特捜最前線 第429話 OL暴行・3分間のミステリー!


【脚本 宮下隼一 監督 北本 弘】

ゴレンジャー出動!!

◆   ◆   ◆

何ていうかアレだな、脚本も、演出面においても、かなり出来の悪い作品ですなコリャ。

三宅が実はパトロールに出てなかったことなんて、視聴者の9割8分は、サブタイトルテロップが出る前に気づいてる。

“被害者、名乗り出よ”とかいう、かなり都合の良い訳の分からない新聞見出しが躍っていたが、女性はレ●プ被害にあっているのだから、おいそれと名乗り出られる訳がないのに、なんでそんな分かりきったことを、特命課は気がついてないのかと、これまた9割8分の視聴者は思ってる。

で、このふたつのことに、どうやら“ストーリー上”は、特命課は全く気がついてなかったようだ。

が、視聴者にしてみれば、

「そんなのもう知ってるよ、特命課のくせに今頃分かったのかよ」

という感想しか出てこないので、何の驚きも感動もない。

これって、脚本もマズいのだが、輪をかけて演出がマズかったのではないか。

まあ、三宅が実は●てたっていうのは、確かに意外だったけど。

違う意味で。

また、“人々が捜査に非協力的”というのも、はじめの方だけで中途半端な扱いだし、頬に傷のある男が犯人である証拠も、結局何も出ずにウヤムヤのまま。とにかく中途半端。

殺された大学生の身の上話だけで泣かせようとしたのかもしれないが、話がこの程度ではねえ。

おまけに、とってつけたように、最後になんだかんだと説教されても、全く心に響きませんなぁ。

結局この話、犯人の扱いが非常にテキトーだったけど、むしろ、その辺りの部分から話を組み立てた方が良かったのではないかと思うのだが。

思うに、素材は活かして、高久さんに『Gメン』の脚本として料理してもらえれば、重厚で見応えのある話になったかもしれない。

脚本は良いが演出はイマイチ、または脚本はたいしたことないが演出に助けられてる、というパターンは珍しくないが、両方ともイマイチだと、如何ともし難いですなぁ。

さあ、ファミリー劇場の次回放送は、いよいよ、おやじさんの退職編!!

…と思ったら、

パト●イバーかよ。

いやまあ、別に良いんですけどね。

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