仮面ライダーV3 第52話 デストロン最後の日


【甲羅は大切に】

最終回です。OPから今までのことが全てなかったかのように「結城丈二 ライダーマン 山口暁」のテロップが消えてるのがとっても寂しいです。

V3は相変わらずザリガーナと大喧嘩を展開していましたが、なぜか現れた戦闘員の煙幕弾でいったん姿を消します。

おやじさんは、ライダーマンのはたらきでプルトン爆弾が破壊されたことを風見志郎から通信で聞きます。何も知らないおやじさんは能天気に「で、結城丈二はどうした?」と聞きますが、

「え…死んだ??」

風見志郎は、ライダーマンに仮面ライダー4号の名前を贈ったことをおやじさんに伝えて、もう一度さっきのアジトへ行きます。あと、どうせ誰も見てないので無線機のアンテナまでそんなにカッコつけて閉じなくていいです。

アジトはすでに爆破され、手がかりはないように見えました。風見志郎は、首領の声を伝えるデストロンマークを暇つぶしに破壊します。すると、中からスピーカーのついた受信機が出て来ます。この波長をたどれば首領の元へ行き着きそうです。

そんな時、首領の声が聞こえました「しめた、この受信機はまだ壊れていなかったのか」とつぶやく風見志郎。これって双方向じゃなかったですか。あまりデカい声で喋ると首領に聞こえますよ。

デストロンの首領は、D作戦を行えと各幹部に伝えます。あとどのくらい●●族が残っていたかは不明ですが、資料によれば「軟体族」や「地走り族」などがいる模様です。「地走り族」はそれなりに強うそうですが、「軟体族」は全部イカとかクラゲとかナメクジとかの怪人なのでしょうか。違う意味で恐いです。

あと「地走り族」って打とうとしたら「血走り族」や「千葉退く」とか変換されてちょっと困りました。

どうやらD作戦が開始されたようで、ダムがぶっ壊れたり、ビルが燃えて傾いて人々がに逃げ惑ったり、何かの建物が大爆発したりします。どっかの番組で見たような何かのツタがからみついているように見えるのは多分気のせいです。

ついでにコンビナートまで大爆発です。プルトン爆弾なんてなくても、やればできるじゃないですかデストロン。そうでなければ「デストロン」の名前がすたります。

ライダー隊本部にシゲルから通信が入ります。どうやらデストロンの怪人に襲われているようです。

夕陽(朝日?)をバックにおなじみの音楽で現れるオニビセイウチと死人コウモリが異常にカッコいいです。シゲルを含めた4人のライダー隊隊員が怪人に連れ去られます。

「会長、応援頼みます!!」と言うシゲルに「場所はどこだ?!」とおやじさんが言っていると、今度はライダー隊本部にザリガーナが現れます。反対側からはオニビセイウチまで現れますが、シゲルを襲ってる場面からここまでわずか18秒です。死んでいる間に瞬間移動でも覚えたのでしょうか。

おやじさんは、ザリガーナのためにロッカーにしたたか頭を打って気絶します。純子さんは連れ去られてしまいました。

最後まで、本当によく連れ去られる人でした。

その頃風見志郎は、最終回だから予算全部使いきれと言わんばかりの大爆発の中をぬって、オートバイを走らせます。

風見志郎がライダー隊本部に着くと、何の意味もなく口から血を流しておやじさんが倒れていました。風見志郎はおやじさんを休ませて、だいたい見当のついているデストロンの本拠地に向かいます。

首領の電波の発信源はとある御堂の中でした。風見志郎は見張りの戦闘員をなぎ倒して御堂の地下へ入ります。

中では、死人コウモリ、オニビセイウチ、バショウガンが揃ってお出迎えです。身構える風見志郎ですが、怪人たちは動く様子がありません。試しに死人コウモリを軽く押すと、その場に力なく倒れました。「剥製か」と風見志郎。

こんな趣味の悪い剥製、誰が好んで作りますか。

あたりを見渡してると、ヨロイ元帥が現れます。そしてデストロンに捕まったシゲルたち4人と純子さんも現れます。この5人はデーストロンにたてついた罰として死刑になるそうです。

そんなことはさせんと風見志郎。するとさっきまで剥製だった怪人たちが元気に動き出します。V3に変身する風見志郎。V3は、オニビセイウチやバショウガンはともかく、あれだけ苦労して倒した死人コウモリもあっさり退けて捕まった純子さんたちを捜しますが、お約束のように落とし穴に落ちます。

すると、V3の頭上から特殊金属の粉末が大量に降ってきます。その粉末にV3はみるみる埋まっていきます。ヨロイ元帥によると、V3の体はやがて溶けていくそうです。

相変わらず溶かすのが好きな人です。

ライダーシリーズでよく見る橋のような場所では、純子さんと4人のライダー隊隊員が逆さ吊りにされていました。満潮になると頭が水につかるようです。

逆さ吊りにされている純子さんを見ると、とっても興奮しますハラハラします。

みんなは「助けてブイスリー!!」と叫びますが、そのころV3はというと、

…埋まってました。

一方、デストロン本拠地には復活したおやじさんが来ていました。

逆さ吊りにされた純子さん。「V3、デストロンの悪の手から私たち人類を救ってください」と言います。

純子さんだけは私が助けます。

ところで「ライダー隊に逆襲をかけて来た」とおやじさんが言ってましたが、その割には捕まったのは純子さん含め5人と言うのはいささか少ないような。ハッ、まさかこの5人以外はすでに全員…。

ガクガクブルブル。

さっきより埋まっているV3は、ダブルタイフーンから全エネルギーを放出して脱出をはかります。これっていわゆる逆ダブルタイフーンのような気もしますが、3時間変身できなくなるという弱点を克服する方法を見つけたのでしょう。

V3は全エネルギー解放で特殊金属粉末から脱出します。脱出したV3は後から来たおやじさんとはち合わせです。V3とおやじさんは、いつの間にか呼んだハリケーンで純子さんたちのもとへ急ぎます。

ちなみにV3といっしょに飛行するハリケーンに乗っているおやじさん。やはりおやじさんは超人です。

「♪ひか〜る〜 ひかる風車は」と『V3アクション』の歌入りとともにV3の登場です。V3は純子さんたちの救出をおやじさんにまかせ、デストロンと戦います。

ついに、仮面ライダーV3と仮面ライダー2号ヨロイ元帥の対決です。ヨロイ元帥はザリガーナの正体を見せます。

「ヨロイ元帥は、ザリガーナ!」

お約束のセリフ回しです。

V3は、ザリガーナの甲羅に生えている脚を引きちぎりまくります。効き目があるのかないのかよくわからない攻撃です。するとついにザリガーナは、ライダー史上に残る伝説の必殺技を繰り出します。

ザリガーナは「奥の手だ!!」と言って自ら甲羅を脱ぎ捨て、足で踏んで割ります

「甲羅崩し!!!」

そう言って、ザリガーナは自分で割った甲羅のかけらをV3めがけて投げつけます。

ただひたすらに投げます。

あまつさえ、左手に2、3個かけらをもって、目で確認して右手に持ちかえて「V3どうだ〜」と言いながら投げます。これがあの残虐非道なヨロイ元帥かと思うと、あまりに衝撃的すぎて夜も眠れません。

ザリガーナの恐るべき奥の手もかいくぐったV3は、V3フル回転キックでザリガーナを粉砕。ザリガーナはヨロイ元帥に戻り、近くにあった灯台へ逃げていきます。

ヨロイ元帥を追うV3。そこにはヨロイ元帥とデストロンマークがありました。「私を見捨てないでくれ〜」というヨロイ元帥に対し「未練ものめ、貴様もう役に立たん。死ぬのだ!!」と言い放つ首領。ヨロイ元帥は首領に処刑されてしまいます。

「デストロンの首領は、幹部までも!!」怒りに燃えるV3はついに首領の元へたどり着きます。

しかし、目の前にあるのは白い布のかぶせられた、なんだかよよくわからない物体です。V3はその布を取ります。すると、ガイコツが現れました。骨です、ただの。

「いかにも私は、地球の人類に死をもたらす死神なのだ!!」

肋骨の中に、心臓が生きて動いています。しかししょせん、骨は骨です。「死神は地獄へ行け!!」とV3にカタカタと気持ちのいい音を立てられながら、首領の骨は崩れ落ちます。

頭の部分を割ると、テープが回っている機械が出て来ました。「これで私は死ぬ。だが、貴様もいっしょだ!!」と言うと灯台は大爆発を起こしました。どうやら一応デストロンの最後のようです。

デストロンが地上から消え、平和がやって来ました。使命を果たした風見志郎は主題歌ではなく、これも名曲『走れハリケーン』をバック音楽にいずこへか去ります。

「地上の平和が脅かされる日に、彼は戻ってくる」とナレーションでありますが、まさかこのあとこんなにちょくちょく戻ってくるとは、この時は誰も想像しなかっただろうなと思いながら、この番組は終わりです。

あと、よく見るとOPで「ヨロイ元」が「ヨロイ元」になっていました。最終回まで誰も気づかなかったようです。間違いやすい漢字ですので、受験生のみなさん気をつけてください。

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