忍者キャプター 第1話 東京タワーに立つ七人の忍者


いくら吹き替えでも土忍細すぎるやろ。

◆   ◆   ◆

オープニング映像のラスト、振り返ってポーズをとるキャプターのみなさんですが、何事も行われていないかのように、車が1台後ろから来ます。

車止めしてください。

国防省の局長という偉い人(多分)が、庁舎から出てくると、娘のリツコちゃんが「おとうさ〜ん」と言いながら駆け寄ってきます。しかし、その前を車が通ると、リツコちゃんの姿は消えています。

驚く局長。すると「国防省局長!娘は我らが預かり申した!」と、怪人だか変人だかよく分からない格好をした人が飛んできて、空中に浮かびます。

空に浮かんた変な人は、風魔の忍者・血コウモリでした。血コウモリは、国防省の持つ武器弾薬をすべて風魔に渡せと要求します。

実際の状況はアレですが、局長と血コウモリの会話は、傍から見るとけっこうアブない光景です。血コウモリは、他の人からは見えないような術を使ってる可能性もありますし。

ただ、むやみやたらに武器を要求するのではなく、その在り処を知ったうえで、こっそり、そしてごっそりいただくという手段をとったほうが、賢いようにも思いますが。忍者なんだし。

その光景を見ていた虚無僧。しかし、その虚無僧自身は、修験者の格好をした人に追われています。

新宿のど真ん中と思われるところで、虚無僧と修験者の追いかけっこ。周りの人も、物珍しそうに見ています。

すると、風魔の集合の狼煙が上がったらしく、虚無僧は走り出します。

それを追っていった修験者に対し「なぜおれの後をつけたんだ?顔を見せてもらうぞ!」という虚無僧。

そういうことは、自分が先に顔を見せてからいうセリフです。

すると、虚無僧は木に化けて消えます。それを見て「奴はこの中に?」という修験者。その声はショッカーの大幹部とよく似ていますが、多分気のせいです。

そのスキに、虚無僧から忍者装束に着替えた出雲大介は、風魔のアジトに繋がる通路を走りますが、ところどころ罠が仕掛けてあるらしく、それを避けながら行きます。

アジトでは、忍者たちが控えています。血コウモリだけが正体を見せていて、他のメンバーが忍者装束のままなのは、大人の事情です。

それにしても、血コウモリの頭飾りのコウモリがラブリー過ぎます。

「あの子をどこへやった!」と血コウモリにいう大介。すると、風魔の大将・風魔烈風が現れます。

大将にしては、多少衣装が簡素な気もしますが、まあいいでしょう。

風魔烈風は、東京ひいては日本を混乱に陥れ、その混乱に乗じて、日本を我が手にするつもりなのだそうで、この手始めとして、国防省の武器弾薬を手に入れようとしている模様。

まあ、武力に訴えるだけが、日本を征服する手立てではないと思いますが、この人たちにそんなことを言っても、無駄のようです。

そのために風魔がさらったリツコちゃんが、カゴに入れられて烈風の前に現れます。「我々忍者は、非道なことはしてはならない!忍びの道は正の道、俺はそう教えられた!」という大介には耳もかさず「出陣のまつりじゃ〜!」といって、自らリツコちゃんをムチ打ちにする御大将。

見かねた大介は、リツコちゃんを連れて、逃げようとします。

大介を追って通路を走る下忍ですが、ところどころ、こともあろうか自分たちが仕掛けた罠に自分たちがハマり、串刺しになったり、奈落の底に落ちたりします。

アホですか、この人たち。

で、忍者装束から普通の服に着替える大介ですが、脱いだ服はそこらへんのゴミ箱に捨てます。

忍者なのに、危機管理能力ゼロでしょうか、この人。

すると、公園にある格子状の建造物に、血コウモリと下忍がぶら下がっています。血コウモリ、笑って強がってはいますが、内心は「監督、早くカットかけやがれ」と思っているに違いありません。

というか、この場所、以前にもジンギスカンコンドルがぶら下がっていた場所です。怪人にとっては、ぶら下がらずにはいられない、不思議な魔力を持っている所なのでしょうか。

大介は、リツコちゃんを連れて、そのらへんの道を走って逃げます。タクシーでも拾ったほうが良いようにも思いますが、おそらくそれが通用しない相手だということが分かっているのでしょう。だいたい、タクシー代持ってるのかどうかも分かりませんし。

ビルの屋上まで上がった大介とリツコちゃんですが、血コウモリの「血吹雪」という技にやられて、ビルから転落、リツコちゃんも奪われます。

しかし、その大介をロン毛のイケメンが、ビルの窓からロープで助けます。ということは、大介がこの屋上に逃げ込むことも、やられて落ちることも、すべて読みどおりだったということでしょうか。

その後、どこかに連れて行かれた大介は、アマゾンが自前で調合したような毒々しい色の薬を塗られます。まあ、忍びが使う薬ですから、たぶん効くのでしょう。

気がついた出雲大介。そこにいた、さっきのロン毛のイケメンは「俺は四条左近、ここの書生だ」と自己紹介。

書生って、今の若い人は使わないと思いますが、学生という意味です。もしくは居候(いそうろう)。これも、最近では、あまり使いませんね。

すると、現れる天堂無人。どうやらここは、天堂無人の家で、大介は天堂無人の弟子でもあったようです。どういう経緯で風魔と大介が関わることになったのか、この時点では謎ですが。

そこへ、さっきのオッサンが登場。袋三郎兵衛と名乗ります。

地獄大使ではありません。

そして、敬太とマリアも顔見せしたあと、大介はリツコちゃんを救い出すべく、また行動を開始します。忙しい人です。

大介は、再び風魔のアジトに行きますが、誰も知らないいません。いくら通路に罠が仕掛けてあるとはいえ、入り口に見張りとかいないのでしょうか。

手がかりを失った大介は、レインボーマンを思わせるようなナレーションで、いんを結んでリツコちゃんの居所を探ります。

そして、昇の顔見せをサラッと通過したあと、地中から出る細い腕に誘われて、地中に落ちます。やっぱり、大介の行動読まれすぎです。そこには、黒川団がいました。本当にこの人の腕だったかどうかは疑問ですが、そういう術だったのでしょう。大介は団から、リツコちゃんが鶴見埠頭にいると知らされます。

鶴見埠頭では、御大将と血コウモリが、リツコちゃんを吊るして局長を脅します。しかし、武器弾薬を渡そうとしない局長に怒った御大将は、またリツコちゃんをムチ打ちです。趣味なのでしょうか。

すると、そこへ現れる大介。「風魔烈風!もはや貴様は御大将などと呼ぶ価値もない!」

ただのドSだ!

その後、血コウモリ+下忍と、大介との戦い。さすがの出雲大介も、人質ふたり抱えたうえに、これだけの人数相手では、多勢に無勢。その時、天堂無人が「大介ー!心置きなく戦えー!」と、謎ポーズで現れ、火忍のヘルメットを落とします

すんません、もう少し丁寧な渡し方ってなかったでしょうか。

すると、とっても恥ずかしい車 とってもイカす車に乗って、仮面の集団が現れます。車からジャンプして名乗りを上げる、ヘルメットの忍者たち。この時、まだ変身もしていない火忍キャプターがジャンプしたように見えるのは、たぶん目の錯覚です。

大介は、火忍キャプター7に変身。

ワン!
トゥー!
スリー!
フォー!
ファイブ!
シックス!
セブン!

と、背番号を見せながらポーズをとるキャプターですが、これを見ると野球仮面の回を思い出します。

風魔とキャプターとの戦い。さすがに7人もいると、それぞれの見せ場をそこそこ見せながら撮影するのは、かなり大変そうです。

それにしても、土忍の細さが気になります。

血コウモリは、火炎陣に囲まれ、最後を悟って自爆。すると、アジトのロウソクが一本消えました。どうやら、ロウソクと風魔十三忍の命は、連動しているようです。

だったら、さっき大介がアジトに乗りこんだ時に、ロウソク全部消しちゃったら一網打尽だったのにと思いながら、今回は終わりです。

エンディング映像

メンバーの点描
各々の武器と下忍のコラージュ
大介が大学(?)から出てくる→敵の気配かと振り向く→仲間が6人→変身

という流れ。この基本線は、敵が暗闇忍堂に変わり、また花忍が美樹さんになったシリーズ後期になっても変わりませんでした。

それはそうと、あんだけ重そうな本を手で抱えるなら、紙袋くらい用意してはどうでしょうか、出雲大介。

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