ウルトラマンレオ 第38話 決闘!レオ兄弟 対 ウルトラ兄弟
【偽アストラ(ババルウ星人)登場】
地球の最期より、百子さんの行き先のほうが気になります。
◆ ◆ ◆
■パトロール機で「全く異常なし」と報告する、イカルス人間体、じゃなくてMACの佐藤隊員。
すると、隊長から「早く帰ってこい」とのお言葉。
すると佐藤隊員は「あ、隊長、コーヒー飲んでますね」と言います。
どうやら、ダン隊長は、コーヒーを飲んでいると機嫌が良いようです。なんだかよく分からない宇宙人です。
■どうやら、この日は冬にしては暖かいらしく、「今日は何か良いことありそうよ」と、小鳥に話しかける、百子さん。
予感がアテにならないにもホドがある感じです。
■そのころ、ウルトラの国の“ウルトラタワー”が、何者かによって、あっさり壊されます。
警備ザルですか。
もしかして、「ここにはウルトラ兄弟がごまんといるから、直接襲ってくるような、根性のある侵略者などひとりもいまい」と、タカをくくっていたのでしょうか。
■すると、地中のシェルターみたいなところからから、ウルトラ兄弟が4人続けて現れます。
普通こういう場合、颯爽と空を飛んできて、スタッと着地したりするものだと思うのですが。
特撮予算の削減でしょうか。
あと、下の方で新マンやエースが順番待ちしている光景を想像すると、ちょっと笑えます。
■そうこうしているうちに、バキバキと倒れるウルトラタワー。
「ウルトラタワーの炎が消えた!」
「誰だ、誰の仕業だ?!」
「暗黒宇宙の支配者!!」
「ババルウが来たのだ!!」
と、見事なローテーションでセリフを発する、M78星雲の宇宙人の皆さん。
どうでもいいですが、いちいち拳を握らないと喋れないのでしょうか、この人たち。
それと、エース以外は、顔が全員ウルトラマンなので、ちょっと油断すると、誰が誰やら分からなくなってしまいます。
最近ワタシにも「テレビに出てくる女性アイドルが全部同じ顔に見える」という、オッサン的症状が現れ始めていますが、この場合は、“本当に全部同じ顔”です。
■どうやら、ナレーションによると、ババルウ星人は、ずっとウルトラの国を狙い続けていたようです。
だったらなおのこと、少しくらいは、その挑戦に警戒していてほしいものです。ザルにも程があります。
■しかも、どっかの機械室みたいなところから、あっさりとウルトラキーを(偽)アストラに盗まれる始末。
「しまった!!」
「ウルトラキーを盗まれた!!」
と、ハイテンションでうろたえる、ウルトラ兄弟。
ウルトラキーは、ウルトラの国のエネルギーをコントロールするという、極めて大切なもののようです。
であれば、常に人をとまでは言いませんが、二重三重のセキュリティシステムは欲しいものです。
自分たちがウルトラ兄弟だからかどうか知りませんが、その力を相当に過信してませんか、この人たち。
■で、その人たち。
「ウルトラキーを盗まれた!」
「なに?!」
「暗黒星人ババルウ!!」
「違う、キーを盗んだのはアストラだ!レオの弟アストラだ!!」
とことんハイテンションなウルトラ兄弟。いつもこんな調子で会話しているのでしょうか。
これでは、落ちついて食事もできません。まあM78星雲の宇宙人なので、飯は食わないとは思いますが。
■そして「ウルトラの兄弟たち、裏切り者アストラを倒して、ウルトラキーを奪い返すのだ!!」という、末っ子エース。
いつから年長者に命令できるようになったのでしょうか、この若輩者。
ていうか、レオ兄弟の立場で考えれば、別にウルトラ兄弟と何かの契約をしているわけでもないはずなので、“裏切り者”呼ばわりされる筋合いはないように思います。
そういえば、本当の末っ子タロウはどうしたのでしょう。相変わらず、旅に出っぱなしですか。
とんだ放蕩、いや放浪息子です。
■それはさておき、「ウルトラの星は、太陽系に向かっている!!!」と、血管の切れんばかりに絶叫するゾフィー。
アナタのその一声が、まるでウルトラの星が地球に向かうのを後押ししているかのようにさえ思えます。とにかくハイテンションな人たちです。
■ウルトラの星の接近によって、機械や計器が狂ったり火を吹いたりする、MAC基地。
まあ、どうせあと2週間で全てが木っ端微塵なので、わざわざ直す必要もないような気がしますが。
■すると、スクリーンに映し出された「ウルトラサイン」を見る、ダン隊長。地球人の隊員には見えていないのは良いとして、ゲンにも見えていないようです。
身内のものにしか見えない緊急連絡というのは、なかなか高セキュリティです。
それがありながら、なぜいともあっさりウルトラキーを盗まれたのか、全く納得がいきません。
■ウルトラサインの内容を、ゲンに告げるダン隊長。
ただ、実際に出されたウルトラサインは、どう見ても、せいぜい3文字か4文字のものです。
その4文字程度の中に、
・ウルトラキーが盗まれて、盗んだ犯人はアストラであること
・ウトルラの星はコントロールを失って、地球に迫ってきていること
・アストラと、それを追ってウルトラ兄弟たちも地球に向かっていること
・“レオを見張れ”という、ウルトラ兄弟からの、セブンへの伝言
・“レオ兄弟に悪魔が乗り移った”という、ウルトラ兄弟たちの勝手な見解
これだけの内容が、含まれていることになります。
どう考えても、文字数に対して内容が多過ぎですが、おそらくウルトラサインは、地球人の頭では考えられないくらい、高度な機能を持つ、優れた言語なのでしょう。恐るべし、ウルトラサイン。
■ダンによると、ウルトラキーは強力な武器にもなり、セブンは子供の頃、それが武器として使われるのを、実際に見たそうです。
子供の頃って、いったいセブンが何百歳の頃でしょうか。
■街中、カメラを持った外国人夫妻が映し出されます。
まるで、何かを企んでいる宇宙人のようにも見えますが、本編とは一切関係ありません。
■MACのコンピュータによると、このままウルトラの星が地球に接近し続ければ、175時間後、つまり7日後には、地球が消滅するというこです。
それを聞いて愕然とするMACの隊員。
まあ、アナタたち全員は、どうせあと2週間の命なので、たいした違いはありませんが。
■アストラの動きを封じるため、ウルトラ念力を使う、ダン隊長。
それをくらった(偽)アストラ。
「苦しいー!!レオにいさーん!!レオにいさーん!!」
と、臭い芝居を打ちます。ババルウ星人、なかなかの猿芝居師です。君にワタシから“ウルトラ世界の草加雅人”の称号を与えたいと思います。
■そこへ、ウルトラ兄弟たちもやってきて、地球につくや否や、5人で大ケンカの始まりです。
地球にとっては非常にハタ迷惑です。4人もウルトラ兄弟がいるのですから、途中の星でなんとかカタがつかなかったものでしょうか。
ていうか、せめて日本以外でやってください。絶海の孤島とか。
■アストラが本物だと思い込んでいるゲンは、念力で(偽)アストラを苦しめるダン隊長と殴り合い。
こてんぱんにされてぶっ倒れているダン隊長をバックに、レオに変身するゲン。なかなか良い根性です。
■レオに変身し、本当におまえがやったのかと、アストラに問いただすレオ。
レオが、そんなまどろっこしいことをしている時に、「レオ、俺たちはアストラを殺す!」という、ウルトラマン。
ウルトラマン、君って奴は、本当はそういう奴だったのか。
■それに対し「待ってくれ、時間をくれ、頼む!」というレオですが、ウルトラ兄弟たちは「ダメだ!!」と言います。
ただ、同じタイミングで全員が首を振ると、若干滑稽なので、首を振るのは、誰か代表者一名にした方が良いように思います。
■すると、レオたちの下の地面が割れて、今だとばかりに、
ジャーンカジャカジャカジャーンジャン ジャカ
ジャーンジャーンジャーンジャーンジャーーーン♪
と、“冬木透版・ウルトラマンレオのテーマ”にのって、レオ兄弟に襲いかかるウルトラ兄弟。
って、
この選曲はオカシイやろ。
■レオ兄弟と戦うウルトラ兄弟ですが、新マン、マンと共同でレオを投げ飛ばした後、なぜか“指をポキポキする仕草”をしています。
■「やめろレオ、最後の警告だ!」と、手袋のチャックをプラプラさせながら言う、ゾフィー。
しかし、アストラを渡さないレオに対し「よし、分かった!!」というゾフィー。
すると、ウルトラ兄弟が集まって、合体光線。
それはいいのですが、ここで、
ジャカジャカジャッジャッジッャジャッ
ジャカジャカジャッジャッジッャジャッ
デコデコデンデンデンデン
デコデコデンデンデンデン
という音楽が、ほんのちょこっとだけ使われます。
ここでこの曲をそういう風に使うであれば、さっきの戦闘のところから、この曲を使った方が良いように思うのですが。
■で、ウルトラ合体光線によって、大ピンチになるレオですが、百子さんが結局どこに行くつもりだったのか分からないまま、今回は終わりです。


