   ◆

中江さんの、エラく力の入ったサブタイトル読みとは裏腹に、いつものサブタイトル音楽ではなく「ジュニアライダー隊の歌」を、メンバーで歌いながら始まる今回。

ハルミとマサコはバイク、他のガキンチョどもは自転車という構成で、とこぞへ向かっています。

近場とは思いますが、どのくらい子供用チャリで走るつもりでしょうか。タイヤの修理用パーツとか工具とか持っていればいいのですが。

あと、かなりのノロノロ運転なので、後続車に迷惑かけないように気をつけてください。

最後尾を、ほぼ荷物持ちの名誉隊員・チョロがつけていますが、その前を走るマサル、新入りの古賀シンイチ隊員に「まだ新米だな、がんばれよ」と言っています。

おまえもがんばれよ。

ちなみに、シンイチくんの父は国防庁長官だそうです。チョロは「日本の平和と安全を守る役目だもんな」といっていますが、ジンドグマの脅威から日本を守る役目を、ガキンチョの集まりに頼らざるを得ない状況を見ると、あまりアテにできない気もします。

晩飯を釣ろうとするチョロですが、こともあろうに餌を忘れた模様。そこらへんの虫とかミミズとか捕まえればいいと思うのですが、手づかみする度胸がないのでしょうか。

結局、餌を運ばされる沖一也。仮面ライダーがパシリに使われています。

すると、ショートパンツを履いて、いちおうギャル風に化けた魔女参謀が、ネオショッカーが何か悪だくみをしているような音楽で沖一也を呼び止めます。

ブルーバージョンの後ろに乗って「ゆっくり走ってね、アタシ スピードに弱いから」というギャル風魔女参謀に「大丈夫ですよ、安全運転ですから」といいつつ、顔がニヤけている沖一也。もし乗るのが妖怪王女なら、沖一也に激しい嫉妬を覚えるところですが、魔女参謀ならまあいいです。

私の釣り竿センサーは反応しません。

そのころ、餌がなくて魚が釣れないチョロたちのところに、頭に雨傘を被った釣り人たちが多数現れます。

すんません、傘の話もう終わったんですけど。

ていうか、傘の人の中心人物、思いっきり鬼火司令役の河原崎さんです。まあ、確かに鬼火司令は被り物してるし濃いメイクなので、子供たちにはバレないと思ったのでしょうが、大きいお友達の目はごまかせません。

河原崎さんは「俺達の釣りは魚ではない、人間を釣りに来たのだ!」といいます。どうやら、長官の息子のシンイチくんが狙いのようです。

ただ、真面目な話は、とりあえず頭の雨傘とってからにしていただきたいものです。

ひとしきり目的を話して「邪魔すると命はない!」と、ジンファイターに変わる河原崎さん。

てっきり鬼火司令に変わるのかと思いました。

すると「この方をどなたと心得る!我こそは*仮面ライダーいちの子分、小塚のチョロなるぞ!」というチョロ。

※非公認

良からの緊急信号を受けて、良やチョロたちのところに行く他のメンバーですが、火くらいはちゃんと消していってほしいものです。

同じ信号を受けた沖一也ですが、後ろのギャル風魔女参謀に邪魔されます。「魔女参謀!お前たちの目的は何だ?!」という沖一也ですが、今のところは時間稼ぎだと思います。

別働隊でスーパー1を引き付けたつもりのジンドグマでしたが、あっさりスーパー1の登場。しかし、ジンドグマ怪人ツリボットがシンイチくんを一本釣り。さすが、釣り竿の怪人だけのことはある…と思いましたが、

撤収の仕方が、ものごっついカッコ悪いです。

前言撤回。

ジンドグマ基地では、魔女参謀がいないのをいいことに、鬼火司令が「今頃はスーパー1に痛い目にあってるの違うか?」と言ったり、妖怪王女が「お高く止まってんだから、少しは痛い目にあった方がいいのよ!」と言ったりしてますが「お生憎さま、私は痛い目にはありません」と、魔女参謀が戻ってきます。

今度のジンドグマの作戦は、国防庁のミサイル秘密基地の場所を聞き出し、奪ったミサイルで日本を火の海にするという「ミサイルぶんどり作戦」なのだそうです。

すんません、もう少し気の利いた名前はつけられないものでしょうか。

あと「スーパー1といえども、ミサイル攻撃には手も足も出ますまい」という魔女参謀ですが、手くらいは出ると思います。ファイブハンドだけに。

その「言葉より実行あるのみ」という魔女参謀の高飛車な態度に「何よ〜!」という妖怪王女ですが、妖怪王女は怒っても可愛いです。

国防庁の出口、偽救急車にナース服で乗っている魔女参謀ですが、今回も残念ながら、私の釣り竿センサーは反応しません。

偽救急車は、長官の乗った車の前に先回りして止まります。すると、やっぱりネオショッカーが悪だくみしてそうな音楽にのって、ナース服の魔女参謀が現れ、シンイチくんがキャンプでケガをしたといって、長官を偽救急車の方に乗せます。

その車を凄いサーチ能力で追いかける沖一也。異常に気づいた長官は、逃げようとしますが、釣り竿怪人の手からは逃れられません。しかし沖一也は、偽救急車が止まっている隙に、アマゾンダダダのイントロのアレンジ楽曲にのって、車の屋根にへばりつきます。

この一連のシーン、体型から判断すると、ほとんど本人がやっているようです。やはり、動ける役者さんは違います。

魔女参謀は、後ろの窓から見える沖一也の足を見て、その存在に気づきます。車から降りた沖一也は、釣り針を引っ掛けられて、車で引き摺られます。これも昭和ヒーローものでよく見るシーンですが、これもほとんど本人のようです。素晴らしい。

沖一也はスーパー1に変身。「ツリボット!シンイチくんのところに案内してもらうぞ!」というスーパー1に対し「笑わせるな!小僧のところでなく、地獄へ案内してやる!」というツリボット。

おかしかったら笑わんかい。

釣り竿のくせに口の減らないツリボットですが、ライダー一本釣りからのオモリ爆弾で、スーパー1を仕留めます。「仮面ライダーは、このツリボットが叩き潰した!」というツリボットですが、死体を確認しにいきません。しょせんは釣り竿です。

シンイチくんが捕まっているジンドグマの死刑場に、魔女参謀が長官を連れてやってきます。魔女参謀、全体を見るとスゴい衣装ではありますが、やはり私の釣り竿センサーは反応しません。

下の海には飢えた「人食いザメ」がウヨウヨしているらしく、魔女参謀がジンファイターをひとり突き落とします。「聞いてないよ〜!」と言わんばかりに海に落ちたジンファイターは、人食いザメに食われたようです。

ジンファイターの体って、ほとんど機械だったと思いますが。

シンイチくんを出汁に、ミサイル秘密基地の場所を長官に吐かせようとする魔女参謀ですが、岩と岩に挟まれた、とっても狭い空間を「チクショウ走りづれ〜」と内心思いながら、バイクでスーパー1の登場。どうやら、戦いの最中に発信機をツリボットに仕込んでいた模様。死体の確認を怠ったばかりか、ツリボット二重のミスです。

スーパー1と戦う、ツリボットとジンファイター。

途中、橋のようなところで「集まれ〜!集まれ〜!」と、ツリボットがジンファイターを一人づつ釣り上げて、橋の端に並ばせ「(スーパー1を)もっと沖の方におびき出せ!」と言いますが、ただそれだけで、結局ジンファイターは全員また海に飛び込みます。

集めた意味はあったのでしょうか。

ジンファイターはいちおう命令通りに、機械好きの機械食いサメのところにスーパー1を誘導しようとしますが、逆にサメに狙われて退散。スーパー1はツリボットと対決します。

スーパー1の超高温火炎をくらったツリボットは、武器を釣り針に変えて戦いますが、善戦虚しく、スーパーライダー月面キックを受け「しまった〜!」と、相変わらず何かしまったなのかよく分からないまま爆発。スーパー1を地獄に案内するところが、自分が地獄に行きました。

というわけで、ミサイル基地の秘密は守られましたが、チョロリン様には、餌があってもなくても結果は同じだとわかったところで、今回は終わりです。

次回予告、道で倒れている女の子の演技が迫真過ぎて怖いです。

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