超人機メタルダー 第10話 超絶技!名曲ロボットのバイオリン攻撃


【同じルートを二度使って基地がバレないとは奇跡】

ゴーストバンクで、音楽ロボット・ラプソディの改造が行われています。

帝王自らの改造ですが、玉座とゴーストバンクの使い方が激しく間違っているように思いますが気のせいでしょうか。

まあ、後にザーゲンもこの状態で改造されていましたから、意外に普通なのかもしれません。

改造の終わったラプソディがゴーストバンクに立っていると、他の軍団員がゾロゾロと出てきます。

「えらいカッコ好う変身したなぁ」というダムネン。アナタこそ、いつから関西弁になりましたか。

どうやら、第4話での帝王の誕生パーティ、ダンスの音楽はラプソディの生演奏だったようです。

だとしたら、ドラムやら他の楽器は誰が演奏していたのか謎ですが。

「ねえラプソディ、タンゴでも弾いてよ、さあみんな、踊りましょうよ」とゴキゲンのローテール。

ローテール、これが初発言だと思いますが、今まであまり出番がなかったので、このロボットが女性ロボットだと気がつかなかった視聴者もいるかもしれません。

しかもこのローテールが、最後になって重要な役割を担うことになるとは、この時点で誰が想像したでしょうか。

それにしても、ラプソディを取り巻く軍団員の図、凄まじく素晴しいです。これぞまさに特撮ドラマ。

そこへ「紹介しよう、烈闘士ラプソディだ」という戦闘ロボット軍団凱聖バルスキー。どうやらラプソディはすでに“認定烈闘士”としての力を与えられているようです。

それを知ってざわめく軍団員たち。ヨロイ軍団の軽闘士、いわゆる“影”たちは、「そうだ、音楽ロボットが僕たち軽闘士を追い越すなんて!」と、珍しく不満をぶちまけます。

それはいいですから、ゴチャゴチャ言ってる暇があったら、早く頑張ってローテールくらいの階級になってほしいものです。

さらに回りでは、ジャムネやバーベリィやストローブやメガドロンやブルチェックやブライディが何やら悔しがっています。

アンタら全員烈闘士と同等か上の階級なので、別に悔しがる必要はないと思いますが。特に豪将の二人。

まあ、抜かれた強闘士のローテールが悔しがるのは分かりますが、ゴチャックはいくらなんでも悔しがり過ぎです。あんた爆闘士でしょうが。

それにしても、さっきまでフレンドリーな口を聞いていたローテールが、階級が自分より上と知るや、態度を豹変させるとは。女って恐いなあ。

「試してみるか」というバルスキーに、ヨロイ軍団凱聖クールギンは、「もちろんだ」と、いきなり豪将のタグ兄弟を差し向けます。クールギンにしては、若干大人げないともとれる人選です。余程腹に据えかねたのでしょうか。

当のタグ兄弟も「二人でかかるまでもない」と不満の様子。しかし「ハッハッハ…」と笑うラプソディを見て、「笑ったな、こやつ!」というタグスキー。

キックホッパーの矢車かお前は。

怒って、前言撤回の二人がかり攻撃を見せるタグ兄弟ですが、改造されたラプソディの前に、タグスキーの剣は折れ、タグスロンの長刀は弾き返されます。

それを見て「恥を知れ、もっと腕を鍛えて出直してこい」と、お冠のクールギン。

いくら軍団長とはいえ、階級はひとつしか違わないのにエラい言われようです。まあ、烈闘士相手に豪将がこのザマでは仕方ないでしょうが。

勝負が終わり、ラプソティは今にもジダンが地団駄を踏みそうな曲をバイオリンで演奏します。

一方、シルバーカークスでは、剣流星がなにやら暇つぶしに体を動かしています。超人機が上着を脱ぐ必要があるのかどうかは甚だ疑問ですが。

その横で、落語家犬は相変わらずコンバトラーVに夢中のようです。そのうち、ボルテスVも始まるのでしょうか。

お気に入りの番組が終わり、落語家犬は野球に料理番組、チェッカーズが出ている徹子の部屋とチャンネルをザッピングしますが、どれも興味がないようです。

どうでもいいですが、徹子の部屋のあのスタジオに7人+1人というのは、さすがに無理があるような気がします。あれでは徹子の部屋というより徹子の屋根裏部屋です。

すると今度は、またもやジダンが地団駄を踏みそうな音楽がテレビから流れてきます。ちなみに、剣流星の声は今日も飯田道郎です。

遊園地のステージでは、ラプソディが演奏をしています。そこではち合わせする剣流星と舞ちゃん。舞ちゃん、相手が剣流星じゃなかったら、ただの性格の悪い女の子です。

1億円もするというバイオリンを演奏するラプソディを見ながら“シャドウバイオリン”をする剣流星。

「ロボットがロボットの演奏に夢中?」と、舞ちゃんは好意的ですが、端から見ると、完全にヤバい人です。

その様子を見ている美人秘書が、なにやらラプソディに合図します。ラプソディのスコープに剣流星が映りますが、全くもってヤバい人です。

すると、ラプソディが攻撃を仕掛けますが、自分に酔っていた剣流星は気づくのが一瞬遅れ、右腕を傷つけられます。だから言わんこっちゃない。

舞ちゃんは取り残された車椅子の少女を助けますが、その間にメタルダーの登場。

瞬転早っ。

ラプソディと対決するメタルダーですが、メタルダーはなぜかバイオリンを攻撃することが出来ません。

だったらネロス帝国は、その習性を利用して、バイオリン超獣ギーゴンを大量生産してメタルダーに差し向けたら、楽勝できるのではないでしょうか。

ラプソディは、自慢のショックアブソーバでメタルダーのキックをはね返し、音符ビーム攻撃。なかなか芸が細かいです。

ちょこちょこバイオリンを弾きながら攻撃するラプソディ。端から見ると、余裕があるのか単なるバカなのかよく分かりません。

苦戦するメタルダーは、サイドファントムという飛び道具を呼び出します。なかなか卑怯な戦法です。

そして逃げます。

弱点を巧みに突いてくるネロス帝国に対し、剣流星はメタルダーの戦闘能力をアップさせようと考えますが、コンピュータの回答は“強化不可能”。

メタルダーの自省回路には、人間と何ら変わりない知識・感情・理性があり、戦闘マニュアルコンピュータだけを強化すれば、バランスが崩れてしまうということ。なるほど、それは道理です。

だったら両方強化すればいいじゃんという声もあるかもしれませんが、もし自省回路の方も強化してしまった場合、

タバコのポイ捨てを見て怒る!
ETCの強行突破を見てまた怒る!
イチャついてるバカップルを見てかなり怒る!!

と、1日に10回くらい瞬転してしまう事態にもなりかねないので、やっぱり今のままがいいのでしょう。

さらにモニターには、

君ハ・ロボットニシテ・
ロボット ニ アラズ…

という文字が出てきます。機械のくせに人間に向かって説教をたれようというのでしょうかこのコンピュータ。まあ、言われてる方もキカイですが。

そのタイミングで一声ある落語家犬ですが、「オレは?」とでも言いたげです。君は犬にして犬にあらずとか言ってほしいのでしょうか。

一方、10通りのシュミレーションでも負けのないラプソディは、メタルダーを誘い出しにかかります。

剣流星はバイオリンを持ってくるよう頼んだようです。

こいつ、舞ちゃんをパシリだと勘違いしてませんか。

あと、舞ちゃんはそれをどこから入手したのでしょう。パパの知り合いの社長にでも頼んだのでしょうか。

舞ちゃんは、車椅子の少女を助けたことについて「とっさに出た力。精神力のなせる技」だと言います。

火事場のクソ力とか決して言いません。

話をする舞ちゃんをさっくり無視して、いきなりバイオリンを演奏する剣流星に「いつ?どこで覚えたの?!」と質問する舞ちゃんですが、

……

……

やっぱり無視ですか。

そうこうしているうちにラプソティの登場。戦闘モードになってメタルダーと戦います。ラプソディは相変わらずバイオリンを弾きながら攻撃です。

バイオリンの音色に戦意が高揚せず、またもや苦戦を強いられるメタルダー。

しかしメタルダーは言います。

オレはロボットだ、
人間の精神をインプットされたロボットだ。
それがオレの誇りなんだ、
誇りだ!!

本来、戦闘ロボットとしての弱さであるはずの人間的な感情を、誇りと言いきるとは、さすがは上原正三脚本。

その精神力でラプソディを撃破するメタルダー。ロボットを戦うための道具としか考えないネロスにとっは、シュミレーションになかった、ありえない結果だったことでしょう。

メタルダーはとどめを刺そうとしますが、音楽回路だけは残してくれと懇願するラプソディ。

「ネロス帝国に音楽の分かる奴はひとりもいない。だかお前は心を込めて聞いてくれた」と、メタルダーのために演奏をするラプソディ。しかし、何気にいたダーバーボの砲撃をくらいます。ダーバーボ、機甲軍団のくせに逃げ足の速い奴です。

倒れるラプソディ。バイオリンを拾い上げて、メタルダーは、「あぁ、1億円が… 素晴しい演奏だったぞ…」と呟きます。

帝王ゴッドネロスは、なぜラプソディが負けたのか分からない様子。戦闘ロボット同様、音楽さえも戦いの道具としか考えないゴッドネロスにとっては、100年考えても答えの出ない疑問でしょう。

ラプソディは死なず、またただの音楽ロボットとしてゴーストバンクで生きている模様。酔っぱらいのダムネンが通ります。何気に使い勝手のいい軍団員です、ダムネン。

ラプソディが生きていることを知らないメタルダーは、海岸でバイオリンを弾いていますが、海水の塩分でバイオリンが痛みはしないかと心配しながら今回は終わりです。
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