超人機メタルダー 第9話 夢みるモンスター!十字砲火の恋人たち

【暴魂と烈闘士が仲良くお散歩とは奇跡】

剣流星と舞ちゃんが、なんだか街中で待ち合わせをしている模様。

流星がボーッとどこかを眺めていると、人混みの中から、舞ちゃんの「流星さーん!流星さーん!」という声が聞こえてきます。

これ、どっからかメガホンで監督が「よーい、スタート!!」と叫んでいるということになるわけで、役者さんとしては、けっこう恥ずかしいです。

舞ちゃんは、約束の時間から30分も遅れた模様。舞ちゃん曰く、子供の頃の楽しかったことを夢に見たせいで遅れたそうです。

すんません、もう少しマシな言い訳をしてください。

というか、そもそもどこで待ち合わせてましたか、アナタたち。

あと、この回、剣流星の声が、唐突に飯田道郎さんに変わってます。

そんな、夢を見て約束の時間に遅れるという、お花畑な舞ちゃんを「僕も一度でいいから、夢を見てみたい」と、羨ましがる、ロボットだから夢を見られない流星。

烈闘士ザーゲン「…………」

そんな流星の反応を見て「しまった」みたいな仕草をする舞ちゃんですが、夢を見られないロボットの前で夢の話をするより、飯が食えない超人機の前でスイーツを独り占めする方が重罪のように思います。

そんな様子を、近くに座って聞いている、美人秘書。

さっそく総帥に報告したらしく、桐原総帥は、私を夜の闇に包ませます。

かなりはしょりましたが。

ちなみに、先の二人は、これから葉山の海にヨットの撮影に行くそうです。

そんなところで油売ってないで、さっさと現地に行ってください。

急いで夜の闇に包まれた帝王ゴッドネロスは、モンスター軍団・軽闘士ヘドグロスを呼びますが、ヘドグロスは現れません。

立場のないゲルドリングは「さっさと探せ!探してこんか!」と、そこらへんにいたガマドーンやブライディを、どつきまくります。

いちおう、豪将ですが。

どうも、モンスター軍団内の勢力図って

凱聖ゲルドリング→ その他大勢→ 軽闘士ヘドグロス

みたいな感じになってるように思えてなりません。豪将以下、激闘士のザケムボーまでは、階級があってないような雰囲気です。

そんななか「ヘドグロスって?」という、ダーバーボ。
「力も技もなく、やたらとズルくて金に汚い」という、ブルチェック。

まぁ、下から数えた方が早い、烈闘士のアナタに、あまり言われたくはありませんが。

結局、ヘドグロスは現れません。

帝王の機嫌を損ねぬよう「軽闘士のヘドグロスより、わが軍団にはもっと優秀な者が……!」と、自軍を指すゲルドリングと、その軍団の面々。

………………そうでしょうか。

というか、その優秀な者たちを、さっきまでボコボコどついていたのは、どこのどいつですか。

ともかく、帝王ゴッドネロスは、今回はとにかくヘドグロスに用があるようで、バルスキーがいつものように頭をピコピコ光らせるなか、メタルダーに夢を見せてやれと、ヘドグロスに命令するよう、ゲルドリングに伝えます。

その後、ゴーストバンクの下層地区らしきところを、仲良くお散歩する、ダーバーボとブルチェックのコンビ。

すると「雄闘ヘドグロス!」という声が聞こえます。

「雄闘ヘドグロスだと?」という、ダーバーボ。

見ると、ヘドグロスが「暴魂ヘドグロス!」「豪将ヘドグロス!」そして「凱聖ヘドグロス!」と、階級が上がるごとにひとり早変わりをして、ウィズダムに披露しています。

そこへ、バカ笑いしながら現れる、ダーブルコンビ。

「お前のような軽闘士が、凱聖になった時の練習をしているなんざ、笑わせるぜーwww」という、ダーバーボ。

それに対し、ネロスの軍団員が出世を夢見て何が悪いという、ヘドグロス。

しかし「夢なら、力も技もないお前でも、出世はできるわなぁ〜www」と、せらせ笑う、ブルチェック。

繰り返しますが、アナタも、下から数えた方が早い、弾を撃つことしか能が無い烈闘士なんですが。

あと、この小賢しい喋り方の飯塚昭三さんが最高です。

しかし「こんな奴を帝王がお呼びとはなぁ」と、ダーバーボが口を滑らせたのを聞いて、ゴーストバンクに行き、帝王を呼ぶヘドグロス。すると、親切にも帝王が来てくれました。

「お前の必殺技で、メタルダーに、夢を嫌というほど見せれやれ、メタルダーを倒せば、お前の夢も望みも思いのままだ」という、ゴッドネロス。

それを聞いて、他のモンスター軍団に協力を求めるヘドグロスですが、恥をかかされたゲルドリングはもちろん、他の軍団員は手を貸そうとしません。階級が低いだけに、こういうとき人望がないと痛いです。他の軍団員でいちばん階級が低いのはザケムボーですが、それでも激闘士なので、軽闘士からはかなり離れてます。

ならば、軍団は違いますが、少しでも階級の近い中闘士のムキフーコンビにでも協力を仰ぎたいところですが、前回のいざこざの件があるので、おそらくウンとはいわないでしょう。

やはり、モンスターといえども、日頃の行いは大事です。

そういうわけで、結局ひとりでメタルダーに挑まざるを得なくなった、ヘドグロス。

妄想の中で、ゴーストバンクで、他の軍団員が祝福する中、ウィズダムとの結婚式を行なってますが、このシーンを撮るために、軍団員と撮影スタッフが集結したかと思うと、なんだかとても微笑ましいです。

いっぽう、流星とひとしきり遊んで「楽しかったわねー☆」という舞ちゃんですが、流星は全く楽しくない顔。舞ちゃんを家まで車で送ったあと、浮かない顔をしてさっさと去っていきます。

実際の状況はアレですが、はたから見ると、せっかく送ってやったのに、家に上がらせてももらえず、気分を害して去っていく、アッシー君(死語)のようにも見えます。

その後、政宗さんのナレーション。

“流星は苛立っていた。自分を足としてコキ使うだけコキ使う仰木舞に 夢という言葉を、忘れようとしても忘れられずにいる自分に”

すると、流星の前に、ヘドグロスがが現れます。散々技がないと揶揄されるヘドグロスですが、この、身体をスライム状にするというのは、立派に使える技だと思います。

流星はメタルダーに瞬転。

「メタルダー、お前の憧れている夢を、たっぷり見させてやる!」という、ヘドグロスは、ヘドグロスシャワーをメタルダーに浴びせます。

すると、それがメタルダーの回路にに作用し、ヘドグロスの攻撃をかわせません。

「なぜだ⁈なぜ あ ん な パ ン チ がかわせないんだ?!」という、メタルダー。メタルダーからみても、ヘドグロスの戦闘力に関しては、かなり低い評価のようです。

異常をきたしたメタルダーの回路は、メタルダーに夢を見させます。

メタルダー、文字通りの頭がお花畑状態です。

そのメタルダーに「夢に溺れろメタルダー!俺は夢に苦しむお前を倒し、自分の夢を叶えてみせる!」と哲学的なことをいう、ヘドグロス。

メタルダーは、崖から転落ですが、それでもなお、頭はお花畑。すると今度、舞ちゃんが夢の中に登場します。

舞ちゃん、なんだかよくわかりませんが、

It’s just a 戦前のハイカラさんな格好です。

その舞ちゃんに、流星が近こうとしますが、流星がメタルダーになる様子を見て「キャー!!」と悲鳴をあげる、ハイカラ舞ちゃん。このショット、舞ちゃんが遠ざかっているように見えますが、実際はカメラの方が下がりながら撮っているようです。

今こそ、ヘドグロスにとってはメタルダーを倒すチャンスですが、イマイチ決定力不足。そこへ、相変わらず仲良しこよしのダーバーボとブルチェックのコンビが現れ、二人まとめて亡き者にしようと、砲撃です。

まぁ、先週ヘドグロスもバーロックを妨害してますので、因果応報な感じです。

ただ、さすがに今回は、メタルダーと焚き火を囲んだりしない、ヘドグロス。

そして、朦朧とする意識の中、ウィズダムとの未来を夢想します。

「いつか、子どもを作って、必ず……」

すんません、もうできてます。

で、ヘドグロスとウィズダム、まだ見ぬ子どもが、遊園地のメリーゴーランドに乗っている映像がでてきますが、この撮影のためにスタッフが集結したかと思うと、やっぱりなんだか微笑ましいです。

その頃、メタルダーは、シルバーカークスに入るなり、ぶっ倒れてました。それを見て、とりあえず吠える、スプリンガー。

吠えてないでなんとかしろよ。

やがて、まだ悪夢を見て目を覚ますメタルダー。どうやら、メタルダーが眠っている間に、末端回路に貼り付いたカビが、夢のような幻覚症状を引き起こしていたことが分かった模様。しかし、そのカビを取り除くのは、回路自体を傷つける恐れがあるので、無理なのだそうです。

なんだか、微妙に最終回を思わせる論理です。

その話を聞いて「そんなの夢じゃないわ。アナタの本当の夢、探しに行きましょう」と、流星をどこかに連れ出そうとする、舞ちゃん。

ただし、運転は流星です。

あと、舞ちゃんちに上がり込んでいる流星が、律儀にスリッパ履いてるのが笑えます。

ていうか、

堂々と路駐はご遠慮ください。

まぁ確かに、見た目はただの MAZDAファミリアですが、中身は完全に兵器ですから、おまわりさんに見つかったら、それこそただではすまないですよ。

そして、そのMAZDAファミリアの後部にベットリと粘着した物体に全く気がつかないまま、流星と舞ちゃんは出発します。

舞ちゃんが、流星を連れていった(正確には連れていってもらった)場所は、古賀竜夫が少年時代を過ごしたという村でした。

そこでも、流星を急襲するヘドグロス。さすが、自身が粘着質なだけあって、己の使命も粘り強く果たそうとするようです。

流星は「怒る!」でメタルダーに瞬転。ここは、いつも飯田さんの声なので、違和感ありません。

しかし、相変わらずカビの作用で、メタルダーは思うように戦えません。

「これが、憧れていた夢の結果か……?!」

しかし、その時、メタルダーの記憶回路が作動し、メタルダー脳裏に、古賀竜夫の少年時代の記憶がよみがえってきました。いや、正確に言えば、古賀博士が、メタルダーの電子頭脳に埋め込んだものですが。

と、いうことは、いくら自分の息子とは言え、他人の記憶を、さらに他人にインプットしたわけです。

そんなことができるとは、やはり古賀博士は、ギルドスやブッチーの“宇宙人としての記憶”を埋め込んだ大教授ビアスもびっくりの大天才です。

あとこれで、さっきの“戦前ハイカラ娘の舞ちゃん”も、古賀竜夫の記憶が生成したイメージであることが判明しました。

ふっきれたメタルダーは、反撃に転じ、ヘドグロスの体内からなんだかよく分からない内臓をえぐりとります。

「夢…これが僕の本当の夢だ!お前の自由にはさせない!」

メタルダーは、パワーダウンしたヘドグロスに、Gキックをお見舞い。ヘドグロスは、ウィズダムとの未来を夢見ながら、果てました。後にウィズダムが言うように、たったひとりでメタルダーに挑んで。

思えば、第9話にして、敵の軍団員をメタルダーが“殺した”のは、これが初めてです。

ヘドグロスがやられた場所に現れるウィズダム、モンスターとしての姿を現し、メタルダーに復讐を誓います。

ただ、階級が上のものならともかく、ネロス帝国って、ウィズダムくらいの身分の者が、ホイホイ外に出られる組織だったでしょうか。もしかしたら、そこから「脱走」なんてことも起こり得るでしょうし。

まぁ、おそらく帝王から、なにかしら特別な計らいがあったのでしょう。

あと、予告編にあった、ハイカラさん衣装の舞ちゃんが涙を流すところは、本来どこに入る予定だったかは分かりませんが、本編では使用されませんでした。

というわけで、次回も、こいつぁすご………あれ?

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