宇宙猿人ゴリ 第1話 ゴリ 地球を狙う!

【ヘドロン登場】

後に『スペクトルマン』となる番組タイトルだが、始まった当初の番組タイトルは『宇宙猿人ゴリ』

この番組が始まったのは、1971年の1月。つまり、いわゆる“第2次怪獣ブーム”のきっかけとされる『帰ってきたウルトラマン』や『仮面ライダー』よりも早く開始された番組なのだ。

確かに、ウルトラやライダーよりも知名度は若干落ちるとはいえ、むしろこの『スペクトルマン』こそが、ブームの“先駆け”と捉えることも出来るのである。

で、オープニング。冒頭からしばらく、エンディングにも使われている「宇宙猿人ゴリなのだ」のイントロからカラオケの半分くらいが流れ、途中から「スペクトルマン・ゴーゴー」に切り替わる。

以降は、スペクトルマンの活躍を中心に構成された映像になるのだが、番組に出るタイトルは、やはり『宇宙猿人ゴリ』。それも、イラストやアニメーションではなく、立体造形されたロゴが、スモークの中に立っているという、凝った映像。

ちなみに、オープニング映像には、出演者の登場カットはあるものの、テロップでは全く紹介されない。

第1話では、悪の科学者であり独裁者のゴリが、ラーと共に惑星Eから地球に来るでの経緯が、ナレーションで語られる。

そして、地球に美しさに見せられ、征服するため、公害から生み出した怪獣・ヘドロンを使って海辺の街を攻撃、そこへ蒲生譲二に姿を変えたスペクトルマンが立ち向かう、という流れになっている。

地球外の生命体のほうが、むしろ地球人より地球の価値をよく分かっているというパターンはよくあるが、これもその典型例。

「こんなに美しい星であるのに、地球人は自らの欲望のために汚している」とはまさにその通りで、地球人としては、そう言われたところで、ぐうの音も出ないのである。

怪獣へドロンは、中に人が入る造形ではなく、操演で動かされており、またスペクトルマンも、ヘドロンと組み合うことが無いという、特異な戦闘が描かれている。

ちなみに、この番組の音楽が『西部警察』に流用されてるのはよく言われることだが、ヘドロン登場時の音楽などは、その代表曲。

さらにこの回、のちにバロム1に変身する子供や、帰ってきたウルトラマンや『仮面ライダーV3』にも出演する子供が出演していたりする。

冒頭、「君の変身は地球人に見つかってはならない」というネヴィラの指令に、手を挙げて「了解!」という蒲生譲二。

って、

その人ごみの中で言うたらアカンやろ。

エンディング、ゲスト出演者の名前はテロップで出るのに、主要キャストのテロップは全く無し。

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