特警ウインスペクター 第49話 翔べ希望の空へ!(最終回)


■脚本 杉村 升

■監督 小笠原猛

■あらすじ

一命を取り留めた竜馬だったが、しばらくは着化を禁じられる。

そして、謎の頭痛の原因は、一年前に逮捕した黒田鬼吉博士の仕業であったことが判明する。

黒田は、もう一体あったR24を使い、刑務所と研究所との秘密通路をつくり、ある装置を完成させていた。

それは、人間の獣性を増幅させ、ついには脳を破壊するという、恐るべき音波を発するものだった。

その音波を浴びた市民が、各所で暴動を起こす。

秘密の通路を発見した本部長は、黒田のアジトに踏みこもうとするが、黒田の怪電波により、危機に陥る。

それを知った竜馬は、命の危険も省みず着化する!

■ヒトコト

これが最終回だ!

今、万感の思いをこめて、あさみや紫苑のレビュー!

「毎日のように世界のどこかで戦争があり、人が人を殺しているんだ!そんな獣の命を、ウインスペクターは後生大事に守ってるというわけか!」

まさに真実をついている、黒田博士の言葉。

その現実は、設定年代であった1999年を遥かに過ぎた現在においても、残念ながら変わっていない。

この言葉は、ひとり本部長、そしてウインスペクターに向けられたものではなく、全人類に向けられた、黒田博士の姿を借りた、杉村さんのメッセージであろうか。

ウインスペクターは今回で最終回だが、レスキューポリスシリーズは、新たな高みを目指して、「ソルブレイン」へと続く。
それもあり、この回は「ウインスペクター」の最終回であると同時に、次回作のテーマを示した、ソルブレインの「第0話」の意味あいもあるように思える。

本部長が新たに作る組織のテーマは「被害者だけでなく、犯罪者の心をも救う」

その理想は具現化するのか、それとも…。

この回、「1年ぶり」に、黒部進さんが黒田博士役として再び登場。また前回に引き続き、R24役として、関根大学さんも出演している。

■ミドコロ

▽最後までとことんバンク映像の「東京警察病院」。

▽あまり家庭的な描写がなかった純子さん。

その純子さんが、突然リンゴ切って渡すなんて、私だったら即効惚れる。

▽やっぱり、生活感のさっぱりない竜馬隊長の部屋。

▽「東京を獣の街にして、ファイヤーもウインスペクターもぶっつぶしてやる!」という黒田博士。

まあ、別に貴方の装置なんか使わなくても、もともと獣の街のような気がしなくもないですが。

そう、人間という名の獣のね。

▽あ、今、南光太郎と同じ服、同じバイク、同じヘルメットの人が映ったような…。

▽やっぱり、最終回でも現場に出てきちゃった本部長。

▽対決!ウルトラマンvs.仮面ライダーV3。

この二人のやり取り、ベテラン俳優同士らしく、濃い、見応えのあるシーンです。

▽マドックスも万感の思いを込めて、最後の「着化!」

▽最終回でも、やっぱりゴレンジャー時代の爆発特撮映像。

▽この作品の真の主役が誰であったかを如実に示す、ラストカット。

■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター

本編使用 20曲中 9曲

流用率 45%(あさみや紫苑調べ)

特警ウインスペクター VOL.5<完> [DVD]

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