仮面ライダーX 第15話 ゴッド秘密基地!Xライダー潜入す!!


【けっしてラーメンで人を指してはいけません】

この回からオープニングのテロップが手書きレタリングからゴシック体の活字になります。でもなぜか「神敬介 仮面ライダーX」の「X」だけは手書きのままです。(仮面ライダーV3の「V3」も手書きでタイトルロゴ風でした) 以降、「ストロンガー」の最終回までオープニング・エンディングはこの形態で通すことになります。

ヨレヨレのおじいさん風人間体クロノスが、青い包み紙の箱を持ってとある病院の待合室に現れます。

ところで前に出て行った患者さん、ものごっつい重傷ですが大丈夫でしょうか。

診察室、川上博士がいます。「今日はもう終わりかね」と言われて待合室を見る看護婦さん。するとさっきいたはずのおじいさんがいません。おじいさんが忘れていった箱を見ていると、おじいさんが後ろから看護婦さんを脅かします。川上博士は看護婦さんを帰らせて、看護婦さんが驚いて落とした人形を診察室に運びます。

ステレオタイプ宇宙人みたいな顔をした人形はゴッド総司令人形でした。以下、指令の内容です。

「川上博士に命令を伝える。君の優れた外科手術の腕をゴッドが必要とする時がきた。総司令の名のもとにゴッドの日本基地アポロンの宮殿に案内する。本日14時、向ヶ丘地下駐車場C-5までおいで願おう。念のため、時間に遅れないよう」

ずいぶん丁寧な命令です。どうやら川上博士は初アポロン宮殿のようです。

ところで今日は午後休診でよかった曜日ですか。

人間体クロノスは、川上博士に命令を伝えたことをアポロン宮殿に連絡します。第11話で使ってた通信機を人間体クロノスも使っています。次に城北大学へ向かいます。

城北大学。ずいぶん見慣れた映像です。

大学内、マコ初登場。人間体クロノスが持っているのと包み紙も大きさも寸分違わない箱を持って人間体クロノスとぶつかります。マコと人間体クロノスはそれぞれ自分の箱を持って目的地へ向かいます。

大学内宮本博士の部屋。人間体クロノスの運んだ箱には明治製菓のお菓子とみかんが大量に入っていました。明治のロゴがハッキリ見えますがスポンサーだったのでしょうか。あと、明らかにゴッド人形よりこちらのほうが重量があるように思いますがゴッド人形ってそんなに重いですか。

一方、マコはチコと待ち合わせです。チコ初登場ですがいきなりのセリフが「もうお腹ぺこぺこよ」です。あと柔道着か空手着を持ってますが特技でしょうか。おまけに黒帯です。

マコは箱にてっきりケーキにあんぱんおせんに果物が入っていると思って開けますが、中から出て来たのはゴッド人形です。「何よ、これを食べろって言うの??」とお腹がすいて死にそうなチコはキレます。キレついでに人形をたたくと、ゴッド総司令が喋りはじめました。

以下、宮本博士への命令。

「ゴッド総司令の命令を伝える。宮本博士をアポロン宮殿にご案内する。本日14時、向ヶ丘地下駐車場C-5、時間厳守のこと」

川上博士の命令に比べ、ずいぶん簡潔です。総司令の機嫌が悪い時に録音したのでしょうか。

命令を聞いたチコマコを人間体クロノスが殺そうと追いかけますが、そこへ神敬介が現れます。どうでもいいですが随分派手なジャンパーです。

おじいさんが追いかけて来ていると言うチコマコですが、おじいさんはすでにいません。「犬の子一匹いないぜ」と神敬介。

普通猫の子一匹のような気がしますが。

その後、お腹がすいて死にそうなチコは、マコにラーメンを作らせて自分だけ食べようとしますが、人間体クロノスが現れ、オレにもラーメン食わせろお前たち二人を殺すと、怪人クロノスの正体を見せます。ラーメンが落ちてもったいないなと思っているところへ神敬介が現れます。とぢらの家か知りませんがチコマコの家までチェックしていたとは、神敬介なかなか抜け目がありません。

神敬介はXライダーに変身してクロノスと対決します。

クロノス「この死神クロノスが、おまえの首をアポロンの宮殿に捧げてやる!」
Xライダー「そのアポロンの宮殿とは一体なんだ?」

戦闘中にマジな会話をしないでください。あとクロノス、何気に秘密バラしてませんか。

クロノスは「くらえ〜クロノス地獄ガマ〜〜〜!!」と攻撃です。沼田曜一氏ノリノリです。特に声のひっくり返り具合が素敵です。

Xライダーはクルーザーを呼んでいったん撤収です。「クロノス、アポロンの宮殿で会おう!!」とXライダー。クロノスが余計なことを言ったせいで、Xライダーはもうアポロン宮殿に行く気満々です。

立花コーヒーショップCOLで「コーヒーでも飲んで気を落ち着けなさい」とチコマコにコーヒーをすすめるおやじさん。ところでこの二人、ここが先週死人が多数出た店であることは知ってますか。

なぜかマコがメガネをかけていて萌えまくりです。できればチコにもかけてほしかったです。

神敬介は宮本博士に化けて、命令にあった向ヶ丘地下駐車場C-5でゴッドの車を待ちます。しかし指定の時間になってもゴッドはあらわれません。あの二人デタラメ教えやがったなもしかして作戦変更かと思っていると、堂々とゴッドのマークをつけた車が現れます。

車にはすでに川上博士が乗り込んでました。人間体クロノスは宮殿につくまでは目隠ししてもらうと両博士に言います。アポロン宮殿の場所を知りたい神敬介が化けた宮本博士は不満ですが、ここは守った方が安全です。

ところで秘密を守りたければ、まず車のゴッドマークをなんとかした方がいいと思います。ナンバーも丸見えです。「品川55 む55-95」の車があったらゴッドかもしれません。

スタートして2時間、まだアポロン宮殿にはつきません。この間ずっと目隠しな訳ですが、かつてドラマ版「ワイルド7」で、目隠しされて拉致された飛葉が、数字を数えながら全ての道順を覚えていたことがありましたが、さすがの神敬介でもその芸当はできなかったようです。

アポロンの宮殿が近づいて、二人の博士は目隠しを取ることを許されます。アポロン宮殿には空から見えないように人工霧がはられているそうです。晴れない霧が常にあるということは逆に目立って怪しまれる気がしなくもないですが。

アポロン宮殿内を、人間体クロノスがご案内です。

第1区 警備課体育館 小窓の向こうには多摩スポーツセンター体育館が見えます。格闘のかけ声はともかく、腹筋や筋トレのかけ声まで「ジィー」なのが素敵です。あと、ボクサーが着ているゴッドのロゴ入りTシャツ、正直欲しいです。

第2区 ゴッド通信課 第12話のゴッドチャンネルはここから流しているのでしょうか。

第3区 技術課

第4区 人事課 

第5区 車両課

第6区 G.D.(←なんですかこれは)

第7区 作戦課 日本人ロボット化作戦にアキレスを当てたスカタンな課はここですか。

第8区 医務局 なぜかここだけ局です。

そして総司令室です。今まで無口だった宮本博士の目が輝きます。するとゴッド総司令が喋りだします。今回はゴッドのロゴを模したような人の顔です(もともとゴッドのロゴは人の顔のようですが)。

ゴッド総司令は、後ろの小窓を見ると特に宮本博士に取って面白いものが見えると言います。

小窓を見る宮本博士。すると中には本物の宮本博士がいます。ゴッドは神敬介の侵入を知っていました。おそらく指定場所へのゴッドの到着が遅れたのは、本物の宮本博士に改めて命令を伝達し、博士が到着する手はずを整えるための時間だったのでしょう。

総司令に正体を見破られた神敬介。神敬介は、正体に気づいていながらなぜアポロン宮殿の内部をオレに見せたのかと総司令に聞きます。

「偉大なゴッドはこのアポロン宮殿クラスの基地を世界中に持っている。神敬介、君ひとりが手向かったところでどうなると思う」

と言い終わるか終わらないかのうちに神敬介が反撃です。

「叩き潰す!いかに巨大なコンクリートの堤防でも、アリの穴から崩れるのだ」

総司令は「気に入った」と神敬介をゴッドの最高の位置につけるからゴッドに入れとスカウトします。もしアポロガイストが聞いたらびっくりの爆弾発言です。ただ、もし実現したとしても、神敬介派とアポロガイスト派に分かれて内部抗争が起こりそうな気もします。

しかし神敬介は「ゴッドの総司令も大したことはないな。たったひとりの人間の心も読み取れないのか。オレがそんな人間に見えるか!!」と拒否です。

その後アポロン宮殿でXライダー大暴れ編です。ここからラストまで延々4分12秒の間「ライダー讃歌」が流れ続けます。

総司令室を見ようしたXライダーですが、毎度おなじみの落とし穴からさっきの体育館に連れてこられます。後方に卓球台が見えますが、卓球選手までもゴッドの殺し屋に仕立てているんでしょうか。ある種ダッカーの用心棒育成施設のようにも思えます。

アポロン宮殿の外へ出て、ゴッド戦闘員、クロノスとXライダーの大活劇です。一方、医務局では総司令が両博士にある人物の手術を命じます。言うか早いかなんかもう手術おっぱじまってますが。

そしてスローモーションで異常にカッコいいXライダー対クロノスの映像を見ながらこの回は終わりです。

エンディングもオープニング同様、テロップの文字が活字になります。主題歌のタイトルだけがなぜか手書きのままですが、「オレはX.X.ライダー」と相変わらず誤記のままでした(正しくは「オレはXカイゾーグ」)。

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