仮面ライダースーパー1 第30話 悪の超特急!ローラースケート怪人


【脚本 伊上 勝 監督 小西通雄】

ロ〜ラ〜ヒィ〜ロ〜〜♪
ロ〜ラ〜ヒィ〜ロ〜〜♪
What’s your name?

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公園でナウなヤングがローラースケートを楽しんでいるところに、パッと見バラバラマンに似ている、帽子にスーツにサングラスの男が、自分にぶつかったヤングに「君、上手いね〜」といって、声をかけます。

本当に上手ければ、あなたにぶつかったりしないようにも思いますが。

そんなことは気にせず、バラバラマン似の男は「これを履くともっとうまくなるよ」と言って、靴を渡します。

何の疑いもせず靴を履いて滑りだすヤング。すると、どこから持ってきたのかよく分からない軽快な流用曲に乗って、猛スピードで滑ります。しかも、どうやら自分の意志で滑りをコントロールできなくなるなっているようです。

何歳になっても、やはり知らない人から物をもらってはいけません。

それを見た黒スーツの男、自らローラースケートをつけて必死こいて止めます。なかなかカッコ悪いです。

さらに、靴の側から針のような物が出て、それに刺されたヤングはジンドグマに操られます。

外から刺すより、内蔵した方が手っ取り早くないですか。

すると今度は、さっきの曲に乗って大勢のローラースケーターが、都会の街を滑ります。そのローラースケート隊を明らかに轢きそうな勢いですれ違うバイクの沖一也。

ローラースケート隊を見て「どこへ行くんだ?!」という沖一也ですが、行き先を聞く前に、まずこの異様な集団に驚いてくたさい。

ローラースケート隊を沖一也が蹴散らしていると、黒スーツの男はジンドグマ怪人・マッハローラーに変わります。

ローラースケートの怪人というのは、これの他には、デンジマンに出てきたベーダー怪物・パンチローラーくらいでしょうか。仮面ライダーXに出てきたゴッドの怪人・アキレスもローラースケート履いてましたが、厳密にはローラースケートモチーフではありません。名前に合わせて、バカ正直にアキレス腱がアキレス腱だった、神話怪人です。

マッハローラーと戦うためにスーパー1に変身する沖一也。その姿を捉えられず「どこへ行った?逃げたか?やい!臆病者〜!!」というマッハローラー。すると「逃げも隠れもせん!」と言って、エラい上〜〜〜の方に現れるスーパー1。できればもう少し分かりやすい登場をお願いします。

スーパー1と対決するマッハローラーは「俺の突進を受けてみろ!」といって、全速力で滑りますが、その途中で大爆発が起こり、急ブレーキ。

気をつけろ 怪人急に 止まれない

爆発の原因は、鬼火司令の登場でした。マッハローラーは鬼火司令の部下だったようで、スーパー1に構わずに、さっさと作戦を実行しろと言われたマッハローラーは「命拾いしたな!スーパー1!」と言って全速力で反対方向に去っていきます。

説得力ゼロです。

あと、そういうセリフは、だいたい後でやられる人の言うことです。

ともかくマッハローラーは、スーパー1になってからめっきり使われなくなった、もとはアマゾン楽曲のスカイライダー大ピンチのテーマに乗って退散です。

今回、サブタイトル出るまで、けっこう時間かかりました。

ジンドグマの基地では、幹部が集合。「マッハローラーめ、すぐに頭に来るから始末が悪いわ」という鬼火司令に、全員から「それはお前も一緒だろ」というツッコミが入る前に、悪魔元帥の登場。鬼火司令、命拾いしました。

そして、他の幹部と悪魔元帥の前で、いかに自分の作戦とローラースケート部隊が素晴らしいかを吹聴する鬼火司令。それをけだるそうに聞いている幹部、特に妖怪王女が良いです。

マッハローラーを探す沖一也。しかし怪人マッハローラーの手がかりは、まったくつかめないようです。

にもかかわらず、なぜかローラースケート場の前で止まる沖一也。ミチルとチビが来ることは知っていたようですが、どうやら中には入らなかったようです。

この時点でここに入っていれば、あっちゅーまにジンドグマの企み一網打尽だったのですが。

ローラースケート場には、すでにジンドグマの間の手が伸びていました。ミチルの友達のイチロウくんはじめ、そこにいた上手い人に目をつけて、ジンドグマローラースケートを履かせるジンドグマ。

見た目には、みんな楽しく滑っているようですが、やっぱり自分の意志とは無関係に滑らされている模様。

というか、イチロウ役の人、普通に上手く滑っています。

その様子を見て、本部に連絡しようとするミチルとチビですが、よりによってカバンをマッハローラーのケツに敷かれます。あまつさえ、カバンの中のトランシーバーから「ライダー隊、ライダー隊、全員集合!」と、ハルミの声。

それを聞いて「ライダー隊の隊員がいる!探しだせ!」というマッハローラー。まったく余計なことをしてくれました、ハルミ隊長。

そのころ、どっかの団地にはライダー隊が集まっていますが、当然ミチルとチビはいません。それを知って「命令無視してたるんどるな〜」というハルミ。

すんません、アンタのせいで来られなかったのですが。

で、やめときゃいいのに、ふたりがローラースケート場にいることを知ったライダー隊は、全員でそこに押しかけることに決定。自ら泥沼に足を突っ込みに行きます。

すると、ライダー隊が去ったところに、さっきのイチロウくんがローラースケートで爆走。沖一也はバイクで追いついて、抱きかかえて止めます。ローラーが勝手に回転しているので、接地面をなくせば止まるようです。

要は、こかせばOK。

一方、のこのことローラースケート場にでかけたジュニアライダー隊は、全員ジンドグマローラースケートを履かされ、楽しく周回します。どうやら、撮影前に全員ローラースケートの練習をした模様です。

そこへやってくる谷さんとチョロ。何とかハルミたちを止めたいようですが、策が浮かびません。

とりあえず、ロープでも張って、全員足引っ掛けさせて、転ばせればいいと思おます。

しかし、おやじさんたちまでもローラースケートを履かされます。「俺様のローラースケートをつけたのが運のツキだ!気が狂うまで走り続けろ!」というマッハローラー。

いや、あなたが勝手につけさせたんですが。

ローラースケートの回転に耐えられなくなった谷さんとチョロは、転倒しますが、それ以上は何も起こりません。やはり転ぶのが効果的のようです。

「ジンドグマに逆らうライダー隊の最後だ!」とマッハローラーが言っていると「ライダー隊に最後はない!」と、スーパー1の登場。

そのスーパー1に「貴様の相手は、ライダー隊の女子供だ!」と、得意げにいうマッハローラー。

その女子供に、毎回どんだけ手を焼いてますか、アンタら。

スーパー1は、ローラースケートを止めるために、冷凍ガスで凍らせる作戦に出ます。

ただ、これって、走っている靴を急に凍らせると、慣性の法則で前のめりになって頭から床に突っ込んで大ケガしたり、靴が凍ったことにより床面に貼り付いて靴が脱げず、衝撃で足を痛めたりとかしそうなので、あまりオススメできないような気もします。

しかし、スーパー1はライダー隊の救出に成功。逃げるマッハローラーを、相変わらずテープの回転数高めの「無敵の勇者スーパー1」をバックに、ブルーバージョンで追いかけます。

その途中、こともあろうに、歩道橋の階段や歩道の部分を、強引にブルーバージョンで突っ切る、正義のヒーロースーパー1。

「交通安全はゆずりあいから」という横断幕が、実に虚しく見えます。

散々追いかけっこしたあげく、いつもの工場地帯に降り立ったマッハローラーとスーパー1。

マッハローラーは、殺人ガスをスーパー1にお見舞いしますが、スーパー1はいません。モクモクと殺人ガスとやらの煙が立ち込める中でスーパー1を探す、マッハローラーとジンファイター。あなたたちが平気なのですから、多分効き目が弱かったのだと思います。

すると、やっぱり生きていたスーパー1。マッハローラーは突進攻撃でスーパー1をそこそこ苦しめますが、ローラースケートをエレキ光線で封じられたことろを、スーパーライダー月面キックを受け、都会の公園からものごっつい大原野に飛ばされ「無念残念口惜しや〜!!」と言って大爆発です。

そこへやってくるスーパー1とライダー隊の面々。ハルミの表情「次は私がああなる番かしら」とでも言いたげな、とっても深刻な表情です。

そして唐突に、やっぱりテープの回転数高めの挿入歌「世界にひとり」が流れたところで終幕ですが、はじめにジンドグマに誘拐されたヤングちゃんと帰ってきたのか気になりながら、今回は終わりです。

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