特捜最前線 第465話 木曜日の暴行魔!疑惑の単身警察官待機寮


【脚本 藤井邦夫 監督 宮越 澄】

おぉ、イアル姫の○○が…。

◆   ◆   ◆

やっぱり、サブタイトルにセンスがない…。

ここのことろ、ややイマイチな回が続いた感がある「特捜」だが、今回は、まあまあの話。

連続暴行の容疑者が、警察官の寮に入っていったという投書を元に、犬養が寮に潜入し、真相をさぐるという話。

あまり特定の人物に深入りせず、犬養を“進行役”に、ストーリー
展開に主眼を置いた作劇で、あっさり風味ではあるが、ちゃんと話を追えるという点では、けっして出来は悪くない作品。

ただ、難点はいくつかある。

とりあえず、先に「あっさり」と書いたが、ちょっとあっさり「し過ぎている」点。

結局は、真犯人は寮には存在せず、それはそれでひとつの話の帰結の仕方なのでいいのだが、例えば、警察内部の腐敗とか、警察官も一皮むけばただの欲望の塊だとか、もっと人間の暗部をえぐった、キツい話にもしようがあったとは思う。まあ、これも夜9時に時間が繰り上がった関係か。

あと、真犯人の“とってつけた感”も気になる。というより、容疑のかけられた警察官の中に、せっかく濃いメンバーがいるのだから、たとえ“結論”が同じだとしても、もう少し寮の内部で濃い展開があったなら、もっと面白かったと思うのだが。

それと、そもそも“木曜日”という要素が、ドラマ上ほとんど生かされていないように思う。

犯人は、木曜日に出没していた訳だが、木曜日に議員の父親が会いにくることと、犯行との因果関係が、さっぱり分からないまま終わっているのだが。

とはいえ、締めの「疑われたのが一般人ではなく、警察官で良かった」という課長のセリフには、なるほどと思わせるものがあったのである。

この回、『Gメン75』の中屋警部補 兼 リュウレンジャーの親父・鉄面臂張遼の伊吹剛氏が登場。本当は、もっと濃い活躍を期待していたのだが…。

また、口元のほくろが特徴的な、後の美緒・イアル姫&イガム王子の、浅見美那氏も登場。

やっぱり、特「撮」最前線。

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