仮面ライダーストロンガー 第39話 さようなら!栄光の7人ライダー!


【誰が真ん中走るかでモメたりして】

歴代の7人の仮面ライダー、全員の名前がテロップで出るオープニングは壮観です。また、登場しないジェネラルシャドウが、まだテロップに出ています。

磁石団長と戦うストロンガーはチャージアップ。超電逆落としで、磁石団長を砂浜に突き刺します。突き刺しやすそうな頭で大変助かります。てか、何でもかんでも超電をつけりゃいいってもんじゃないと思いますがストロンガー。

一方、仮面ライダー1号はヨロイ騎士と対決。ライダー1号の強さは、ストロンガーでさえチャージアップ前は全く歯が立たなかったデルザー魔人さえもよせつけません。

「(ライダーキィーク)゛!!!」

相変わらずドスの利いたかけ声のライダーキックで、ライダー1号はヨロイ騎士を気絶させます。おそらく、殺さないように手加減したのでしょう。恐るべし、仮面ライダー1号!!

そのころ、ライダー2号はマシーン大元帥に苦戦。まあ、力関係からいって普通はこうなるでしょう。これは2号ライダーが弱いのではなく、マシーン大元帥が強いと解釈すべきなのでしょう。

マシーン大元帥が、どっから出したのか、機関銃でライダー2号を殺そうとします。2号が降参して手をあげようとしているところへ、「待て、大元帥!!」とライダー1号がやってきます。

「動けば仲間の命は無い!!」とライダー1号。仮面ライダーともあろうものが人質作戦ですが、まあこの際仕方がありません。

「マシーン大元帥助けてくれ」「俺たちを見殺しにしないでくれ」と随分弱気の魔人たち。しかしマシーン大元帥は「それでも栄光のデルザー改造魔人か!!」と冷たい言葉。サブタイトルに対抗したのでしょうか。

形勢逆転で、マシーン大元帥の機関銃を奪って「いさぎよく降伏しろ!!」とライダー2号。なかなか調子のいい奴です。まあ一文字隼人ですから。

磁石団長とヨロイ騎士があきらめていると、マシーン大元帥がバカ笑いしだします。マシーン大元帥は、デルザーが捕えているV3とライダーマンとの交換を要求。ストロンガーとライダー2号は、仕方なく魔人を縛ったロープをほどこうとします。

その時、「待て、その必要は無い!!」と現れるXライダー。続けて現れるアマゾンライダーの指した方向に、V3とライダーマンがいました。どうやらXライダーとアマゾンが助けてくれたようです。デルザー、見張りくらいつけていなかったのでしょうか。もっとも戦闘員の見張りでは限界がありますが。

7人の仮面ライダーに囲まれ、「デルザー軍団も」「これで終わりかのう」とまた魔人があきらめていると、今度は奇岩山の人面岩からビームが発射されます。「危ない、散れ!」と急に命令口調のストロンガーですが、7人のライダー、むしろ寄ってます。

爆発が収まると、マシーン大元帥の声がします。デルザーは、おやじさんを人質に取ったようです。

人質に取られたおやじさん。その目の前で人面岩が「デルザー、ふっかーつ!!」と言うと、なぜか思いっきり『超人バロム1』の音楽で、奇械人やデルザー魔人が復活します。左からご紹介しましょう。

サメ奇械人。声はオリジナルと同じ市川さんです。

奇械人アリジゴク

カニ奇械人。見たこともない奴です。ていうか、どう見てもカニ獣人です。しかも、アマゾンに食いちぎられた節足がちぎれたままです。武器は、右手にカマキリ奇械人の武器を持っていますが、左手はハチ獣人の腕です。

奇械人メカゴリラ。声はオリジナルと同じ沢りつおさんです。

ブブンガー。なぜか胴体がドクガランになっています。

荒ワシ師団長。デルザー魔人で唯一の復活です。盾は持っているのはオノがありません。自称デルザー軍団きっての強者も、ただの復活怪人になってしまいました。

おやじさんを助けに向かう7人の仮面ライダー。そのライダーたちに「ライダー、気をつけろ!!」と叫ぶおやじさんですが、「うるさい!!」と戦闘員に殴られて気絶します。戦闘員の方がキキーキキーと百倍うるさいですが。

「攻撃開始!」とマシーン大元帥。ライダーたちを爆発が襲いますが、おやじさんのジープを運転して道案内した戦闘員も、見事に巻き添えを食らいます。

攻撃してくる復活怪人たちですが、磁石団長とヨロイ騎士も、その他大勢の中に混じっています。ライダーシリーズ最後の怪人なのに、なんだかちょっと情けないです。

あと、フラフラしながらやってきて、V3にキックをくらってぶっ倒れるサメ奇械人がとてつもなくラブリーです。

ライダーと怪人の激闘が続くなか、ストロンガーがいないことに気がつくマシーン大元帥。すると「俺ならここだ!!」と背後から現れるストロンガー。

「良いところで会った。俺が相手になってやる!」とマシーン大元帥ですが、その前にストロンガーが指を指した方向では、怪人たちが全員爆発します。煙の中で決めポーズをとるライダーたち。こっそり打ち合わせでもしていたのでしょうか。

「こうなったら貴様を道連れに死んでやるわ」と、すでに半分勝負をあきらめている感のあるマシーン大元帥。ストロンガーとマシーン大元帥の対決ですが、マシーン大元帥は、チャージアップもしていないし、電パンチでもないただのパンチをくらって吹っ飛びます。

「聞け、ライダーども。デルザーは、デルザーは滅びぬ!!」と言い残して、マシーン大元帥はものごっつい大爆発です。マシーン大元帥、実はたいしたこと無かったのでは。

おやじさんが気がつくと、7人の男たちが回りを取り囲んでいます。パッと見ちょっとコワい絵です。

勢ぞろいした7人の素顔の仮面ライダー。ひとりひとりの名を呼ぶおやじさん。
「茂」
「猛」
「隼人」
「志郎」
「丈二」
「敬介」
アマゾン

オープニングのテロップでは本名の“山本大介”となっているアマゾンですが、やはりアマゾンはアマゾンです。

おやじさん「おい…デルザー軍団はどうなったんだ」
本郷「一人残らず」
一文字「全滅です」
おやじさん「いや…違うぞ!」
風見「違うっておやじさん」
おやじさん「俺ゃあ、見たんだ」
結城「何をです?」
神「何を見たんです? 」
おやじさん「奇岩山の人面岩が喋ったんだ」
アマゾン「人面岩が?」

7人ライダー、見事なセリフの分担です。

人面岩にデルザーは滅びぬと言ってマシーン大元帥の秘密があると思ったライダーたちは、奇岩山に向かいます。7人全員がヌキでアップになります。

奇岩山に到着する7人の仮面ライダー。すると「遠路をはるばる、ご苦労だったな。仮面ライダーの諸君」と、本当に人面岩が喋ります。そして山が崩れ大爆発が起こると、巨大な姿をした岩石巨人が現れます。デルザー軍団の大首領だそうです。

「七人の仮面ライダーの諸君。それぞれ私の声に、聞き覚えがあるのではないかな?」と言う大首領。

1号「ショッカーの首領!」
大首領「そしてまた」
2号「ゲルショッカーの首領」
大首領「あるときは」
V3「デストロン!」
大首領「そしてまた」
Xライダー「ゴッド!」
アマゾン「ナレーター! ゲドン!」
ストロンガー「ブラックサタンの首領!」

ということですが、Xライダーとアマゾンは、明らかにノリで適当なことを言ってます。もっとも、この二人の敵は共通であった可能性は高いのですが。

大首領に立ち向かう仮面ライダーたち。しかし、アマゾンの噛みつき攻撃も、ストロンガー電キックも、1号2号の猫だまし作戦も、V3キックも、何もかも効きません。

1号「このままでは」
2号「やられてしまう」
V3「負けてたまるか!」
ライダーマン「なんとかしなくては」
ストロンガー「仮面ライダーは全て兄弟だ!!」
Xライダー「みんな、手を握れ!!
アマゾン「エネルギーを、集めるんだ!!」

後輩のライダーが随分エラそうな口をきいています。特にXライダー。

仮面ライダーたちは、エネルギーをひとつに結集して、大首領の体内に飛び込む作戦に出ます。最後に、いつものように手袋を直してエラそうに手をのせるストロンガーですが、今週までは主役なのでまあいいです。

大首領の体内を探るライダーたち。すると、脳みそに目がついているような変な生命体があります。どうやらこれが大首領の本体のようです。四隅には、博物館なんかで“立入禁止”を示すようなポールが置いてあります。

「ワシは地球を捨てて宇宙の果てに帰る。その前に7人のライダー、死ねー!!」

と言い残して、本体は像もろとも爆発です。

大首領を倒し、「終わったのか…長い長い戦いが」とおやじさん。そしてライダーシリーズにおける立花藤兵衛の出番も終わりました。

ありがとう、ぼくらのおやじさん!!

ラスト、なぜか、よりによって『戦え!仮面ライダーV3』テレビサイズ宮内洋ソロバージョンが流れる中、7人の仮面ライダーがマシンで並走します。

ライダーそれぞれがアップになりますが、出てくる映像は、なぜか写真を無理やり撮ったような静止画です。映像を焼き直す時間が無かったのでしょうか。それとも、もともとこういう演出だったのでしょうか。

「さようなら、7人の仮面ライダー、さようなら」と中江さんのナレーションが入りながら、今度は『レッツゴー!!ライダーキック』が流れています。一応『ストロンガー』の最終回ですが、ライダーシリーズ全体を締める、という意味だったのでしょうか。

というわけで、第1期ライダーシリーズはこれにて幕を閉じます。ちなみに、仮面ライダー1号と仮面ライダーアマゾンについては、オリジナルの役者が演じる最後の回となりました。

また、本郷猛と城茂は、この後『特捜最前線』で共演することになります。この番組の初期メンバーには、他にアカレンジャーもいます。『特捜最前線』が『特撮最前線』と呼ばれる所以です。

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