仮面ライダーV3 第43話 敵か味方か?謎のライダーマン

【短剣は大切に】

この回からOP映像が一新、V3と戦闘員のバイク対決を主とした映像になります。最後の方、なぜかデストロン戦闘員のバイクが効果音とともに静止画になるカットがシブくて良いです。

ロゴの映像も変わりますが、「仮面ライダーブイスリー!!」の叫びのあと、バイクのブレーキ効果音が鳴り、一瞬間があって主題歌が始まります。

この回から結城丈二・ライダーマンが登場しますが、テロップの位置は基本的に風見志郎のあとです。

また、「カマクビカメの声」とテロップがありますが、劇中の大半では「カマクビガメ」と呼ばれているので、このレビューではこちらで統一します。

ちなみに、これまで4話連続で過去の脚本の使い回しだったので、この回はドクガーラの回以来、実質5話ぶりの新作になります。

何やら魔法陣のようなテーブルを囲んで、ヨロイ元帥と幹部たちが座っています。どんな姿の幹部なのか興味がありますが、残念ながらデストロンが壊滅したので、それは謎のままです。

どうやら、デストロンの科学者・結城丈二に対する裁判のようですが、当事者もなく、一方的な死刑の決定です。まあデストロンらしいですが。

デストロンの科学陣、結城丈二だけはマスクをせず、堂々と顔見せです。おそらく、デストロンのでの結城丈二の地位は高く、首領の信頼もあったのでしょう。首領の「結城丈二は殺すには惜しい男だが」という言葉からもそれがうかがえます。

結城丈二はヨロイ元帥に連れて行かれます。そして「つまらん研究などやめてしまえ!!」と、実験用具を壊すヨロイ元帥。その研究がゆくゆくは自分を助けるかもしれないというのに、ずいぶん短絡的な行動です。この辺からも、ヨロイ元帥の指揮官としての資質のなさがうかがえます。

ヨロイ元帥は、結城丈二を早速逆さ吊りにして、硫酸のプールの上に吊るします。結城丈二というか山口暁氏、相当長く吊るされていたのでしょう、明らかに頭に血が上ってます。

あと、全身タイツで何気にアレのふくらみが目立つので、若干目のやり場に困ります。

「デストロンは貴様を必要と認めないのだ!!」とヨロイ元帥。デストロンというよりは、ヨロイ元帥が一方的に結城丈二を脅威に感じてのことです。

結城丈二は逆さ吊りの状態に耐え難くなったのか、右手が硫酸のプールに浸かってしまいます。「左腕も溶けるー!」とヨロイ元帥が喜んでいると、側にいた戦闘員が結城丈二の助手たちに押され、硫酸のプールに入れられます。

ただ、あんな勢いで戦闘員が入ると、ものごっつい水しぶきというか硫酸しぶきが飛んで、結城丈二の顔やらに硫酸かかりまくりで、それはそれで危険な気がします。大丈夫でしたか結城さん。

助手たちは結城丈二を連れて逃げますが、結城丈二は右腕を失ってます。結城丈二は、その腕の代わりに、密かに開発していた人造アームを取り付ける手術をするよう、助手たちに頼みます。

助手は、あれはまだ人体実験もすんでいないと言います。人体実験というところが、やはりデストロンです。

結局手術をすることにした助手たち。そして電源を探します。まあ、あとの話でも出てきますが、この世界は何千ボルトもする電源がそこらへんにゴロゴロ転がっているみたいなので、電源には事欠かないでしょう。

結城丈二の行方を戦闘員に追わせるヨロイ元帥。コンピュータは「●●タイ(ここ聞き取れない)ハ、ゼンリョクヲアゲテオリマスガ」と、コンピュータのくせに言い訳です。

「能無し共が」と嘆くヨロイ元帥。まあ、後々のことを考えると、一番の能無しはアナタのような気もしますが。

結城丈二はケガの手当をするはずとだと読み、助手の家族に医者か看護婦はいないかコンピュータに調べさせるヨロイ元帥。すると、片桐という助手の妹が看護婦をしているという情報を得ます。

「なに、看護婦?!」とヨロイ元帥。何か別の意味で喜んでいるようにも見えますが。

結城丈二の手術を終え、優秀な看護婦でもいてくれたらと言う助手。なんで看護婦限定なのかよく分かりませんが。

すると、片桐助手が看護婦をしている妹のユキエさんを呼びにいきます。電話を受けるユキエさんですが、すでにデストロンが監視していました。病院を出るユキエさんを追うデストロンですが、さらにそこにおやじさんまでいます。どうやってユキエさんのことを知ったのでしょう。もはや凄いサーチ能力としか言いようがありません。

しかも、おやじさん「やっぱりそうか」とか言ってます。なにがやっぱりそうなのか、こちらにはさっぱり分かりませんが。

ユキエさんと会う片桐助手ですが、そこにデストロンが現れます。片桐助手は、怪人カマクビガメに橋から海に落とされます。

ユキエさんを狙う戦闘員ですが、そこに風見志郎登場。ユキエさんを逃がします。デスロトンの狙いを知ろうとする風見志郎ですが、そこにカマクビガメが現れ、戦闘員を消します。カマクビガメ、カメのくせにものごっつい逃げ足早いです。

片桐助手を待つ他の助手たち。「なあに、デストロンの戦闘員に捕まるような奴じゃない」と強気の助手。

捕まるどころか海に投げられましたが何か。

すると、片桐助手の声色を使ってカマクビガメが現れます。ろくろ首カメですかアナタは。

「死んでも結城さんは守るぞ!!」という助手でしたが、その通りカマクビガメに殺されます。そして結城丈二を消しにかかるカマクビガメ。「今動かしたら死んでしまいます!」と言うユキエさんに「遅かれ早かれ死ぬのよ!」とカマクビガメ。しかし、そこには見知らぬ人物が。

「ライダーV3!…ライダーV3と違うな。貴様何者だ!?」とカマクビガメ。するとそいつは「復讐の鬼だ!!」と答えます。質問の答えになってるのかなってないのか微妙なところです。

そして「カマクビガメ、オレの力を知らんな?」と、早速アタッチメントの威力を見せるのかと思いきや、いきなり床に電流を流すライダーマン。

それアンタの力ちゃうやん。

しかもその攻撃だと、ユキエさんにも余裕で電流が流れる気がします。もしかして絶縁体のブーツでも履いてましたかユキエさん。

ライダーマンは、ユキエさんを連れてロープアームで脱出。ですがこういう場合、普通はジャンプで逃げるので、これは果たしてカッコいいのかカッコ悪いのか、非常に難しい判断を強いられます。

あと、戦闘員の悔しがり方が実にわざとらしくて良いです。

しかし、ライダーマンとユキエさんの前に現れるカマクビガメ。そこにライダーV3の登場。V3はライダーマンとユキエさんを逃がします。

ライダーマンを見て、「姿が私に似ている」とV3。

本当にそうかぁ?

眼の色もマスクの色もスーツの色も手袋の色もブーツの色もボディの形状もベルトの形状も違うし、おまけに奴はマスクから思いっきり口が出てたりと、違う点が多すぎるようにも思いますが。

カマクビガメは海に逃げ、おやじさんが片桐助手を連れてきます。片桐助手は、基地の場所を教え、妹のことを風見志郎に託して息絶えます。ただ海に投げられただけで致命傷になるとは思えないので、実は水深がものごっつい浅かったか、ものごっついデカい船でも沈んでいて、そこで頭を打ったりしたのでしょう。

あと、死んだ人にこういうことを言うのは何ですが、

いくらなんでも、その図アバウト過ぎやろ。

結城丈二は、デストロンの基地に乗り込みます。ところでいつの間にか着替えてますが、その服はどこで手に入れたのでしょう。

「結城丈二は、このマスクをつけることによってライダーマンとなり、手術した腕が電動し、アタッチメントを操ることができるのである」という中江さんのナレーションにのって、結城丈二はライダーマンに変身です。

それはいいのですが、変身してから基地まで、たいしたことない距離を、わざわざバイクで移動しているように思います。もしかして歩いた方が早くなかったですか。例えて言うなら、歩いて1分のコンビニに車で行くようなものです。

“整理整頓”の文字がまぶしい基地へ乗り込むライダーマン。バック音楽は『デストロン讃歌』のインストです。

決してアポロガイストのテーマではありません。

ライダーマンはヨロイ元帥がいる場所に侵入。「ライダーマンが結城丈二に代わって復讐に来た!!」と、まるで結城丈二とライダーマンが他人みたいなことをしゃあしゃあとぬかします。ところでライダーマンという名前はいつ考えたのでしょうか。

しかし、ライダーマンの正体を見抜いているヨロイ元帥は、カマクビガメをライダーマンと戦わせます。予告ではライダーマンがカマクビガメを足げにしていましたが、本編ではそんな様子は微塵もありません。

「カマクビガメは貴様の敵ではないわ!!」と言うヨロイ元帥。言いたいことは分かりますが、この文だと、強いのがライダーマンで弱いのがカマクビガメという意味に、一般的には解釈されます。

ので、アナタが言いたい意味にしたければ、「貴様などカマクビガメの敵ではないわ!!」と言った方が良いです。

カマクビガメ、口を覆っていないライダーマンに対し、もっとも効果がある毒ガス攻撃。カメのくせになかなかやりますこの怪人。

毒ガスに苦しむライダーマンのマスクが上下に揺れて、一瞬、中の人の顔がハッキリ見えたのを確認して、次回に続きます。

ちなみに、純子さんとシゲルくんの出番、全くありませんでした。

今回からエンディングも変更。曲は『走れハリケーン』になりますが、テロップは以前のままです。

映像はV3と怪人軍団との戦いですが、オニビセイウチ、ユキオオカミ、原始タイガーというキバ一族の中に、なぜか一人だけツバサ軍団の火炎コンドルが混じっています。

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