仮面ライダースーパー1 第7話 ドグマ式 生きているコンピューター


【脚本 鷺山京子 監督 佐伯孚治】

ドグマとデルザー軍団は同時に存在していたのか!

◆   ◆   ◆

■すごく不気味な、中江真司さんのサブタイトル読みからスタート。

どっかのボクサーが、自分から柔道着の一団にぶつかってケンカを売ります。

自分からケンカを売っただけのことはあり、柔道着の人たちをパンチで蹴散らす、どっかのボクサー。

すると、そこへメガール将軍が変装して現れます。

いや、格好は一応フツーですがメイクはそのままです。

「よく知ってるな、アンタ誰だ?」というボクサーに「そんなことはどうでもいい!」というメガール将軍。

どうでもよくありません。

少なくとも、そのメイクの説明はするべきです。

メガール将軍は、世界一強い男になってみないかとボクサーに話を持ちかけます。

アホなボクサーは、のこのことアジトまでついていきます。

そこには、改造前のアリギサンダーの部品が並んでいます。

この姿になると分かっていて「俺は強くなりたいんだ、そのためならなんでもする、やらせてくれ!」というボクサー。

バカで助かりました。

■誕生したアリギサンダーは、早速子供を襲い、自転車を蟻酸で溶かして得意げです。

なんだか、レベルの知れた怪人です。

■次にファイターと共に、サッカーをしていた子供たちを急襲。

アリギサンダーは、コーチだかなんだかよく分からないおじさんを一発殴り、ついでにボールもパンチングします。

ボクサーより、サッカーのゴールキーパーの方が向いていたのではないでしょうか。

■そのボールはチョロを直撃。「気をつけろ ボールのあとに すぐ子供」と、標語のように言っています。なかなかいい心がけです。

すると、子供ではなく、さっきのおじさんが現れました。

おじさん、さっき殴られたのは左側でしたが、何時の間にか右側も殴られていたようです。

■一也や良に、アリギサンダーのことを、蟻の化物、身長は2メートルはあったと話すチョロ。

それを聞いて「それ、モハメド・アリのことじゃないの?」という、良。

座布団2枚!

■チョロの話を信じないみんなに対し「今度ばかりはチョロの方が正しいようだな」と言って、新聞を持ってくる、谷さん。

普段どんだけ信用されてないのでしょう、チョロ。

■ドグマの基地では、山下博士が、人間の脳とコンピューターを融合させる実験をしていますが、大人では適合しないらしく、しかも実験に使われた人間は、廃人同様になってしまうようです。

そこへ、メガール将軍が子供たちを使えと、さらった子供を連れてきます。

さすがに科学者の良心はあるのか、子供を使うことは拒否する山下博士ですが、精神コントロール装置とやらを頭にはめられると自我を失うらしく、ドグマの命令に従います。

ところで、山下博士は5年前にドグマにさらわれたそうですが、5年前というと、まだ仮面ライダーストロンガーが、ブラックサタンやデルザー軍団と戦っていた頃です。

となると、やはりショッカー〜デルザーと、ネオショッカー・ドグマ&ジンドグマは、全く別系列の悪の組織ということでしょうか。

あと、人間コンピューターがなかなか完成しない理由をメガール将軍が述べていると「ええい、言い訳聞く耳持たぬわ!」と、やたら偉そうな親衛隊長。

なんで将軍よりも、帝王の威を借りた赤い奴が偉いのか、よく分かりません。

■山下博士には、健一という息子がいました。健一くんは、父は死んだと聞かされているようですが、死んでいないと信じているようです。

外で健一くんが宿題を解いていると、良が現れます。

良に「僕、お父さんみたいな科学者になりたいんだ」という健一くんですが、良は「それもいいけど、キャッチボールしないか?」との答え。

てめえ、人の話全然聞いてねえだろ。

健一くん、話す相手を間違えたようです。

■そこへアリギサンダーと山下博士登場。

山下博士は、すぐに健一くんが分かったらしく、自分たちから遠ざけようとしますが、アリギサンダーの計測で、健一くんこそ適合者であることが判明。彼を連れていこうとします。

そこへでくわした沖一也。スーパー1に変身してアリギサンダーと戦いますが、逃げられてしまいます。

■しつこいアリギサンダーは、再び健一くんを狙いますが、スーパー1もすぐに現れます。

しかし、アリギサンダーに苦戦するスーパー1。健一はさらわれてしまいます。

■万事休すのように思われましたが、何時の間に仕込んだのか、健一くんにつけた発信機で、スーパー1アリギサンダーのアジトを突き止めます。

まったく、油断もスキもない奴です、沖一也。

■スーパー1が、昔のショッカーみたいな壁の塗装のアジトで、抜き足差し足忍び足でドアに近づくと、すでにアリギサンダーが待ちかまえていました。かなり無駄な行動ですスーパー1。

そして、アリギサンダーと戦うスーパー1ですが、その強靭なボディは、スーパー1のパンチも寄せ付けませず、「ノミでもたかったかな?」と、余裕のアリギサンダー。

蟻の分際でちょこざいな。

しかし、調子に乗ったのか「俺の身体は特殊な金属で出来ているのだ!」と口走ってしまうアリギサンダー。

「そうだったのか!」と、スーパー1は水を得た魚のように、ここぞとばかりに冷熱ハンドにチェンジ。

超高温火炎でアリギサンダーを熱します。

たまらず「水だ〜!水〜!!」というアリギサンダー。

ちゃんと水を用意しているファイターには感心ですが、それが仇になり、直後にスーパーライダーダブルキックを受けたアリギサンダーの身体にはまるで絵に描いたようにヒビが入ります。

すかさず「熱した金属を急に冷やすと、脆くなることを知らなかったとみえるな!」という、スーパー1。

解説はいいです。

あと、改造された元が元だけに、知らなくて当然でしょう。

■もう怖いものなしのスーパー1は、スーパーライダー前方回転蹴りを、そして「とどめだ!」と言って、スーパーライダー天空連続キックを矢継ぎ早に繰り出します。

アリギサンダーは、元のボクサーのことなんか思い出させることもなく「テラーマクロ!」と叫んで爆発しました。

アジトでは、精神コントロールされた山下博士の手で、健一くんがコンピューターと一体化させられる寸前でしたが、アリギサンダーがやられたと知ったメガール将軍は「仕方がない、このアジトは放棄する!」といって、コンピューターも博士もほったらかしで、あっさり退散します。

この5年間はいったい何だったのでしょうか。

お父さんと息子は無事に再会できましたが、山下博士はこの5年間でいったい何人の人間を廃人にしたのかと思うと、ちょっと暗い気分になりながら、この回は終わりです。

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