ウルトラQ 第1話 ゴメスを倒せ!

【お湯にでもつけたほうが早いような】

『ウルトラマン』の前に、同じ時間枠で放送された、特撮シリーズ、『ウルトラQ』。

全話が放送前に撮影され、後で放送順が決められたということだが、第1話で怪獣対怪獣、大迫力シーンがクライマックスのこの回が第1話というのは、やはり視聴者の心をガッチリつかむためだったのであろうか(もっともこの後、必ずしも毎回怪獣が登場するわけではないのだが)。

このシリーズはモノクロであるが、そのために、洞窟シーンやそこでうごめくゴメス、またはトンネル工事現場からのゴメスの出現など、カラーであればセットやかきわり、またはステージ撮影だと分かってしまう画面も、モノクロゆえに実に本物らしく、臨場感と緊迫感のある画面に仕上がっている。

ただ、当時のテレビで、画面の暗い部分がどれだけ視聴できたかについては疑問だが…。

ゴメスは、パッと見では分かりにくいが、映画『モスラ対ゴジラ』で使用されたゴジラ着ぐるみの改造。同じくゴジラ改造のジラースは、襟巻き取ったらまんまゴジラだったが、ゴメスはかなり造形に凝っている。

また、もう一体の怪鳥・リトラは、着ぐるみ型ではなく操演で動かすキャラクターであったことも、当時のスタッフの意欲の高さを感じる。

また、子供(といってもかなりの年長者だったが)の言うことを信じない、または現実になっても謝罪しないという、醜い人間というのも描かれている。いつの時代でもこういう輩はいるものです。

どうでもいいはなしですが、かつて中日ドラゴンズに“ゴメス”選手がいたとき、「あ、現実に名前としてあるんだ」と、ちょっと驚いた人、私だけでしょうか。

ていうか、誰か解説者で「怪獣みたいな名前ですね」って言ったのがいたような…。

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