Archive for 6 月, 2008

特捜最前線 第419話 女医が挑んだ殺人ミステリー!

【脚本 長坂秀佳 監督 松尾昭典】…

「写真判定は馬でも難しいんです」

長坂秀佳“女”シリーズ第2弾。

白川由美演じる冷泉教授が再登場。今回は、前回はなかった神代との共演が果たされている。

全シーン法廷という挑戦的な418話とうってかわり、今回は長坂氏の得意なトリック物。

いつにもまして手の込んだトリックが描かれており、見応えはあるのだが、あまりに裏の裏の裏までかかれてしまったので、正直私のアタマでは1回見ただけでは全てを理解できない話。これを書くまで3回見ました(細部に絞ればそれ以上)。

が、それだけ見てもまだわからないことがあるぞ。

一番よく分からないのは、イヌイ警部は、一体何をどこまで知っていたのかということ。イヨダ警視が、ホステスを殺したことまでは知っていて、口裏をあわせたり、偽装工作をしたりしたのだろうが、湯呑みの件は、一体警視に何と言われて、わざわざ指紋を残したのか、その辺がいまだに分からなかったりするのだが。

まあ、今回の最大の功労者は、湯呑みを見つけたおやじさん、ということになろうか。

で、最後の警視の言葉。

私は能無しだ。
でも昇進試験にはいつもうかってしまう。
親父の力もあって、警部補・警部・警視と、トントン拍子。
私は、親の七光りで横滑りできた、キャリア組の能無しだ。

あ、印象に残ったので抜粋しただけで、別に深い意味はありませんよ。

特捜最前線 第418話 少年はなぜ母を殺したか!

【脚本 長坂秀佳 監督 辻 理】…

なるほど、「パンチラ、見えたでしょ?」とは、そういうことだったのかwww

長坂秀佳“女シリーズ”の第1作。

本人としては、本当は“悪女シリーズ”にしたかったそうだが、「白川由美を悪女にするわけにはいかなかったので女シリーズになった」とのことである。

この回は、登場する検事・弁護士ともに女性だが、この回に“悪女”がいるとすれば、この少年の母親ということになろうか。

そして、この回で特筆すべきなのは、何といっても、本編の99%は法廷内での出来事であるということ。

つまり、話の内容は全て誰かの口から語られるものであり、それを表現する映像が全く出てこないため、視聴者は、ずっと頭の中フル回転で見なければならず、かなり疲れると言えば疲れるが、それはそれで見応えのある回。

当時の視聴者も、見始めた頃は、まさかこんなことになるとは思わなかったであろうし、驚いたであろう。

また、音楽の使用も最小限に抑えられている。特に、前半には全く使われていない。はじめて音楽が使われるのは、本編開始27分経過したころ。使われた曲も、全部で6曲と、極端に少ない。

(ならいっそのこと、全く音楽の使われない回にしても良かったかも…)

内容は、タイトルの通り、ひとりの少年が本当に母親を殺したのかどうか、それをめぐって検事・弁護士が争い、やがて特命課刑事が証人に立ち、最後は神代と叶が“弁護士”の席に座るという展開。

本来、刑事が弁護士席にいるというのはまず有り得ないそうだが、刑事訴訟法第31条の

“弁護人は、弁護士中から選任しなければならないが、最高裁判所以外の裁判所(簡易裁判所・家庭裁判所・地方裁判所)では、特別の事情があれば弁護士でない者を弁護人に選任することを許可することができる”

という内容に基づき、特命課刑事が弁護側にまわっている。

法廷劇を刑事ドラマで描くと、どうしても刑事が脇役に回ってしまうので、なんとか刑事を法廷に、しかも、被告人を追いつめる検事側ではなく、被告人を救う弁護側として立たせたかった、という長坂氏。

その取材の過程が思い出深いと、長坂氏が語る回である。

というわけで、ひたすら法廷内のシーンが続く本作であるが、2009年から裁判員制度が始まり、我々も法廷に出向かなければならない事態も十分考えられる中で、この回は、法廷の雰囲気をなんとなくでも味わえるという意味で、大変貴重な回でもある。

結果的には、長坂氏がもくろんだ“ワンセットドラマ”は、辻監督が何カットか風景のシーンを入れたことで実現しなかったわけだが、さすがに1時間同じ光景では息が詰まるので、視聴者側としてはそのほうがありがたかったかもしれない。

CSでの放送となると、CMすら入らないので45分ぶっとおしになるわけだし…。

で、よく考えてみたら、判決が出る日などは、課長以下、特命課全員が法廷にいる、ということは、特命課はカンコちゃんだけである。もし今事件が起きたら、一体どうするつもりだったのだ?(ちなみに、この回はカンコちゃんの出番一切なし)

あと、検事に対し「これがあのバアサンのやり口だ」と言っている船村。

アンタだってジイサンだろうが。

特捜最前線 第417話 誘拐ルート・5時間の追跡!

【脚本 藤井邦夫 監督 宮越 澄】…

良いねぇ!!

これこれ、俺はこういうのが見たいんだよ。

しょっぱなからヘリが登場、全編ハイテンションな演出でお届けする、藤井脚本らしくない(?)一本。

サブタイトル後、身代金を受け取りにきた誘拐犯は、いきなり転落死。誘拐された子供は、監禁されていたと思われる場所にはすでになく、何者かのトラックに乗せられたものと判断された。しかも子供は大量の出血をしている模様。

子供を乗せたトラックを運転しているのは、誘拐の共犯者なのか、それとも…。

という、トラックの行方と、その持ち主の身辺、そして子供救出という要素を含んで、特命課全員の捜査が展開される。

昭和60年版“子供の消えた十字路”という雰囲気もあるが、私としては、むしろ“ソルブレインの1時間拡大版”という印象だ。

『特救指令ソルブレイン』という作品を、ご存じない特捜ファンの方もおられると思うので書いておくが、これは私としては、最高の賛辞である。

ソルブレインをご覧になったことのある方ならお分かりと思うが、この作品は『特捜最前線』を彷彿させる、もしくはそれ以上のドラマ性を持った、日曜朝8時の子供向け特撮番組という枠を、完全に逸脱したストーリーが続出した作品。

いや、むしろ『特捜』ですら忘れかけていたものを、かなりの割合で持っていた作品とも言える。そういう意味で、ソルブレインっぽいというのは、私としては最高の褒め言葉なのである。

この回では、融通の利かない警察官や、規則を自分の都合の良いようにしか解釈しないアホな公務員のせいで、一般市民が犯罪に走りかけるという展開。

その中で、奥さんの存在というのも効いてるし、トラックの男・北川が、神代に要求したのが“警官と区役所職員の謝罪”というのも良い。

とにかく、ストーリーも演出も非常に優れていた作品。これだけの秀作が、未だにDVDに収録されずに埋もれているとは、いったい東●さまはどういう選定基準で収録回を選んでいるのか…。

前回の『老刑事・レジの女を張り込む!』とともに、今後のDVD化を願いたい。

特捜最前線 第416話 老刑事・レジの女を張り込む!

【脚本 塙 五郎 監督 北村 弘】…

良い歳して、女に惚れちゃおかしいかね

この回、起こった事件の真相自体は正直大したことは無い(むしろ無理があるくらい)。

が、作品自体は、かなりの秀作である。塙脚本x船村編の名編であろう。

その理由は、今までおそらく出てくることのなかった“船村刑事の恋”が描かれているからである。

殺人事件のカギを握っていると見られるスーパーの店員・木田和枝をマークする船村。

しかし、次第に木田和枝は船村に対して好意を持つようになる。

船村は、そんな彼女に口では「年寄りをからかっちゃいかんよ」と言いながら、実は内心、刑事としてではなく“男”としての目で、彼女を見るようなっていた。

結局、事件の真相が明らかになった後、彼女は去ってゆく。

ついこの間まで、レジに立っていた彼女。しかし、そこにもう彼女はいない。そのレジを見つめる船村の切ない表情が、なんとも視聴者の心に響く作品である。

この回では、船村の妻が、最後にビーフシチューが食べたいというので、船村が作ろうとしたが、間にあわずに妻は亡くなった、というエピソードが明らかにされている。

あと、個人的には“買い物かごの中を見れば、その人の生活が分かる”という、木村和枝の言葉が妙に心に残る。

そうか、スーパーの店員って、そういう視点で客を見てるのか…。まあ、私の買い物かごがいっぱいになるときなんて、永久に来ないんだけどね。

どうでもいいが、通路に“無リントッ●”山積みとは、やはりスポンサー恐るべし。『1円玉の詩!』の時も、これ見よがしに紅林が“デン●ー”を買ってたしな。

仮面ライダーキバ 21本目 ラプソディー 指輪の行方

【統括するならメシ代全部出してくれんものか】…

■ロック男に、俺が世間の厳しさを教えてやろう、という名護さん。

世間の厳しさを知らないといけないのは、他でもないアナタだと思いますが。

■嶋ちゃんは、次狼さんとゆりさんの結婚に、何の異論もないようですが、それは次狼さんの身元調査をちゃんとしたうえで言っているのでしょうか。

言ってもタダの狼ですよ、あの人。

■合コンと聞いて「噂には聞いている、盛りのついた男と女が、体に悪い飲み物を飲みながら、不道徳な行為に及ぼうする不埒な会合だと」という、名護さん。

まったくその通りです。

■2008年組、男はたいしたことないですが、女子はかなりレベル高いです。

あと、恵さんにとっては、確かに何の意味もない会合です。どうやら、目的を食うことだけに切り換えたようです。

真理ちゃん相変わらず可愛いよ真理ちゃん。

しかし、注文をおぼえられない真理ちゃん。

名護さんが覚えていた注文は

タン塩 カルビ
ハラミ 特上骨つきカルビ
レバ刺し センマイ刺し 特上ハツ
ビビンバ クッパ ワカメサラダ
激辛キムチ キンチュでサンキュー

だそうです。ちなみに最下段以外は、全部恵さんの注文です。

ていうか名護さん、もうここに就職して、世間の厳しさを思い知ったらどうですか。

■一方、1986年組。男がイマイチなのは当然として、女子も、ゆりさん以外はやや微妙です。

■時空を越えて、奇人変人祭りが開催されていますが、真理ちゃんさえ可愛ければ別に何でもいいです。

■姿を現したドッガ、パッと見はキン肉マンに出てきたゴーレムマンみたいです。

顔は若干ヒトデヒットラー入ってる感じですが。

■「出番だぜ!!」と言って飛び出すキバット。

放送開始以来、8時23分まで出番無しで、よくガマンしました。

仮面ライダーキバ VOL.1