ウルトラQ 第6話 育てよ!カメ


【プロテインでも飲ませたほうが早いような】

これまでとはうって変わった、ファンタジーな一編。

オープニングもいつもの音楽を使用せず、テロップの人名も、チョークの板書のような手書きの文字。ナレーター・石坂浩二の出番もなく、レギュラー陣も申し訳程度に登場するだけで、主役は完全に太郎少年。

ちなみに、レギュラー陣のシーンがなくても、話の大勢には全く影響なし。

カメが99センチに成長したら竜宮城へ連れて行ってくれると信じていた太郎少年が、本当に99センチになったカメに、本当に竜宮城に連れて行かれる。

そこで待っていたのは、何にもないスタジオ竜宮城と、普通の服を来た女の子。

乙姫かわいいよ乙姫。

しかも乙姫は、あの海底軍艦に巻き付いたマンダまでも従えてたりする。ところであの笑い声は、多分別人のものだと思うが、もし本人のだったらちょっと恐い。

最後は、太郎くんがただの嘘つき扱いで終わり…と思いきや、衝撃のオチが待っていた。

一話完結でなんでもありの『ウルトラQ』だけに、懐の深さというか、守備範囲の広さを感じさせる一本。この回では後の「カネゴンの繭」同様、同じモチーフの音楽が、テンポを変えたり楽器を変えたりして何回も使われ、いい効果を上げている。

またこの回には、特撮ファンにはおなじみの大泉滉さんや、ギャング役で後のイデ隊員・二瓶正也さんが出演している。二瓶さんは「五郎とゴロー」にも出てました。

ところで、あのカメはマッハで飛行していたようだか、だったら甲羅に貼り付いてないと、衝撃波で首がすっ飛ぶぞ坊や。

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