特捜最前線 第448話 黙秘・堕ちた名門夫人!


【脚本 佐藤五月 監督 北本 弘】

ワシの出番チョットだけだがね!

◆   ◆   ◆

見栄とか世間体とか、そんなものを守るために借金してまで贅沢して、挙げ句の果てに人を殺す女。

結局、言い訳だけはベラベラするくせに、人を殺したことについての反省は全くないという、佐藤脚本独特の、徹底的に頭のイカれた女が登場する話。

だいたい、そんな言い訳を延々聞かされたところで「あぁ、そーですか」としか言いようがなく、何の同情の気持ちもわいてこないわけだが。

つまるところ、この話には、何かの問題提起という意味合いが、あったのだろうか、なかったのだろうか。

確かに、これは1986年放送の番組であり、2008年に見た場合、多少奇異に見える部分があったとしても、仕方がないといえば仕方がない。

しかしながら、この話を見たあとに去来する“どうでもいい感”というのは、単に「時代が違うから」というだけのものだろうか。

リアルタイムでこの話を見たとして、何か考えさせられる部分とか、共感する部分というのが、果たしてあるだろうか。

いや、そもそもこの話には、そんな問題提起などはなく、ただ単に見栄っ張りで、自分を守るために人を殺す、こっけいな女を描いただけ、ということであれば、それはそれでいいのだが。

要は、あまり心に残らない話だったな、ということを言いたかったのである。

この回、出番は少ないが、特捜ファン(アンド特撮ファン)にはおなじみの中真千子さんが、相変わらず熟女のフェロモンを撒き散らしながら登場。

また、言わずと知れたバイクルの声・篠田薫さんも登場。で、冒頭のネタとなるわけである。

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