特捜最前線 第434話 悪女からのプレゼント!


【脚本 矢島正雄 監督 辻 理】

◆   ◆   ◆

脚本家は第435話と別だが、明らかに、次回の吉野殉職編に向けた“ネタふり”の回。

殉職に向けた展開というと、『太陽にほえろ!』では、近々殉職する刑事の“絶体絶命話”を一度作っておいて、その直後にあっさり殺す、という手をよく使う。

例:『ゴリさん、死の対決』2週後→『石塚刑事殉職』

が、「特捜」ではそういう手を使っていないので、好感が持てる。

この回は吉野の親父が登場。話自体は中途半端な感じがあるが、ほれっぽい吉野や、お互い素直になれない吉野親子など、良い意味で、随所に“吉野らしさ”が描かれている点は良い。

特に、ラストの“阿波踊り”の時の吉野の行動は、意外性もあり、吉野のキャラクターをよく表現したものであったので、良かった。

そして、愛すべき吉野刑事は、ついに最期の時を迎えようとしているのである。

(Visited 146 times, 1 visits today)