特捜最前線 第426話 海外特派員殺人ミステリー!


【脚本 佐藤五月 監督 宮越 澄】

日本人に対しては親日派をアピールしながら、本音では日本を小馬鹿にしていたアメリカ人が死ぬ話。

当時は1985年。現状の日本とアメリカとは、変わっている気もするし、変わってない気もするし。まあ、その辺のところは深く触れないが、この頃の社会情勢を、ドラマの中に盛り込んでおくというのは、大事なことなんだなあ(あまり流行を追いすぎるのも困りものなのだが)。

ていうか、これを見てるとむしろ「これを書いた人、何かガイジンに恨みでもあるのか??」と思いたくなってしまったり。

この話、「あれだけ日本を小馬鹿にしたのだから、バチが当たって当然」なんて見方も出来てしまう気が…。

ともかく、管理人さんがクレイさん(紅さんではなく)を殺すことについては、動機も同情する余地も十分。あれ、多分過失致死だろうなあ。だいたい、弱ってるときは人の助けは喜んで借りるべきなのに、「昔は米国の捕虜で、今は日本の捕虜だ」とか、しゃあしゃあとぬかしやがるほうが、悪いと言えば悪い。

ただ、犯人が管理人ではなく、管理人の奥さんだったら、もっと意外性があって、面白い話になったのでは…と思うのは私だけか。いや、もしかしたらそうじゃないかと思っていたが、犯人と思われた管理人が、本当に犯人だったので、正直拍子抜け。

管理人の“包帯を巻いている理由”が実は本当で、表向きはクレイを良く言っていた奥さんが、実は並々ならぬ恨みを彼に持っていた
…という話でも良かったかも。

て、いろいろ考えて見ると、芦川よしみの役って、話の作りようによっては要らなかったような…。いや、今のままでも十分存在感薄いのだが。

で、相変わらず“日本語より流暢な課長の英語”が聞けるこの回だが、はて、誰か足りないような…。

そうだ、吉野がいないではないか!

船村や桜井の欠席は珍しくないが、吉野の欠席というのは、極めて珍しい。

もうすぐ、永久に欠席になってしまうというのに…。

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