仮面ライダー電王 49号車(最後尾) クライマックスは続くよどこまでも


この際じゃんけんをお薦めします

■せっかく優勢だったのに、とどめを刺さずに消える死神オルフェノクじゃなくてデスイマジン。なかなか甘い奴です。

■よくある事とはいえ、最終回だからといって、いつものオープニングを流さないというのは、正直あまり感心しません。

■望みを言えという良太郎くんに、「いっとくが出来ねえ望みは聞かねえぞ」というモモさん。

多分、あなたでは言っても遂行不可能だと思いますが。

■と、良太郎くんとモモタロスが深刻なお話合いをしている時にかかってくるモグラ怪人。空気の読めない奴らです。まあモグラですが。

■8時8分でAパート終了とは、かなり早いCMの入りです。

■良太郎くんとコハナちゃんの前に現れるイマジンの群れ。

コハナちゃんが本気を出せば、イマジンなど何体来ようと物の数ではありませんが、この星が消し飛んでしまう可能性もあるので、そんな危険な事はしません。

■キンタロスやウラタロスをデンライナーで連れて来るナオミちゃん。やっぱり彼女が一番冷静だったようです。

■おまけに「降臨、満を持して」と現れるジーク。

持し過ぎです。

■ベガフォームになって「最後に言っておく、侑斗をよろしく!」というデネブ。やっぱり良いヤツです。

■「正真正銘のクライマックスだぜ!!」と口走るモモさん。

それはつまり、今まで言っていた「最初から最後までクライマックスだぜ」という自らの見解を、自ら否定した事になりますが、それでも宜しかったでしょうか。

■イマジンズ流ゴレンジャーハリケーンのようです。

■デスイマジンが消え、カイが消えて、全てのイマジンが消えます。

モグラ怪人他、復活イマジンたちも、これだけ着ぐるみを酷使されれば本望でしょう。

デネブも消えましたが、侑斗にとっては飯を作ってくれる存在がいなくなるので、一大事です。

■良太郎くんとコハナちゃんが悲しんでいる様子を遠巻きに見るモモさんたち。

「やっべーなー、タイミング逃した」とモモさん。

「先輩、早く出て行った方が良いって」というウラタロスに「無理だよオメー、あんだけ盛り上がってんだからよー、出て行けねーよ」というモモさん。

すんません、多分日本語間違ってます。

■そんな中、「アレたちはなぜ私の名を呼ばんのだ?」と不満げのジーク。

そりゃアンタが最後だけひょっこり出てくるからです。

■「記憶こそが時間、そして、それこそが人を支える」というオーナーですが、旗は米粒の粘着力によって支えられているようです。

■デネブが帰って来た事で、メシが食えないという侑斗最大の危機は回避されました。

■桜井さん、結局最後まで顔は出ませんでしたが、顔よりも、帽子の下に被っていた赤い帽子は一体なんだったのか、それが分からなかったのが残念です。

■パスをオーナーに返し、イマジンズと別れる良太郎くん。

モモさんの後頭部のシワが、1年間という年月の長さを物語っています。

■最後のスタッフロール、イマジンがそれぞれセリフを述べますが、リュウタロスだけが、なぜかスローモーションです。

WWEのジョン・モリソンかお前は。

■本編終わりのバ●ダイCMに
“1年間応援ありがとうございました”とか
“良太郎とモモタロスたちを忘れないでね”とかは出ませんでした。

そして、ついにハナさんは帰ってきませんでした。

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最後なので、ちょっと真面目な総評。

結論から言うと、始まる前に期待したほどではなかったというのが正直なところ。

序盤はまあまあだったが、終盤はかなり辛かった。

私のレビューは、作品の良し悪しに分量や内容が大きく左右される。面白ければ多く、面白くなければ少なく素っ気なくなるという、非常に分かりやすく単純な原理によって成り立っている。

第40話を越えたあたりから、書く気がだいぶ失せていたが、残り10話も無い段階で投げ出すのも情けないので、なんとか最後まで続けたというのが、私の偽らざる心境である。

では、『仮面ライダー電王』について、今まで語らなかったところを。

電車で移動というのが放送前に話題になったが、それほど電車というアイテムがストーリーに生かされたかというと、疑問。

また、オープニングナレーションで「次の停車駅は過去か、未来か」とあるが、結局飛んだのは過去ばかりで、未来には(私の記憶が正しければ)飛んでない。

未来に飛ぶ事で、何かストーリーが展開するのかと思っていたが、そういう事は全く無かった。

そもそも、時間を電車で行き来するという組み合わせ自体、終わってみると成功したとは言い難い。

さらに、特にシリーズ後半の展開は、後付け・こじつけ・つじつまあわせ、そして生かしきれなかった伏線の回収に終始した感がある。

どこまでが始めから考えられていた設定で、どこからが後から出てきた設定かは部外者にはハッキリ知る由はないが、少なくとも、素人が端から見てても「あ、これは後で考えたな」とか「この説明は苦しいな」と思う箇所が随所に見られた。

よって、ストーリー展開の面白さというのは、後半はかなり失われたのが残念だ。

たとえ、出演者の予期せぬ途中降板等が少なからずストーリー構成に影響したとしても、である。

終盤に出てきたカイにしても、キャラクターとしての魅力が全く無く、彼が何者で何を考えていようと、別に興味をそそられなかったし、愛理と桜井侑斗の秘密についても、事前の伏線とかが上手く生きていないため、何の驚きも感動も無かった。

おそらく、キャラクター描写重視で、メインライターに小林靖子氏を起用したものと思われるが、時間という、SF的な要素を扱ってストーリーを作る以上、その組み立てが非常に重要である。

であれば、もっと上手くストーリーを作れる人は何人もいるはず。その辺のところを上層部がどう考えていたのかというところも、この作品については、終わってみれば問われるところである。

むしろ小林氏には、脚本の出来が非常に悪く、駄作となった『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の方を担当してもらった方が良かった気がする。

というわけで、イマジンズのキャラクターの面白さで霞んでしまいそうだが、『電王』自体は、この放送枠のシリーズにあっては、傑作とは言えない作品であった。

あ、勿論これはあくまで個人的な見解です。念のため。

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