特捜最前線 第271話 雨の夜の殺人風景!


ガブ〜〜リ〜〜〜ン

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新しい男と一緒になりたいがために、邪魔になった旦那を罠にはめ、まんまと消すことに成功した女。

しかし、犯行現場に“証拠”を落としてしまったことに気付き、しかも、その証拠品を、特命課の紅林刑事が拾ったものと“勘違い”した女は、それを取り返すべく、特命課相手に、無謀な挑戦をしかける…という話。

特命課相手に、必死に策略を練って素人だてらにケンカを売った岸本という女の「見事な浅はかさ」も含め、その対決が、なかなか面白い。

元楽天イーグルス監督のノムさん語録ではないが、小事が積み重なって、だんだん大事になっていく展開は、佐藤脚本独特で、いつの間にか視聴者を引き込む力がある。

そもそも、紅林はペンダントなんか本当に拾ってなかったわけで、それを拾ったと思い込んだ岸本の“勘違い”さえなければ、何事もなく、完全犯罪は成立したかもしれない。

まさに、やぶ蛇と言うか、墓穴を掘った形ですな。

だいたい、拾ったペンダントを我がもの顔で身につけるほど、紅林も落ちぶれてはいないだろうに(??)。

遠大な計画と猿芝居で、特命課から紅林だけを孤立させ、手元におびき寄せることに成功した岸本だったが、手を引いたかに見えた特命課が、ちょっと本気を出して調べたら、あっさり発覚するカラクリ…。

警告、やっぱり、素人は特命課にケンカを売ってはいけません。

ネタコーナー。

恐いと電話をかけてくる岸本に、「雨戸を閉めて、お酒でも飲んだらどうですか」という紅林。

ずいぶんテキトーな解決法ですね。

猫を拾ったと言っても、岸本に信じてもらえず、「刑事と猫って似合わないんですかね」という、紅林。

「刑事と」じゃなくてアナタと猫が似合わないだけです。

度重なる岸本からの狂言通報にうんざりし、家から引き揚げる特命課。「仏の顔も3度までだった」という紅林のナレーションですが、実際にいるのは、面の悪いオッサン3人組です。

仏なんてどこにいるのでしょうか。

通り魔事件(どんな事件だったんだ?)が解決し、和やかな特命課。

「今度のヤマは長かったねー」というおやじさんに、「長期戦になると、おやじさんにはかないませんね」という桜井。

その桜井に「アンタだって2日もションベンしないでがんばったじゃない」という、おやじさん。

もっと他に言うことはないのでしょうか。

そういえば、以前にも2時間も行方不明になった吉野のことを「どっかでションベンでもしてんじゃねぇか?」って言ってましたね、おやじさん。

ていうか、そのネクタイの締め方は何の真似でしょうか、桜井。

それでも電話をかけてくる岸本に「レコードでも聴いて気持ちを落ち着けなさい」という、紅林。

でも、どうせ聴く曲って言ったら「アレ」でしょう。

「はげ山の一夜で」気持ちが落ち着くでしょうか。

紅林が岸本のターゲットであることに気がつく特命課。

そこで「紅林さんに好意があるなら、もっとスマートに誘えば良いのに」という、叶。

オマエが言うな、オマエが。

あと、特命課のメンバーに、どんだけ女にモテない奴と思われているのでしょうか、紅林。

それはともかく“飲み会の準備”にいそしむ特命課という描写は、なかなか貴重です。

それと、全然可愛くないというか、あんなにキツい子猫のドアップ映像って、初めて見ました。

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